こっちに戻ってきてから、ずっと「月」がもたされた、「性」としての象徴について考えてます。
 原作の「月」はとてもわかりやすい。そこでは若き男性としてシンボライズされていたものね…。白井脚本でそれが少女の形を取り、さらに黒い男と重なることで与えられる「性」象徴、それは何なんだろう…。
 思うところはちらっと有るんだけれど、それで物語は成立するんだろうか?ちょっと不確か…。
 次回見たら、どう感じるかな?ちょっと怖い感じもしつつ(苦笑)。でも楽しみ。
 リアリズムが削り取られたこんな舞台は、抽象的であればあるほど、ぐいーんと私好みです♪