銀次郎さん千穐楽。

 夕方の5時45分まで会議、Officeに駆け戻って『RENT』公式ページに滑り込みました。
 銀次郎さん、見事な千穐楽をいっぱい語ってくださっていました。
 公式ページは、ほんとに6時きっかりくらいに店じまい。でもまだ暫く銀次郎さんのブログは読める!生きてるよ!
 大慌てでコメントを書き込んだのですが、認証に時間がかかるとのこと…(苦笑)。その後7時くらいまでOfficeにいましたが、その段階ではまだブログはちゃんと読めてましたよ。
 8時半くらいに家に戻ってきて再度アクセスしたら、もうブログは閉鎖でした(涙)。銀次郎さんの短いご挨拶とお礼のことばだけが画面に…。
 結局私のコメントは滑り込みできなかったみたいだけれど、でもいいんだ、銀次郎さんが読んでくれたならそれでいい(笑)。
 
 銀次郎さんのブログ、何と言ったらいいのやら、お仕事やら何やらを超えた愛に満ちていて、本当に暖かいブログでした。
 けして自分を表に出すのではなく、時に「これはお仕事なんですよ〜」みたいな香りを振りまいてみたりしつつ、それでも一杯お愛を注いでおられる…その気配がしっかりと伝わって来ていました。 内輪や通っぽい言動は一切無く…、その絶妙の距離感と立ち位置が、私たち一観客との橋渡しとして、最高の「場」を作ってくださっていたと思います。
 心から信頼できる誠意ある担当者さんに出会えた感じ…とでもいいましょうか。我々観客一人一人が、上顧客の気分にさせてもらえた…そんな感じなんです…。
 
 誰よりも『RENT』をご存じなはずだけれど、観客一人一人の感想や希望を否定する側に回らない。私たちが自由に『RENT』を楽しむ為に、最大限の努力を払ってサポートし続けてくださった。イベントの有った日のブログ更新のスピードといったら、もう思い出しても涙がでるくらい。ソワレ終わった後、真夜中でもたっぷりの写真とともに、その日の熱い空気を最大限に伝えてくださった。
 私なんか関西にいるもんだから、普段の冬の景色は東京とは、ましてや日比谷の華やかさとは全く違う…。そんな地味な冬景色の中で、クリスマスのイルミネーションがきらめく渋谷で、あの若いマークがロジャーがミミが、ジョアンヌがコリンズがベニーがエンジェルが、跳びはね駆け回り精一杯歌って踊っていることを想像できました。本当に「今日」がRENTに繋がっている、私の「今日」も、マークやミミやロジャーが歌う「今日」と同じ日だったと、つくづくと実感できました。
 でも、熱く「ありがとうございます!」って語ったら、「いえ、仕事ですから…」って答えが返ってきそうなんですよね(苦笑)。そんな銀次郎さんの控えめで優しい唯一無二のブログ…。


 へんだなあ。なんか。
 舞台の一ブログなんですね…。でも、他のものと全然違う。勝手に一緒にかけてきた感がすごく強いんだもん。

 キャストの皆さんはそれぞれ次のステージに進んでおられる。
 最後に残った同志、銀次郎さん。
 その銀次郎さんも、すでに次のお仕事に入っておられてそして今日、そうなんだ、千穐楽を迎えられました…。


 ありがとうございました。
 お疲れ様でした。

 
 ほかに言葉出てこないや(涙)。

 いつかいつか再会できる日が来ると信じてます…。
 えい!書いちゃえ! ……いつか、再演の幕が開く日が来ることを信じ、祈り続けています。


 Viva! La vie Boheme!