宝の山

  • FC会報

帰って来て、スーツケースも開けへんうちに、真っ先に手に取りました、「会報」。
ちょい何〜・・・あの表紙(力残ってません)。四条通の老舗のお人形屋さんに飾ってある御所人形みたいな横顔で河原に四つんばいになって、いっしょけんめい水鳥眺めてんの・・・かわいすぎやし・・・。
中開いてもねえ・・・。はあ、いろいろ聞いて想像はしてたんやけどね、もうあきませんわ、想像絶してます。あんなん見せられても困るんですけど〜(涙)。いえ私が困ってるのは私の都合です、はい、そうです、そやけどねえ、もう戸惑いまくりです。なんですか?このぼんは、素ぅやと百倍きれいでかわいいですか?そうなんですか?
Uマネージャーさん、こんな素敵な写真、ほんまにありがとうありがとう。未來さんのことかわいいなあと思てはって大事にしたはるんですねェ、ほんで未來さんもほんまに信頼してなついてはるんですねェ。よかったなぁ。ほんまええなぁ。
あ、カエル足やってみました(笑)。後一歩で足首組めません。簡単そうに見えんのにねえ。やっぱ無理でした。無念!

  • 翔一(TEAM スペシャル)&祐樹(最後の弁護人)

これもねえ、もう禁断症状でした。ほんで、スーツケース開けてから見ました(一応少しづつ作業は進めてるというのをアピール:笑)。
久しぶりに見てねえ、いやはや圧倒されてます。
祐樹の、全く手加減ない今井君との怒鳴り合い、大(サイコドクター)がバイト先でお金盗んだと疑われてキレて、テーブルに上げてある椅子を立ち去り際にガンガン思いっきりなぎ倒す迫力を思い出します。劇も何もこっちも一気に引き締まって緊張感が高まります、否応無しに後続のシーンに引きずり込まれます。すごいもんです。そういうと泉谷さんが「加減知らず」て言うてはりましたけど、そういう含意も有るのかなあ。


翔一は、見直してつくづく思ったけど、井本に次ぐセクシーさかもしれません。病室での思い詰めながらもどこか斜に構えた態度とか、救いの無いため息とか・・・。取調室での長い独白シーン。ツヨポンの告白もかなり胸に迫りましたけど、いや全く引けを取らないどころかそれを上回る切なさです。まあ、そうじゃないと、このドラマの流れでは、ツヨポンの苦しみも西村さんの苦悩も行き場がなくなっちゃいますよねえ。
ともかくものすごい語り部でした。
都市伝説の伝播者となった少年がバーチャルな空間で持ってしまった上滑りな期待感、その上に自分のリアル日常の疎外感や絶望からの逃げ道をついつい重ねてしまう。少年のそんな歪んだ「希望」が、翔一の表情や台詞に圧倒的な説得力をもって浮かび上がります。ヒタッヒタッと冷たい波みたくこちらの胸中に嵩を増していくその「怖さ」は、視線が泳がない、覚悟決まった、説得力あるミライさんの芝居に十二分に溢れ出て、心臓を直撃します。
そんで、廊下で父親を見る、目、ですよ・・・。とんでもなく語る「目」。取調室ですべて吐き出した後の色白の顔に深く沈んだ双眸は、父を捨てたようでもあり、自分を捨てたようでもあり・・・。でも、全てを見て取る眼光が宿っていて、しかもそれが「いびつ」だけど確かに存在した希望と繋がっているだけに、最後のチャンスがあれば見逃さなかっただろう、というほぞを噛む思いを見ているこちらに残します。翔一を真正面に見られない父親から、最後の最後に背けるその視線の動きが、それに拍車をかけます。
えらくまじめに語ってしまいましが、ごめんなさい(汗)。ともっかく感動したんです。このせいかな、私のちょい変な状態って・・・?
そやけどこれねえ、TVドラマ初演やんねえ。16歳て・・・、はあ。