6/14大千秋楽@シアターBrava!

 中断してたメモ書き、no.13の途中から最後(no.30)まで何とかアップ完了しました。良かったらご覧くださいませ。
 

 
 長い一日が終わりました。
 一杯笑って一杯泣いて、梅雨とは思えない爽やかな緑風に吹かれ、汗かいたり涼しかったり、お腹ペコペコになったりお腹いっぱいになったり…ほんとに忙しい感動的な一日でした。


 大千秋楽は、この舞台の楽しさが全開で炸裂しちゃいました! いや、一番楽しんでるのは板の上の人達だろう!というくらいの楽しさと自在さと愛でした!
 松田くん、サイコ−!もちろん、クアトロもトンデモないです。松田くんは、3℃以上出てたと思います!たぶん10℃(チルドルーム)は超えていたかと。未來氏は、120℃ではおさまらないだろうなあ〜。
 
 今日からもう日記を畳む必要は無いんですね…。とうとう来たのね〜、この日が…(寂)。



 では、五月雨式にですが、まず思いついた日替わりコースから
 あ、写真は、マスタードを効かせたハンバーグです。ハンバーグフェア!


  1. オープニングの松田くん。「なってやる」を2回繰り返しちゃって間が崩れ、「わからずや〜!」が無理矢理入りました!松田くん、笑っちゃって大変!この場面でR2C2が素で笑うのは初めて見たわ(♪)これ以降、松田くんのフリーダムさがとてつもないことに!(笑)
  2. 店長自慢。お父さんがこれまで出会った演出家の「一言」三選!へ〜♪と、ちょっと興味深げなクアトロ様。
    • 岩松了さんの「田舎に帰れば」。お父さん19歳の時。上京1年目で喰らったダメ出し。
    • 第2位は、松尾スズキさんの一言。「死んじゃえば」。24歳の時、監督の言葉は絶対だから本当に死のうかと思ったけれど、まだ24歳、もう少し生きたいと思って頑張った。
    • 1位は、宮藤官九郎さんの一言。「滑ったら殺すよ」。殺人予告です。こんな殺人者が2人もいる大人計画、やめようかどうしようか随分悩んだけれど、いままで続けているお父さん、凄いと思うよ…(のようなことを言った)。
    • 案外短く終わった、もっと長くかかると思った、とニコニコ顔のクアトロ様。
  3. 何度見ても、ロックスターだった頃〜!でジャーーーんん!テンション上げ上げで目を見開く、髪を後ろに振り上げるクアトロ様がかっこよすぎてたじたじとなります(汗)。
  4. アメージングドンキー。1回目のビックリはいつもどおり。2回目のビックリの前、店長と2人でお子ちゃなシャドーボクシング?というか単につつき合ってじゃれてる?をやってから「びっくり〜!」でした。
  5. 唐木田かずよしさん!唐木田かずしげさん! どっちかでした(笑)
  6. ミックジャガー
    • ヤミナ!あーたいを釣るのはヤミナ!(口中に手を突っ込んで)針くわえても痛点無いから痛くない!(笑)
    • 目をぱちくりさせているクアトロに、よく聞くんだ!と励ますダディ。
    • クアトロ本番!「ヤミナ!あーたいを釣るのはヤミナ!(口中に手を突っ込んで)くっくわえて…(モゴモゴモゴ…)」「ちがーう!!(怒)」
    • それにしても、「練り餌」の次は「痛点」ですか〜。すごいなダディ!語彙が豊富すぎる♪
  7. フレーディマーキュリー。手でぱたぱた上半身をはたいて最後ピアノを持ち上げようとする。忠実に真似るクアトロ。「有り得ないから〜〜!!」。
  8. ラジオを上手袖に放り込むのがナイスストライクでした。
  9. 「標準語で話しなさい!」。昨日の駄々っ子ボイスではなく、NHKアナウンサーばりの爽やかボイスにまた戻りましたよ!でもちょと悪が入ってたかな(笑)。微妙な違いを入れてきますね〜!
