スポーツ選手向けの栄養素♪

 なんでこのカテゴリーなんだ?!って感じですが(笑)。まあまあ。
 昼ご飯によく使う食堂に、いま「スポーツ選手向け」レシピを紹介した貼り紙がぺたぺたあります。季節によっていろいろ変わるんですけどね。受験シーズンだと、短時間で脳を働かせるレシピとかね。

 それをしげしげと今日も眺めつつご飯食べてたわけですよ。で、それでいつぞやの「脚気ぎみ」*1の謎がはたと解けましたです!まあ、改めて書くことでも無いとは思うのですが、今後のために*2書いておこうかと(笑)。

  • 脚気の原因はビタミンB1の欠乏。で、そのビタミンB1は何のはたらきをするかというと、糖質をエネルギーに変えてくれる。糖質(ごはんとかパンとか麺とか)は、それだけではエネルギーに変わってくれない。エネルギーに変化させるためにはビタミンB1が不可欠。普通の人よりエネルギー消費量の高い運動選手ほど、意識的にビタミンB1を摂取していないと、常にビタミンB1欠乏状態に陥りやすい、つまり脚気になりやすい、という道理。図式通りにこんな見事に脚気気味になっちゃったなんて、「栄養学」の教科書に使って欲しいような事例だけど(苦笑)、まあ、よっぽど人並み外れたエネルギー消費量なんでしょうね、未來さん。ここはやはり、豚肉&タマネギorニンニクなどの組合せで、豚肉に含まれるB1を効果的に取り込んでいただきたいところです♪ほら、この間の「ちちんぷいぷい」でがっついてた、豚肉角煮&たまねぎ&トマトの組合せなんて、パーフェクト!なんじゃないかな(笑)
  • もちろん、スポーツ選手にとって大事なのは筋肉。タンパク質の摂取が大事です。そんなことはみんな分かってるよね〜。でも過剰に撮りすぎると、タンパク質は簡単に脂質に変わっちゃうらしい。つまり必要以上には撮るとまずいってことなのね〜。むずかしいな。まあでも、今日の貼り紙だと、通常の食事による摂取で過剰になるってことはまず無いらしい。過剰になるってのは、故意にサプリメント、つまりプロテインとかを食事以外に頑張って飲んだりする時に起こるらしいです。過剰なプロテイン摂取は危険信号と隣り合わせ☆ってことなのかな。
  • で、その筋肉を動かすのに必要なのは「酸素」!です。酸素が足りないと、折角の筋肉もエネルギーも有効に動かないってこと。身体全体の血液に酸素を運ぶのはヘモグロビン、そのヘモグロビンの恒常的供給に不可欠なのが「鉄」♪ってわけよ!鉄道がひつようなのね〜。鉄分が足りなくなると、筋肉をいくらつけていても酸素不足でうまく動かなくなるって寸法。しかも、鉄分って、汗をかくと、それだけで大量に失われるっていうから、汗かきさんは、さらに要注意ですぞ〜!!食材としては、ひじき&あさり、とか、小松菜&ほうれん草、とか、高野豆腐&いわし、とかかな…。うーん、あと何だ?ああもちろんレバーね! なんかそういうものをごちゃ混ぜにした「和え物」でも作っちゃうと、バッチリ鉄分補給できるんだろうね(笑)。鉄鍋レシピで♪

*1:演ぶでの粟根さん評!

*2:なんじゃそりゃ