GK08@ニューススクランブル

伝える想いというのは捨てられない

 パフォーマンス直後のホール脇、タップシューズを履いたまま、どっかと地面に座り込んだ彼の口から、最初に流れた言葉です。どうしても捨てられないその想い、捨てられないと自覚したその思いが、今回のイベント参加を決意させたんですね。

 番組は、ガガガSPに密着する形で、GK08の舞台裏を紹介していくものでした。
 実行委員長の松原さんとともに、ボランティア学生達への説明会で語るコザック前田さんの姿は、GK05以来、ずっとこのイベントを走ってきた彼らの熱意を強く感じさせます。そういうと、この人、当日の芝生で見かけたような気がするな(笑)。
 
 未來さんは、CM前に一瞬、マイクを握り大声で叫んでその後クルリとタップを踏むように上体を捻った場面が映り、その後、参加アーティストとして、175Rに引き続いてパフォーマンス風景が流れました。ダンスシーンが映りますように!と祈ってたんだけれど、残念ながらそれは映らず(苦笑)、後半のマイクもって叫んで歌って、そして客席に駆け込んで台の上に立ち上がる場面が流れました。すっごいもみくちゃだあ(苦笑)。Tシャツも両手も、ペンキまみれ。
 その後、再度ガガガSPの、神戸本拠地での練習風景やメンバーの震災体験が流れ、そしてGK08当日、参加の若者達が少しつづ募金する姿が映ります。みんな若いもんね。お財布開いてもなんだか寂しい感じ…。でもそんな彼らが硬貨を財布から掬って投げ入れてる姿は、とっても胸を打ちます。伝わってるよ☆想い。
 その後、パフォーマンスを終えたばかりの未來さんへのインタビューです。
 ワールド記念ホール横のテント前です。まだタップシューズのまま。顔も前髪も、緑色のペンキがべっとりだ。熱い戦いの勲章ですね。
 静かな声です。そして、冒頭のことばを語ってくれました。
 
 それに続いて、コザック前田さんが「あんたがた一人一人がちゃんと今回のイベントに意味を思ってくれると、来年もできると思います」とホール大観衆に語りかける姿、その言葉にしーんと聞き入る大観衆が次々と映されて、番組コーナーは終わりました。
 31000人の動員数、募金総額は集計中ながら150万円近くになるだろうとのことでした。

 実行委員会・ガガガSP・未來さんたち参加アーティスト、彼らの「伝える想い」がしっかり来年のGK09につながりますように!
 
 えっと、今回参加して何となくコツがつかめた気がするので(笑)、来年も行きたいな!ってなんか素直に思えました。思いっきり楽しんでもう一度彼らの「伝える想い」を受け取りたいな。未來さんが出る出ないは関係ないや(笑)。だって、聞いてたらシンプルにすごく楽しかったんですよ〜! 行けると良いなあ。