『劇団☆新感線30年 サムライたちの軌跡1980-2010』 

劇団☆新感線30年 サムライたちの軌跡 1980-2010 (AERA Mook)
 これはすごい。
 中身が濃すぎて、すぐ読めないのが悔しくなるくらいの充実振り。どのページにもいろんなものがメラメラ揺れてる。
 捨之介が華麗に立ち回り、アカドクロのテーマ曲と共に、遠い遠い舞台から役者が駆けだしてくる。じゅんさんが狛犬から飛び出して、ポーズを決めるサダヲさんの笑顔に「レッツゴーだじょー」がかぶる。バッテン不知火がシャウトする。炎の報告できれいなジュニア様が猛烈なテンションでヘドバンし、きよしがいやみに「それはどーしてもひつよーですか?!」と叫ぶ。
 ああもうほんとに、読み応えが有りすぎて有りすぎて有りすぎて、すぐに読めない、感想が書けない。ジリジリする!
 でも未來氏インタビューは取りあえず最初に開いた(笑)。古田さんに惚れてるんだな〜!なついてるんだろうな〜きっとまとわりついてたんだろうな〜(笑)。で、有起哉さんは「飲み兄弟」なんだ!そんな用語、初めて聞いたわ(笑)。彼の身体の中にちゃんと「アク」を残していってくれた新感線。やっぱりホントに有り難い。大好きだ☆新感線。
 p.107ページからの「新感線キャラ図鑑」に、ちゃんと「元きよし」がいるのが嬉しい!
 折込の「新感線クロニカル」の、メタルマクベス五右衛門ロック、ともに未來さんシーンの写真が使われてるのも嬉しいです。