NODA・MAP『ロープ』12/30ソワレ

 プリンアラモードを食べ終わってそこで解散。私は一路Bunkamuraへ!


 野田地図『ロープ』です。

 ネタバレのこともあるし、詳しいご報告は後日にしますが、始まる前の舞台セット、後方の背景を見て、何となく思うところが有りました…。野田さんのこれまでの作品を考えてみると、ああ、きっとそうくるんだな、でもどういう風にそれとこれを繋げるの??てな具合に、いつくるか、どうくるかと、演出の展開にひたすら興味が集中したのでした。
 で、「その」場面の演出、さすがでした。光とセットの動きと役者の動き(舞台装置としての)、いろんな歯車がぴたりとかみ合ってた。なんというか、その場では、ただ「さすが!」って感じでした。台詞のなんだかフッサール的な言説に気をとられたのは、たぶん私の問題(苦笑)。


 じゅんさんは、声も動作も表情もとても素晴らしかった。筋肉いじめすぎです(苦笑)。藤原君も、オレステスより私としてはずっといい☆と思いました。
 で、宮沢りえさん!すごかったです…。舞台で彼女の演技を観たの、初めてだったけれど、あんなに繊細かつ強く迫力有る芝居をされる方だったんですね。文字通り、感動、しました。


 東京前楽にもう一度行きますので、詳しい感想はその時にでも。
 
 そうだ、台本掲載の『新潮』104-1(2007年1月号)、劇場で売ってたので買いました。台詞量が尋常じゃないので、たくさんの心に残る台詞が一度では脳内に止まらなかったので…(汗)。これで予習をして2回目に挑みまっす!