『メタルマクベス』大阪の乱 初日（6/29）
F列ほぼセンター。AB列が取っ払ってあるので、前から4列目。これまでにも無い最上の席でした。そこで見たあれこれ。
以下、またまた畳みます。ネタバレ、ご注意。
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ともかく、ほんっとにノリが凄いんです、大阪。ちょっと予想以上の違いで、わたしゃびっくりしたよ。客席に、新感線への愛を感じました。何せ、絶対にネタをスルーしないからね、ドッカンドッカンと大爆笑。冠君のメドレーでは、場内に手拍子の渦が起こって、冠君、とうとうメドレーじゃなくって、一曲フルコーラス*1歌っちゃいました（笑）。
では、行きます！
一幕目
- ジューダスから「キレイは汚い」、一気呵成です。ウッチーのキレ、すごくいいぜ！客席を煽る目つきとか、いやあ、かっこ良かったです〜。じゅんさんの舌なめずりも健在！
- 宴会場面。「冷やし中華始めました！」に、王は「え？遅いねえ、もう７月だよ」とお答えになりました。いやあ、時間の流れを感じちゃいます…。松本では「早いね？まだ５月だよ」だったのに。途中で「そろそろ季節だね」、「季節だね」となり、そして今回は「遅いねえ」…。冷やし中華で公演期間の推移を感じさせるなんて、憎いなあ。
- グレコの髪の分け目が少し右寄りにはっきりしたような（笑）。なんか男前でしたよ。髪の色はもう「赤」とは呼べない。
- 泥酔の王に手をあぐねているグレコの芝居が細かくなってました。ファミリーっぽいこの王国の雰囲気がよく出てます☆
- そうそう、ヤマハの登場なんですが、全くバージョンが変わってました。なんか車にぶつかったとか何とか言ってたかな？聞き取りにくかったんです。どなたかヘルプ！
- ジュニア様は、頭振りすぎて、髪が爆発。２回目に早くもインカムが外れちゃいました。その後は、ずっと左手にインカムを持ち、「敵は地獄へ〜」は右手のみの振りです。「ヘビメタストップ！」もインカムを直に口に持って行って叫んでました。
- ゴロゴロ海苔巻きは、乗り越えて坂を転がって、上手の袖に消えちゃいました。その後、「敵は地獄へ〜」で両手をついて袖から飛び出して来て、隊列に合流。その直後にまたまた空中大開脚。ころがってころがってヘドバンして、冠君と下半身ぶつけ合いっこして肩組んで有頂天でした。
- そうだ、途中のエビぞりジャンプ。完全な○でした。
- ランディとエクスプローラー。「もうすぐコラーゲンの泉だ。入って行くか？」。温泉かいっ！？ じゅんさん、最高！
- ローラ。知らなかったんだ、あれがお前の「ジョリマダムの焼きプリン」だったとは。（「ジョリマダム」ちょっと自信がねえ…：苦笑。間違い訂正求む）
- 「ローラと呼んで欲しいがあいにくなかなか浸透しない」で、すでに場内は、手を叩いて大爆笑です☆じゅんさん、愛されてるよ〜〜（感動）。「後ろだったらがっかりよ〜」と魔女に言われる場面でも、最高潮の笑いもらってました〜。
- 一人ダウンロードのダンス、全っ然変わっちゃってました！何せ舞台が大きいからか、じゅんさんのダンス（おっいつの間にかあれをダンスと呼んでる私…：笑）もスケールが大きくなってます。歌は、残念ながら聞き取れず…。
- 人生舐めずにこれ舐めて、は同じよ〜☆ でもね。ううー、もう思い出しても笑っちゃう（ブルブル）。じゅんさんの胸に巨大な「吸い口」が。あれ何？哺乳瓶の吸い口？わからーん。ともかく、なんか異様な物体が二つ付いてるんです、それを舐めろと迫るんです。そりゃあ、殴られるぜ（笑）。
- マーシャルは、古着屋の店長でした。デフォルトバージョン。でも、「相変わらずバカだな」「人の息子になんてこと言うんだ」になってから、ローラが「しかし古着屋…」と独り言言ってました（笑）。
- そうだ。マーシャルの胸の成形。またやってました。で、２人立ち上がってから、なぜか、スポンスポンと、じゅんさん、胸の「吸い口」をはずしてました（笑）。
で、次です。大きな演出変更。
- 「自問シャウト自答」。ウッチーの歌ってる背後で、マホガニー城主の処刑場面です。ところが、いつも紗のようにかかっているLEDスクリーンが下がりません。「？」と思っていたら、そのまま「このような下劣な謀反人、王自らその手を汚すまでもない！」が始まります。そこへ、何と、ウッチーが処刑場面につつつと歩み寄ります。舞台奥からは、ローラとマーシャル、グレコらも合流。全員が、王からの「よくやった」と言った風な握手と祝福を受けてます。その横でキバッテル王子☆ 切った痕がぐちゃぐちゃ☆という王の脅しの台詞では、ランディやローラが、「そうそう」って風にウンウン頷いたりなんかしちゃってます。王子一人、おこちゃま〜（笑）。でも、なんとか王位継承者にしてもらいましたわよ。