  10. 唐木田事務次官登場に慌てて、音響装置の後ろに顔を隠してました!
  11. ミート&ジョーイ。
    • 猿時さんもすごいすごい! 最初の7upで、人形にぶつかってヘルメットが飛び、そのヘルメットを人形と一緒に袖に投げ捨てちゃいました!ヘルメット無しで上手のジョーイのもとに駆け寄るミート。ジョ「どうしたんだ?」ミ「ヘルメットが飛んできたんですジョーイ」。戦争のことなど忘れてしもたというミート、ヘルメット無しでもサダヲさんは容赦なく張り手をくらわさはりました!さっすが〜(笑)。サダヲさんって、本当に舞台脳が天才的に発達した方ですね!
    • はちみつと、プーさんの煮付け(笑)。
  12. あじやんの下宿。
    • 松田くん、ほんまとぼけてますね〜!今日はパルコムさんの顔までフライパンを当てちゃってました(笑)。
    • ティッシュを取ってくれと言われ、バーベルの隣にあった置物の将棋の駒〜王将〜を投げようとしました!「な、なんだ!」一瞬ひるむダディ!すかさず松田くんは壁の隅に投げつけて、ダディ直撃は免れました!まつだくん、すごいな!舞台を自由に遊んでるよ〜!その後、肩振るわせて本人笑っちゃってるのを、ダディが「何笑ってるんだ!」と突っ込んでました。愛されてるな〜松田くん♪
    • フリまね。終わった後のハンバーグフェアでネタを聞いたのですが、そもそも知らないので記憶化されませんでした(苦笑)。この部分は桐ちゃんレポで!
    • でも、親ッすの前、クアトロの写真が写るまでに変な間がありました。サダヲさんが「すまない、すまない」の連呼だけで、「サイボーグだもんな」を言わなかったせいかということに、またもやハンバーグフェアで結論。
    • 足払いで投げる。臭い!で投げる時、両足を払ったらしく、サダヲさん、「両足払われると受け身ができないんじゃがのう」と言ってました。ほんと松田くん、自由だな〜!
  13. ジョン殺害
    • 店長のボールペンを抜き取った後、クアトロに気づかないジョンを前にして呆れた風情で、でも楽しそうに、皆川さんの人差し指とか中指を、一生懸命自分の指でつっついていました(笑)。ホモなのか〜?(笑)
    • 後ろ!後ろ!って言われたジョン、ゆっくり振り向き「やっべ!」なのですが、その振り向く動きに合わせて、クアトロがジョンの上腕に這わせた右手をゆっくりと肩近くまで滑らせていきます。その手の動きにいつも感心します!シーンの、コミカルさと不気味さの振り幅を大きくしてると思うな〜!
  14. 前後しますが、いま思い出したので(笑)。アイドル声に変換中のクアトロ様、P子に「うるさーい♪」と怒鳴る発声が、オペラ歌手のようで好きです。妙におかしい♪その前に、「不公平だと思わないか!」で床に倒れてP子に手をさしのべ、その後左足を旋回させて優雅に立ち上がるのも好き!
  15. 妙ちくりんなダンス。絶対うまくなってますよね!肩と手でウェーブを作ってカクカクしてるけど、なんだかかっこいいよ♪ この振付は大阪以降のものだけれど、誰が振り付けてるのかな〜。クアトロ様が新たにプログラミングしなおしたのかな?(笑)
  16. そういうと、R2C2とパルコムとの対面シーン。へい一休!で、またコードに絡まりジタバタする松田くん、思いっ切りジタバタして無理矢理コードをはずして間髪入れず永ちゃんするのがサイコーにおかしかったです!良い間だな〜♪ 松田くん、絶好調だわ!
