京都新聞10/2夕刊

 改めまして。
 確認しました。
 はい。1面の下に、Brava!のいつもの写真、ポスターの前でかしこまる未來さんの写真で、見出しが出ています。
 本記事は、7面に。かなり大きな記事です。全面とは言えないものの、中央にどんとアップ、ほぼ半分以上はネジの特集って感じです。
 見出しは「踊りを封じ舞台へ臨む」。
 小見出しに「ただの悪役でない存在の仕方を」。
 いきなり、「決してアイドル的な美形ではない」と始まる記事に思わず吹き出すのですが、まあ、そう言われてもしかたない眠そうな写真(苦笑)。でも、決意がメラメラと燃えるような、良い表情です。
 ちなみに私の友人は「良い顔してる!」ととても褒めてました。絵を描く作家ならではの彼女の観察眼は、常々私も全幅の信頼を置いてるんです!*1うん、うれしい。
 インタビュー記事自体は、今まで読んだことのある内容です。「ぐれるという役割」であったり、「ピュアな役であればその裏を、悪とされる役の裏側には何が有るか(要約)」を考えることだったり…。
 「言葉の中にある音楽やリズムをどこまで表現できるか挑戦したい」とのことばでくくられるインタビューは、すでに走りだした舞台のことを考えると、余計に感慨深くもあります。たしかに、音楽やリズムだけじゃなく、情念も彼のことばの中には見事に宿ってたと思うもの。
 「情が心の中に動いて声となり、声が美しいあやを成し、それが音になる」*2
 彼のことばが作る「音」は、まざまざと情から溢れ出し、みごとに美しい模様を織りなしていると、ホントひしひしと思いますですよ。

*1:以前、彼の硬質な表情を表して、「硬い鉛筆で、まっすぐ縦に線を引くみたいだ」と言った彼女です。なんでもそれって、とても難しいらしいんです…

*2:中国の某古典の文句ですが…。