地雷原を綿畑に@Lucy

 行ってきました。間に合って良かった。
 http://naturesavescambodia.org/main_ja.html
 とても貴重なDVDも見せていただきました。すごく誠実で思いの籠もったメッセージでした。
 印象に残ったのは、何度も慎重に「使命感」というタームを打ち消す二人の姿です。あくまでも、今の自分の生活、その地続きにこの呼びかけがあるということ。それが二人の佇まいそのものから浮かび上がっていました。
 麻木さんが、カンボジアに行ってまず受けた圧倒的な衝撃、それは生そのものの価値を浮き彫りにするような美しく鮮やかで宝物のような輝きに満ちていて、その前に圧倒的な感動を受けた、ということを語られていましたが、それが象徴するように、二人のスタンスは、その輝く生に匹敵する自らの生を生きる証の一つとして、その中で自分の生をふくらませる形で彼らと繋がろうとしている、その思いがひしひしと伝わります。私にはそのように感じられました。だから、慈善やボランティア、そういう言葉がステロタイプに伝える何かではなく、人が自らの生活を大事にするように、出会って手を繋いだ人の生命を大事にしたい、その普遍的な思いが随所に溢れている、そんな気がして、ただただ二人の声に耳を澄ませてきました。
 インタビュアーとして、そして最初の聞き手として、素朴に純粋に時に容赦なく、麻木さんに質問をしていく未來さん。それに対してにこやかに真摯に、言葉を選んでありのままを答える麻木さん。
 二人の春秋にとむ姿は、それだけで私のようなおばちゃんには感動的でした。未來さんの可愛らしい質問に時々にっこりさせてもらいながら、この人達が心血を注ぐことなら、何だって協力したい!そんな風にふと思ってしまって、慌てて打ち消したりしています(笑)。だって、まず自分の生き方の軸が必要で。それはDVDから感じられるメッセージでもあるものね。だいじょうぶ。その上で、この道の上にあるものを応援します。よかった。このことに触れることができて。
 
 ルーシーさん、長居してそして色々お話もしていただいて、本当にありがとうございました。ただただ感謝です。
 LUCY美術館での写真展は、今月末までです。
 こちらが入口です。→http://www.lucymama.com/
 手ぬぐいは、森山未來FCが一番早いと思う、と言っておられましたが、できればLucyさんでも買いたいなあ……。また近いうちに行って見ようと思います。今日は本当にありがとうございました。