「髑髏城の七人」8/16ソワレ

 帰宅しました!
 メタルさん、骨折による降板のニュースに驚き、どうなっちゃうんだろうと怖々攻めた髑髏城、ものすごいチームワークで、とてもテンポ良く、求心力も有ってスリリングな舞台になってました!みんなすごい!
 冒頭は川原さん、次の無界裏では前田さんが、完璧にカバー。台詞もそれぞれが分担して、りいさちゃんの「あ!ハゲが!」も「あ!筋肉が!」(が!有ったかな?^^)に。
 これはもう感動ものです。すごいやプロだなあ!
 
 天魔七部衆は六部衆になりましたが、まあ、そもそも「第六天魔王」だし、因縁をつけようと思えばこれでもOKですよね。
 
 ともかく、天魔王は絶好調でご機嫌麗しすぎでした。カテコも今まで見たことのない上機嫌ぶり♪一回目からニコニコお手降りしてるし、両手を前でギュッと握って見せたり、はける時も客席に顔を向けて手を振りながらだし!
 カテコでは、捨之介と天魔王にスポットライトがずっと当たってて、下手の捨之介、上手の天魔王をずっとライトが追うんだけれど、いつもはそのまま消えていくのですが、今日は最後に客席を向いて手を挙げてくれましたよ♪
 二回目三回目は、下手から登場する小栗君と目を見合わせて笑顔笑顔。なんだ君たち仲良しだな〜♪
 三回目はける時、機嫌良く首でリズムを取りながらはけてったら、小池姐さんの着物の裾を踏んづけそうになって危うくセーフ!隣りに見てた仁さんが笑いかけて、それにまた笑い返してご機嫌さんです。
 客電がついて、これまではここで終わるのですが、今日の客席は諦めません♪そのまま手拍子が続いて、再度舞台が明るくなります!真っ先に舞台に現れた未來さん、にこやかです。手を挙げて、ハケながら、今度は仁さんの肩をぐゎし!とつかんで、スポットライトの中に引きずり込もうとしてます(笑)。仁さん(スポットライトから?)逃げようとするんだけれど容赦しない天魔王です。
 いやあ。ほんっと楽しそうだった。楽しそうな彼を見て、こっちも上機嫌で劇場を後にしましたよ♪
 
 太一君の太刀さばきに惚れ惚れしたり色々あるのですが、まず、ご飯食べます(笑)。で、お風呂入ります。その後まだ覚醒していたら、今日のあれやこれやメモ書き上げておくことにします。
 お腹空いた〜〜でも幸せだ〜〜。

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 案の定、寝てしまってました。
 簡単にメモ書き、置いておきます。
 

(以下、ネタバレ) 
 





  • 水神坊がいないのは寂しいけれど、川原さんと前田さんがバッチリ台詞をカバー。
  • 二人の村娘を切り捨てようとして右近さんに「女を切るのはやめておけ」と言われるのも、荒武者隊に投降を薦めるのも、「髑髏党はおもしろいぞ〜」というのも、捨之介の名を尋ねるのも、ここまでは全部川原さん。
  • 無界屋裏、絵図面を追ってきた髑髏党で、捕まるのは前田さん、沙霧に「あ!筋肉!」と言われたました(水神坊の時は「あ!ハゲ」だった)。その後、脱出して沙霧を人質に取るのも、「この程度の戒めで俺を捕らえられたと思ったら大間違いだ」というのも前田さん。
  • その時の前田さん、上半身裸!(笑)バッチリ筋肉アピールしてます♪
  • でも、一幕で一番驚いたのは、白蘭の「縁切り笛」の立ち回りで、両端に仕込んだ刃の片端がピョーーーンと高く跳んで客席の15列目くらいに落ちてきたこと!びっくりした!!でも落ちた付近の客席は微動だにせず息を飲んで美しい蘭殺陣を見つめています。芝居はそのまま進行。
  • 幕間に、いのうえさんが足早にその飛んだ付近の客席に行って、刃の先を回収、併せて回りのお客さんに怪我はなかったか尋ねて謝っておられました。ちょうど客席と客席の間に落ちたみたいで、またその周囲はちょうど屈強な男性ばかりが座っておられたようで、その中の一人が拾ってにこやかにいのうえさんに渡しておられました。良かった良かった!
  • しかし、飛ばした太一君、いやあ、全くひるむことなく見事な立ち回りを続けておられました。今まで両方で突いていた仕込み笛、片方にしか刃が無くなってしまっても、くるりと必ず刃側を敵に突き刺している!しかも一切のよどみが無く、スピードを保ったまま!すごいや!!
  • ホントに太一君の殺陣はすごい。殺陣と言うより剣舞ですね。川原さんや前田さんの、戦いの殺陣とは全く違って、踊りのように太刀筋の残像すらも美しい。
  • あれだけ刀を緩急自在に操るとなると、きっとグリップを緩く持っておられるのかな、飛んでってしまうんだろうな(汗)。握りしめてちゃ刀を踊らせることはできないものね。難しいな〜。
  • 二幕。天魔王は相変わらず悪くて美しくて残忍でしたよ!
  • 敦盛、跳躍の高さが増しているような。
  • 「天の間」「あ!毛利も。あ!上杉も」は復活でした。でもその前に、地図を指さしながら「ここが、あ!髑髏城。ここが、あ!小田原城」(笑)。なんにでも「あ」を付けていいと思ってるらしいです。
  • ワクワクするな!の前で、突っ伏して足をバタバタ駄々っ子みたいにして、マントにまみれて(笑)。もう!もう!あのさ!えっとさ!って喚いてました。ほんとに困った天魔王だ(笑)
  • 【追記】「つまらんなあ」の言い方が、寂しそうにうつむき加減にポツリと言うので、独りぼっちの天魔王の寂寥が感じられました。ずっと蘭を待ってたんだよね来て欲しかったんだよね、だのに形勢不利となると殺してしまうんだ…(涙)。
  • らんべえが座敷から奥に連れていかれた直後、エゲレスからの親書を持ったしようげんが「天魔王さまぁ〜」と良い声で駆け込んできたのに、「なんだぁ〜!」と、おんなじ様な良い声でお返事してました。
  • かなこさんに膝枕後、かなこさんの手を持ってゴソゴソしてます。どうやら肩をポンポンあやして欲しい様子(苦笑)。かなさんに肩ポンポンしてもらってご機嫌天魔王ですよ〜(^^) もうこの甘えん坊!
  • 白蘭×赤天が出て来て、ワインを飲む場面、天魔王がちゃんとワイングラスの台部分だけを持って(カップ部分を持たない)優雅に飲むのが堪りません。で、二人揃って台車に乗って退場。この時の、見返り天魔の美しさといったら!!ここはチェックポイントですよ〜ほんと美人!
  • そりゃねえ。こんな美人の二人を小姓にしてたんだもんなあ、信長はずるいよなあ(苦笑)。
  • 最後の場面。捨が、天魔の脳天に剣を突き刺すのに手間取ってました。あれ、ちゃんと兜に差し込み口があって、きっとそこに刺したら血が流れるようになってるんだな。何とか差し込み口に突き刺して、声を盛大に裏返らせて「そんなのありかよ〜〜!!」(笑)。なんか、この最後も慣れてきましたよ(笑)。

 
で、ご機嫌なカテコに続く。です。