再放送!5/5

 始まった!
 居酒屋、向かいの座席で飲んでる気持ちでスタンバイです!
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 やっぱりとても良かったです……。季節も違うし空も明るいし、全然違うのにやっぱり同じ場面で胸がいっぱいになり、同じように心が解き放たれます。いや、それは同じなんだけれど、何だか明るい空の下、もう一組の、同じような「その街のこども」に新しく会ったような気持ちになります。「その街のこども」が様々な街に歩き出している…。時間が経っているからこその、作品の普遍性が際立って、別の共感を確かに感じられる。そんな気がしました。
 やっぱりすごい……、このドラマ。
 関わった人達すべて、当たり前だけれど、本当にすばらしいプロの仕事。何度も言っているけれど、まず最初に出て来るのは感謝の気持ちです。
 
 番組の最後に、公式サイトに寄せられたコメントの紹介が有りました。いまもなお成長を続ける「その街のこども」。本当にその通りです。神戸の人達の様々な思いと意思に、心から敬意を表します。
 http://www.nhk.or.jp/hisaito/sonomachi/index.html
 http://www.nhk.or.jp/hisaito/
 
 音楽も今日は本当に潺々と耳に響いた。本放送の時は2人の会話に釘付けで、録画再生時に今度はひたすら音だけに耳をすませ、という風に、何だか別々に耳をすませてしまってたんだよな…。でも今日は、神戸の町の空気も2人の会話も、そして音楽も、そのすべてが溶け合って一体となって伝わって来たことにも驚いた。これは、作品と自分との間に、一定の距離感(というより自分の居場所かな?)を作れるようになったってことなのかな。先週、「その街」をひたすら歩いて歩いたことも、自分の中にこのドラマをストンと落とすことに、大きく預かっているかも知れない。
 (その時の記録→2010-04-29 - 狼藉の日々2010-04-30 - 狼藉の日々

 大友良英さんのブログに、サントラ制作中との記事が出ていました。
 本当に良い音楽、鎮魂と希望と感謝と思いやりに満ちている。阿部芙蓉美さんの声も胸を打つ。
 できることならサントラに、東京での「その街のこども」ライブの音源も含めて欲しいなあ……。叡智の結晶のような音楽、一日も早くその全体像を耳にしたいです!
 サントラCD製作中 - 大友良英のJAMJAM日記