  17. 警視庁婦人警官シーン。「おいお前なんとかしろ!サイボーグだろ!」のところ、何故か舞台下手で前屈してる松田くん!(笑)サダヲさんがすかさず「おい!そこの前屈してる男!なんとかしろ!」ってちゃんと拾ってましたよ。サダヲさんすごいし、それに身を預けてる松田くんもGJ!
  18. バンドミーティング。もう色々飛んでもなかったです!猿時さん、伝票でバシバシ机叩きまくり、椅子に頭から墜落しかけ、サダヲさんが足をテーブルに乗っける前に全速力で飛び出してスライディング!「まだ何もやってないから!」とクドカンさんが呆れたように突っ込んでました。最後に出て来たときには、サダヲさんのお尻に何か攻撃して逃げていってました。「よくあれでクビにならないなあ」「この店、あの人1人でやってるからね」(苦笑)。
  19. ベースね〜。
    • 前楽あたりから、ベースをチューニングしながら出て来るR2C2が可愛くってたまんないんですが!すましてかっこつけて(笑)。千秋楽では、(ベース弾けんの?)「いいや」の言い方が生意気で笑っちゃった!「でも練習してやってもいい」もすんごい上から目線(笑)。おかしいよ〜〜松田くんのくせに!(笑)。
    • っていうか、この人、ほんとは松田龍平なんだよね、あのクールで格好良くって色っぽい(笑)。←なぜ笑う。
    • その後、スキップして、「バンドって、いいな!」って言うのがもう可愛くて可愛くて。何この天使〜〜!って思っちゃった。
    • いやあ、千秋楽の松田くんはホント光ってた!まだまだ有るんですよ〜〜(笑)。
  20. ハンバーグかき。「おい、あじやん、何か良い歌をうたってくれ!」「え?良い歌ですか?」「そうだ、良い歌だ、たのむ」。なんと漠然としたリクエスト!あじやん、「おまえとおったらおもろいわ〜おまえとおったらおもろいわ〜」をまたやりました(笑)。松田くん、笑いが止まらず、ブルブル震えてます(笑)。あじやん、松田くんの前に回り込んで「あ!笑ってる!」ってうれしそう(笑)。松田くん、ほんと愛されてるな〜〜。
  21. あ,音痴。「琵琶湖お〜ん〜せ〜〜えん〜〜」…沈黙。「これは最初からプログラミングされてないみたいだね」とあじやん。私としては,これを知ってるサダヲさんにびっくりしたですよ(笑)。最近はやってないよね,このCM?(苦笑)
  22. いきなり今思い出しました。千秋楽、私はD列にいたのですが、はいりさんの「ドゥー・ユー・デブ・ミー」、最初のそこのデブ!でクアトロ様に冷たく指さされてしまいました(幸福な錯覚)。わなわな。
  23. でも、それ以降は、松田くんとけっこう目があった錯覚(笑)。都合の良い錯覚だなあ。
  24. パルコムおじい。「なんなんだもう」だっけな、口癖のように連呼してました。ふにゃふにゃしながら。うまく憶えられませんでしたよ(苦笑)。クアトロには、「引っ越してきた!隣りに引っ越してきた!壁紙はピンクにした…なんなんだもう」と言ってたかな。
  25. 皆が唐木田事務次官を急き立てるようにはける場面、唐木田さんが、ずっと心配そうにクアトロを見つめているのが胸を打ちます。ずっと保護者だったんだよね、唐木田事務次官。クアトロのことが好きな唯一の人間。だって登場シーンでも、「私はあなたの歌が好きなんです!」って、クアトロに向かって言ってるもの。彼はクアトロの才能をちゃんと評価してた。そういう人がいることに気づかなかったこともクアトロの悲劇の一端なのか…。
  26. 2人残された田村父子
    • 「なんだ、クアトロ」。サダヲさんの言葉が静かで情感籠もってどきりとしました。この場面、父子2人、一歩も引かず見るたびにすごいな!と感動。直前までお腹抱えて笑ってたのに、この落差。場内がシーンと静まりかえる空気もすごい。舞台の空間ってすごいなあ。
