『シアターガイド』2007-8


 本を開いたら、いきなり見開きで『キャバレー』の広告!パルコ劇場には、新しいチラシバージョンが上がってますね。これ、拡大してフルキャストを見たいんだけどな。まだ拡大のリンクが張られてないみたい…。いろんな所で出てる、源ちゃん出演情報、気になる〜。

 で、この雑誌のメイン特集は、もちろん『犬顔家の一族の陰謀』なわけです。pp.2〜10の大特集!いのうえさんとクドカンの対談や、古田さん、勝地くん、小松さん成志さんたちのインタビューに、何故か粟根さんの大阪ガイドが載ってます(笑)。いや、テンション上がりますわん。大阪プレビューは、いよいよ来週からだもんなあ。

 それと忘れちゃいけないのが、pp.58〜59の、文学座北村和夫さんの追悼座談会by加藤武さん&松下沙稚子さん。私はテレビでしかその演技を拝見した経験がないですが、そこでの知性的で紳士的な佇まいからは想像もできない、劇団でのはっちゃけぶりが披露されてて、読みながら、なんだか無性に涙がこぼれて困りました。また、1956年に杉村春子さんの相手役を演じた舞台写真、この面持ちといったら、有起哉さんがまさにそっくりで…。
 北村和夫さんの当たり役だった『欲望という名の列車』、有起哉さんが同じスタンリー役を演じられるその公演。大阪は12/5の一日だけだけど、何とか行きたいな。平日、厳しいけど、なんとか頑張る! そんな気にさせられた、すてきな座談会でした…。
 合掌。