1/10マチネ・KくんMizちゃん楽日!

K / Jennifer Perri / 辛源 / Mizrock

 続きです。KくんとMizちゃん中心にカテコまでをまず書いておきます。この感動がさめない内に(涙)。
 お芝居も現実も、NYも大阪も、今日も20世紀末も、もう何もかもが舞台の上にあった今日。忘れたくない…。
 (以下、ネタバレ少しあります。)

 

 きょうはもう、二幕のTake Me or Leave Meからボロボロ泣いてしまいました(泣)。このカワイイMizを見るのはもう今日で最後なんだと思うと、彼女がロックして歌って決めぜりふをはくたびに涙がポロポロ零れました。小っちゃい身体で、ほんっとによく歌いきって演じきってくれた〜根性有るよね!Mizちゃん!!大好きだ〜。
 ジョアンヌと再度抱き合ってキス。Shihoさんが愛しそうに二度Mizちゃんにキス。リップノイズがとても優しくて、それだけで泣きました。

 Kくん、いつもうつむき加減で芝居をするから、今日もそうなのかと思ってたら……違いました。涙を隠してたのね(涙)。
 上に書いた、ベニーの前で感情を高ぶらせるシーンで、歌声が涙でひっくり返って飛んでしまい、舞台の上にいた未來マークが思わず振り向いてKくんを見つめるという姿が…。その直後だもんね「誰と話そうと…」って歌うシーン。Mizちゃんも泣きながら「ミミの自由でしょ!」って叫んでました(涙)。何もかもが、お芝居なのか本当の今日のできごとなのかわからないような迫力でした。
 
 今日のGoodbye Loveはすごかった(涙)。ミミが走り去った後、「なぜ行かせたんだ」から始まるマークとロジャー。Kくんの思いはもうとどめようがない(涙)。ぐっと肩に力を入れて目を伏せ、必死に堪えながら泣きながら叫びながら歌い続けていました。マークを突き飛ばしたその力たるや…。あの未來マークが、3メートルほど吹っ飛んでました。その姿を見て、また涙をこらえるKくん(涙)。
 もうだめです。こっちももう(号泣)。

 すごかった。


 Finale Bで、Kくんがマークを振り返って震える声で歌った「ここが終わりじゃない〜」は、本当に台詞そのままの重さと厚みでズシンと響きました…。そう今日は終わりじゃない。終わりじゃない(涙)。


 カテコ。

 最初のカテコからスタオベです。迷いの欠片もないです。早く立ちたくてうずうずした。暗転の時間が長すぎるんだもん(涙)。
 いっぱいの拍手と歓声で、劇場中がすごい熱気でした。
 
 カテコソロはリキトさん。ソロの途中で「大阪〜ありがと〜みんな、ありがと〜!」と歌い、最後の「と〜」をどんどん高音で歌い続けてくれました。いえ、ありがとうを言うのはこっちです(涙)。

 バンドさんの演奏があって、それから再度全員で登場。未來さんがMizちゃんとKくんの肩を抱いて出て来ます。話し始めました。
 「ずっとやってきたRENT。今日で70回公演目を迎えました」(そうなんや…そんなにたくさんやってきたんや…)
 「そしてその70回公演目の今日、KとMizrockが、千秋楽を迎えます!」
 ただただ拍手。ああこんな時に叫べる自分になりたい!今日、つくづくそう思いました。駄目だな、私(涙)。

 MizちゃんとKくんが顔を見合わせて、どっちから?みたいな一呼吸が有って、Mizちゃんから話し始めました。
 「ほんとうにこのRENTから大きな感動と……わーーん!!」みたいに、普通に話し始めたのにその途中から一気に号泣です(涙)。で、泣きながら一歩後ろに下がって、「もうモーリーンじゃないから泣いてもいいでしょ」と言うなり、後ろにいた未來さんに飛びついてわんわん泣いちゃいました(涙)。ああもう、思い出しても涙がボロボロ出る(涙)。
 かっこいいモーリーンを演じ続けて、涙も流さないで頑張ってきたんだろうな〜。こんなに若くてかわいくって、ちっちゃい身体で一歩も引かない本気の勝負をいつもいつも挑んでくれてました。大好きだよ、Mizrock!ブラボー!!
 
 続いてKくんです。
 静かに「ほんと、泣くなんて思わなかったんですけれど…」と話し始め、未來さんに「締めていい?」と聞いてます。「どうぞどうぞ」のゼスチャーを受け、
 「RENTの舞台、ここまでずっとやってこれたのは、共演者のキャストのみなさん、スタッフの皆さん、支えてくれたいろんなスタッフの皆さん、そして、70回の公演を応援してきてくれたファンの方々のおかげです」。そして、未來さんに近づいて肩を叩いた?んだっけな…。で、そのまま未來さんに向かって話を続けます。
 「それでさ。この舞台で使った小道具とか、記念に持って帰っていいのかな。例えばギターもらって帰っていい?あ、まだRyoheiが使うか…」とかグダグダ言ってます。上手側に並んだ年長組から、「そんなことは後で言え!」なんて突っ込みも(苦笑)。で、未來さんが「ま、今晩もまだやりますんで!」と言って、湿っぽくなりすぎずに明るくお開きに(笑)。
 未來座長は、終始ホントにしっかり冷静だった。見事だった。

 Mizちゃん、ほんとにかわいかった。一生懸命だった。ひたむきで、まさにRENTを駆け抜けて生き抜いたっていうのが伝わりました。No day but Today の毎日をどんどん積み重ねてきたんだね。ブラボー!

 Kくんは見た回数は多くないけれど、最初見た上品な感じが、どんどん凄みと迫力と汚れを加えて、今日なんかは、ロジャーそのものに見えました(涙)。すごかった。


 あー。もうこれでこの二人をRENTの舞台で見ることができないと思うと、言葉を失う思いです。
 すばらしいカンパニーです。


 でも、まだあと少しRentは続く…。今頃は、Ryoheiロジャーと望月モーリーンが、大阪初日を終えようとしてるはず。楽日と初日が交錯する今日。あまりに大きなToday、1月10日でした…。

 
 後からまた少し追記する、かも…。ああでも今日は朝から晩まで感謝の一日です。
 ありがとう。今日私を無事に観劇に導いてくれたありとあらゆるすべてに。