「わたしのきもち」@NHK教育

 今日は、自宅でお仕事。月末までに仕上げないといけない仕事、そろそろ軌道に乗せなきゃね。
 なんとなくつけていたNHK教育。子ども向け番組やってます。

 お母さんといっしょかなあ?とか思いながらぼんやり聞くともなく。だいたい、子ども向け番組といったら「お母さんといっしょ」しか知らないもんね。最近はいろいろあるのかしら。


 テーマがちょっと異色。人の気持ちはどうやったらわかるか。感情は顔や仕草に現れる。それをちゃんと観察して、その人の気持ちに自分の気持ちを添わせてみましょう。といった内容です。

 なんか妙に気になって番組表を調べてみたら「わたしのきもち」という番組なのね〜。


 昔はこんなこと、わざわざ教えるようなことじゃなかったよなあ……と思いながらも、確かに最近、成人していてもコミュニケーション不全を抱えていたり、他人の感情を目や耳から(相手の表情や口ぶりから)理解する能力が極端に低い人が増えていることは、日々、職場の中でも感じることも事実。
 こういう番組が制作されるに至る土壌というのは、日常、私自身が踏みしめてる土壌に確かに連続してるな、と思い、複雑な思いは抱きつつも納得…。表情は心の窓なんだよ、という教育が必要な局面は厳然と存在するってことか。もちろん、できることならそんなこと教えられなくても、心豊かに表情いっぱいに、人の表情もちゃんと見て、一緒に泣いたり笑ったりできる人間が育てば一番なんだけれど…。でも、教えられてそれができるようになる人がいたら、それはそれでとても素晴らしいことだし。


 なーんて書きつつ、12日の福岡で見たカテコの素晴らしさを、やっぱり思い出してるんだから世話ないな(笑)。泣いてるソニンちゃんをのぞき込んで、にっこり笑って見せて手をぎゅっとつないであげた、クシャクシャ目のない笑顔の青年を。


 で、この番組で驚いたのは実はもう一つあって。
 アニメなんかの場面になって聞こえてきた感情豊かな声にビックリ仰天!え〜?!まっさか〜〜!って大ビックリ。慌ててネットで調べてみましたよ。
 やっぱり!間違いない!!声の出演が、阿部サダヲさんだったんですよ〜♪♪

 とっても張りのあるリズミカルな、ハッキリと喜怒哀楽のエッジが立った素敵な声!サダヲさんのこの豊かな感情表現の語りを聞けるだけで、「わたしのきもち」☆しっかり子どもの心に届きそうだわ♪ ほんと、すてきでしてよ。これってよく知られてることなのかな?少なくとも私は初めて知りました☆で、とってもハッピー(笑)。