追跡:失踪人捜査官・石森新次郎

 mさんに教えていただいて録画だけしていたのをさっき確認。
 ゆきやさんは、やっぱ芝居うまいですね〜。視線の泳がせ方とか、フォーカス当たってないところでの動きがむちゃくちゃかっこいい(笑)。棒立ちが無い。さすが(当たり前だけど)舞台役者さんです。
 内藤剛志さんって、背、高いんですね〜〜。びっくり!ゆきやさんより5センチくらいまだ高かった。強面で時々キレて、いやあ独特の雰囲気でした。
 しかししかし、私、このドラマだめです(苦笑)。冒頭の、石森が、失踪した自分の妻を強奪する場面でもうドン引き、石森へのシンパシーはマイナス域に突入です。だって、あれは立派な暴力だろ!警察がそんなことしていいのか!
 妻は、自分も警察一族の娘というのが足枷だったのかな、そんな夫を警察に通報することができないで全身ぶるぶる震えながら夫(石森)に付いていく…その後はほとんど生気のない状態、結果自殺をしてしまう…。ひどいよ、石森。そのことへの反省はないのか?単に自分のトラウマ扱いか?!(演出も酷い!)
 石森が、もしも妻には警察への通報はできないということを承知の上であの暴力を振るったのだとしたら、石森よ、はっきり言って「お前はサイテー!!」です。しかも、県警本部でブイブイ言ってたときに、地方署の現場たたき上げに対して、ほーんと人格無視のとんでもない暴言まではいている…。もうね呆れて物が言えない。
 ともかく私は、放送開始20分くらいで、「あほかこいつ!」って感じでした…。ありゃないよ〜〜。

 おまけに反省のない石森は、昔の彼女(っていつの時代だ、20年前?)とぐだぐだやってるしね、その彼女の名前を呼び捨ててるし…。この手の男は、高速洗濯脱水機に放り込んで、その後高温乾燥、物干し竿にくくりつけて、日光消毒一週間くらいしないと学習しないよ。いやたぶんそれでも無理だな…。

 ともかく石森新次郎ってのは、さいてーの男だった!というドラマでした(苦笑)。
 この人が主人公ってのは有り得ないでしょう。まず、悔い改めて、心から謝罪して出直してこい!って感じです(笑)。


 と、犯人より捜査官が許せない!という、めずらしいドラマでした。って、ちょっとぼやきすぎかな?何か私、鬱屈してるのか?あ、確かにしてるかも…。「かいけつしようのないもんだいにあまりにうっぷんがたまって」ってやつだ(苦笑)。


 ゆきやさんはとてもよかった。うん。笑顔も良かった。ゆきやさん主役で失踪人捜査官やればいいのに。