晴生の部屋…。
中学校二年生の時に、3日間程、ぐれようと強く志したことがあります(笑)。
たった3日だけど、あの時の私にしちゃあ、えらく長かった。13歳の子供にとっては前代未聞の大きな「闇」、それに対して顔を真っ正面に向けて、いかに惨めに、いかにずたずたに、いかに深く深くぐれてやるか、そのことばかり考えて、ほとんど寝なかった。
結局、私がぐれるにはクラスメイトが優しすぎ、13歳の私をどうしようもなく支配した「闇」すらも、時間をおくともはやそれは「夕暮れ」ですらなく、私はそれ以降、ぐれるチャンスとは全く無縁にただの、いやむしろ優等生な大人になりました、とさ。
森山未來 in School daze 〜晴生酔い5日め〜
今日、また中毒にまかせてDVDを見た時の、劇場版予告編映像。
いろいろ見えて来ます。
台本を自分の部屋でおさらいしてる晴生の部屋です。壁面ぎっしりと雑誌や新聞の切り抜きで埋め尽くされています。SDの公式では何が貼ってあるのかよくわからなかったのだけれど、TVで見て、気づいたのが、晴生のすぐ左にある切り抜き。
「ハルちゃんが ブロードウェイに 出会った」。
これを見て、どうしようもなく、ズドンと落とされました。
よく見ると、他のすべても、たぶん子役スター「はるちゃん」からみの切り抜きばかり……。
これはぐれるよ。いや、精神、病むよ、病む以外ない。ずたずた。なんという部屋……。
晴生……。
あひるガーガー、猫ちゃんにゃーしながら、こんな映画撮ってたなんて…。