「その街のこども」関連ラジオ

 ラジオはリアルタイムで聞くことができました。二つ、こんな感じでした。→J-waveは時間切れなので後ほど。

FM COCOLO(76.5)

 プロデューサーの京田さんが出演されました。

  • 震災でお母さんを亡くされた遺族でもあるプロデューサーの強い思いで、企画が始まった。ドキュメンタリーや再現番組にはしたくない、だからドラマで、と最初から方針は決まっていた。プロジェクトが立ち上がったのは14周年を迎える前のことだった。それは、「15周年記念」という風にもしたくなかったから、だから14周年の時に、ということだった、と。
  • インタビュアーご自身が被災者で、その方の思いなども交えながら話が進みます。
  • 渡辺あやさんが加わることが決まり、彼女が一気に脚本を書き上げたことで動き出した。しかし、最初は違うタイトル(?)だった。「ロマンチックな○○(ちょっと聞き取れなかった)」という風なテーマ。決してラブストーリーではないけれど。でも、若い男女が偶然出会い、夜の三宮から神戸を歩き、最後に東遊園地にたどり着く、という骨子は早い段階から決まっていた。
  • 「そこに森山未來くんが…」と京田さんが言いかけられたところで、インタビュアーさんがご自身の思いを語られて、彼の関与の経緯についての話はそのままになってしまいました。でもこれは先日も井上さんインタビューなどで聞いていたような内容なのでしょうね。インタビュアーさんが作品に感謝の気持ち、と仰ったのがありがたかった。
  • 最後に、これからどのようなメディアで震災を伝えていこうと思っているか、というような質問が有り、それに対しての京田さんの下のようなことばが嬉しかったです。
  • 「森山くんも、義務感や使命感ではなく、このドラマを通して、自分の根っ子の部分に震災があることが実感できたと言っていて、それを感じることができたから、これからも何か機会が有ったらやりますよ、と言ってくれている。だから、また別の形で別の機会に何か作るかもしれません」(←もちろん、このような意味ってことです)。

 この京田さんの言葉には、インタビュアーさんも、また数年経った後での森山さんの表現を見てみたい、という風に返しておられました。
 全く同感です。
 この、まさに「戦友」「同志」とも呼べる人達と、彼が新しい作品を創り上げてくれる日、それを待ちながら私も生きようっと。