灘!

 灘と言えば日本酒、ですよね!
 お誘いいただいて、朝から降る雨なぞものともせず、スキップしながら*1出かけて来ました。ところは、神戸東灘区御影。これもまた泣かせるじゃないですか。
 食事処や売店が完備。そこでお昼ご飯をいただきました。
 いやね、手作りのお豆腐や湯葉お酢で締めたアジかなサバかな、小芋のたいたんや天ぷら、〆にきりっとしたおそばという、酒のあてにぴったりのラインナップに、思わず一人で冷酒を三杯も飲んでしまいました。大きめグラスにもちろんすり切り、受け皿にたっぷり注ぎこぼすという、のんべに嬉しい注ぎっぷり。また、蔵元ならではの、そこでしか飲めない秘蔵酒やらで、大満足でした。
 ちなみに、私が飲んだお酒は、1)発酵槽、2)ひやおろし、3)直採り生酒。2のひやおろしは、ちょいと甘口でしたが、1の香りと、3のきりりとしたお味に感動。迷わずこの2種類を購入したのでした。やっぱり灘のお酒は男前ですね☆*2。特に「発酵槽」は、そのままで特上のお酒として出して行ける選りすぐりの樽から、あえて半分を2年熟成させたという貴重なお酒。2年後どうなるかというのは、一種の賭けなんだとか。一口飲むと、お米のほのかな甘みは残っているのに、男酒といわれる灘の伝統「きりり」とした切れ味が有って、まさに誰かさんさながらの酔わせっぷりでした。
 お店の名は、神戸酒心館。銘柄は「福寿」。1751年創設の蔵なんですねえ。応対してくださった方は杜氏さんのことやらお米のこと、発酵槽用の樽厳選から瓶詰めに至る過程なんかも、いろいろ詳しく教えてくださって、銘柄への関心が高まりました。楽しかった!


 セッティングしてくださったnekozoさん、mnmさん、chicoさん、楽しい時間をありがとうございました。呑んべえで驚かれたんじゃないですか?(汗)一人で、がぶがぶ飲んでごめんなさいね。

*1:気持ち

*2:伏見と比べ…