    • 9拍の後は、握り拳は作らず、顔近くまで振り挙げた右手を震痙攣するように震わせてました…。ピアノ弾きながら歌いながら尚かつこの繊細な身体表現…毎度ながら唸るしかないです…。
    • じっと聞いているダディ。ゆっくりとピアノから離れ、前によろよろ出て来るクアトロ。「良い、歌だ」「ありがとう」は戸惑ったように小さな声で(涙)。「またパクるけど、いいよね」「もちろんさ」…(涙)。その後に小さな笑顔を見せ…(涙)、徐々にその笑顔やゆがんでいくのですが(涙)、その時に、右の頬に2本大きな皺ができて(涙)、もうそこからこっちが「どうした、泣いてるのか…」ですよ(号泣)。
    • 子供の笑顔に戻って、ダディと連弾するクアトロ。今日は最初からずっとダディの横顔を見てニコニコでした。身体を揺らせてほんとに楽しそうに! そして絶命…。ゆらりと身体を揺らせて、バタンと突っ伏す…。目を開いたままの横顔が白くて美しいです(涙)。仮面を丁寧にはずすダディ。「こっちの方が良い!」って強く明るく言う、その声にまた涙が出ました。
  27. ヨーコがリモコンのスイッチを押し、R2C2に過去の記憶が少しづつ蘇る。
    • ほんとにここ数日のヨーコの言葉が優しい母の声で、もうダメです、泣けてしょうがない。「ハンバーグになるって啖呵切って飛び出した。どうだい、なれたかい?」優しいんだ、愛があるんだ(涙)。
    • その後の松田くん、「でも、バンドを組んだ!」で良い笑顔をする(涙)。「そうか、良かったな」「まあな!」…号泣。
    • 何か飲むかい? で、ポケットを探った松田くん、なんとなんと!ハンカチを取り出しました!ハンカチしか入ってなかったのか〜?ハンカチを一生懸命、入れようとするR2C2、「いまハンカチしかない…」「ハンカチか〜使えないね!」 ドキッとしましたが凄く良かった!
  28. 戦場で流れる平和の歌。クアトロの歌声が平和の歌として流れていく。いや、R2C2そのものにクアトロが宿ってるのかも。ぼくはあなたのサイボーグじゃないと歌った少年クアトロ。でも、サイボーグにも心がある。その心を見つける行程が、この舞台だったのかもしれない。
  29. カテコ。おじいパルコムが出て来たとたんに嬉しそうに笑い出す未來さん。サダヲさんは、ずっとおじいパルコムに向かって拍手し続けておられます♪ おじいが照れててかわいらしいです。
  30. 千秋楽はその後にもう一度カーテンコールが有りました!みなさん、丁寧にお辞儀してくださいました。場内はスタオベです。それで終わるのかな、と思ったら拍手は鳴り止まず、何度も場内アナウンスが繰り返され、大阪初日の悪夢が蘇りそうになりました…あれは居たたまれなかった〜(苦笑)。千秋楽にあの空気が繰り返されたらどうしよう!もう拍手止めて帰ろうよ…と思ったところで再度舞台上が明るくなり、クドカンさんが1人で出て来てくださいました。は〜〜ありがとう助かりました(汗)。「役者はみんな着替えてますので僕だけ出て来ました。皆さん、せっかく立っておられるのでもう一度座るのは大変でしょう。このままどうぞ出口からお帰りください。ありがとうございました」とか、そんな感じのご挨拶でした。クドカンさんも、一度脱いだ衣装に再度ジャケットを羽織っただけのようでした。お疲れの所、どうもありがとうございました!おかげで気持ちよく劇場を出ることができました!

 ほんとに終わっちゃいました。寂しいけれど何だか清々しい気分でもあります。
 楽しく素晴らしい舞台をありがとうございました! 
 お疲れ様でした! 大サンキューだ!!