『Roadshow』2008-1号

 この雑誌って昔からこんなに薄っぺらくて誌面がチカチカしてましたっけ?(苦笑)
 長いこと手に取ることもなかったからわかんないや。


 未來さんを探し出すのに一苦労・何度もp.46の『マイテイ・ハート』のアンジェリーナ・ジョリーさんと見間違えてしまいました、なんでや!(笑)
 で、未來さんは、p.66〜67におられます。なんといっても、もうもう、左のページの綺麗な紅茶の髪にざっくりしたスカーフをまとった姿の美しさにやられます。屋外では、いや屋外じゃないか、衆人環視の中では、いや衆人環視はこちらの過敏な反応だ、つまり公共の場では…いやこれもおかしいか、ともかく!人前では見られません、確実に怪しい人になります、是非1人のスペースを確保してからゆっくりと♪

 
 なぜタップなのか筋を通しておきたかったという言葉に、タップを大切にする彼ならではの、強い思いが表れてます。自分の思いと同時に、映画全体のことを考える、子供たちがいい顔をしないと成立しない映画だってことも見通してる。陣内監督は、いろんなところで、「大人は自分で考えろ!」と突き放したと冗談めかした言い方をしておられますが、それは、未來さんの感性と映画への考えを強く信頼していたってことと同義なんでしょう。
 映像作品でありながら、演技とダンスと歌、未來さんの三つの強い個性が生かされている。その意味では、極めて舞台的でもあるのかな…そういえば☆と思い当たるシーンがあるかも。全く同じ彼の姿を、舞台上では何度も見たことがある…。


 仕事とプライベートの境界線がゆるい、という感覚は、職種は違うけれどよくわかる。私も「好きなこと」を続けて今に至ってるってことになるんだろうけど、朝から寝るまで仕事のようでもあるし、プライベートのままみたいでもあって…。いったん煮え始めると煮詰まるまで何も挟むことができない、そもそも挟む要素が日常に無い…。楽しいのですよ、渦中は。でもそれはそれでふとした拍子にけっこうつらかったりもするんだな(苦笑)。
 ずーっとそれでやってきたんだけれど、でも、今は少しちがいます、確かなプライベートができました(笑)。その扉は未來さんが開けてくれたんだよね。幸せな扉! そのお蔭で、連続してやり続ける時間とは別に、集中力と瞬発力を獲得した感じがする。だから、この扉は、この時期だったからこそ開けられたんでせう。10年前なら目の前に扉があっても、私は開けられなかったと思うもん(苦笑)。てことは、やっぱり出会いですね、いろんなことが。


 いましかできないやり方で、どっぷりとあなたの世界に浸り込んで、思いに任せて、いろいろ手を出してってくださいな。その確かな自己認識を信じて…。あ、いまふと思ったけど、「信じる」の「信」は「まかす(≒任す)」とも読むよね。自分を信じる=自分に任せるってことだったわ、うん♪