- 飛んで、きよしくん。乾杯の挨拶が長い社長の行動を、いちいちマクダフに告げ口してます。嫌な子です（笑）。
- マクダフの異常な行動、拍車がかかってます。髪の毛顔にかぶせ過ぎだし。シマコへの絡み付き具合、人間じゃないです、蛸みたい。そういうと、記念撮影場面で、赤トレーナーの胸、触ってたでしょ☆確かに人間的にダメだ（苦笑）。
- きよし、赤トレーナーの中でグダーっと身体預けてます。トレーナー引っ張ってます。思いっきり引っ張ってます。写真撮ってます。背筋仰け反り姿勢で写真撮ってます。やり放題です。
- でも、舞台が広いので、クルクル回るのは、のびのび出来てました！かなりの移動距離です。
- やっぱり杏仁豆腐には口から行くのね（笑）。
- ダンスのキレ、とっても良かった〜。至近距離だから迫力を感じたってことも有ると思うけど、美しかったよ、すっごく！ハンディカメラに向かっては、拳を振り上げ、何度も首を大きく振って上半身で凄いリズムを刻んでました！
- 大の字に寝転がったところ、誰かにセクハラされて怒ってた。その後はマクダフにだっこしてもらって満面の笑顔。かわいいなあ。
- 髪が落ちる。ああ〜なんてコトするんだ、ぬけげ〜。場内爆笑です。おいたわしい（笑）。
- 「わかるでしょ、これは遺伝なんです」「隔世遺伝…」「隔世遺伝ならだいじょうぶなんです」。あなた方の会話、ほんとに変です（笑）。
- じゅんさん。いや、エクスプローラー。何やら折り詰めを持ってご機嫌さんで登場です（笑）。
- 建ーてて、建てて、家建てて。建ーてて、建てて、家建てて♪関西ローカルCMソング。黒沢さんが帽子かぶって踊ってるやつ…。あっ、会社名、思い出した☆近江住宅だ（笑）。
- それに続いて、「551の有る時、わはははは！無い時、わはははは！」両方笑てるし（爆）。
- ランディに見つかって、あらま、折り詰めを懐に隠しちゃいました！
- 「寝起きドッキリを仕掛ける気だな☆見せてみろ、どんな「蝉メイク」にしたんだ。俺も同じ「蝉メイク」にするんだ〜」何その「蝉メイク」って？私の聞き間違い？おもろいなあ、じゅんさん。
- 「ゲ○掃除、頼んだぞ！の時、ローラ、懐に隠していた「折り詰め」を取り出し、ランディにプレゼント。「551だ。東京にはないからな！」というお言葉付き（笑）。おかげで、指切りげんまんは無かったです（笑）。
- グレコに起されたジュニア。あくびしながら登場して、これまでで一番長く、トボトボと歩いてます。奈落の下手側の端っこまで歩いて、そして最後にひょい！っと垂直にバレエジャンプ。美しい！全く助走無しで空中で止まってました（驚）。
- グレコにすがりつくジュニア。足にぐるりんっと巻き付いてます。必死です。グレコが持ってるジュニアの鞄。黒のリュック型でした。えーっと、前からそうだっけ？なんか違ったように思うんだけど、どうだろう。こうなったら、ジュニアにリュック背負って欲しいな。
- ランダムスター夫妻を疑惑の目で見るローラ。隊列の中でもずっと後ろ歩きで２人を睨みつけています…。
二幕目
書いてる途中で意識を失ってました（苦笑）が、ともかく最後まで終わらせました。
- 二幕冒頭、丹下の登場、「俺はトイレ休憩の合図なんだよ〜」と一人いじけてるところで客席爆笑です。ここでの大爆笑は、東京ではなかったような…（笑）。
- 呼ばれて飛び出て俺が出たぜ！さわやかな風が吹き、潮風を運んでくれる、サンシャイン〜♪（みたいな感じ） ちょっとじゅんさん、高音がキツそうだわ（汗）。
- 冠君の昭和ヒットメドレー♪ 会いたかったぜ☆大阪！客席にコールを要求。この辺りはまだ笑い声まじりの控えめな反応。「俺、ほんまはだらしない人間でね、服とかも脱いだら脱ぎっぱなしなんやけどね、それをいつも優しくフォローしてくれた友達の為に作った歌です☆聞いてください」。始まったのは、『探偵ナイトスクープ』オープニング曲（by 円広志）です☆
- ベッドの回りに〜♪と歌い始めた途端、ドッと笑いが起こり、一瞬の内に場内手拍子の渦です。乗ります乗せますどんどん行きます。冠君、止まりません（笑）。ランディが見守る中、「おまえを〜つかまえて♪」まで歌っちゃいました（笑）。最後に、桂小枝の物まね付き☆ここでも大爆笑☆ ランディはローラに「お待たせ」と一言。
- ここでも小さな演出変更が。ランディの言葉を振り切って立ち去ろうとするローラを「待て！」と静止する場面。下手にいた兵士４人が、持っていた槍をガチャリと組み合わせて行く手を阻むのです。ローラに対するランディの猜疑心が表に出た瞬間を、うまく表現することになってたと思う。うん。このどん欲なまでの作品を良くしようというスタンス、すごいな。こういうのを見せつけられると、通う足が止まらない…（笑）。
- 来ました☆グレコ＆ジュニア再会シーン。ズラポーン！頭をさすりながら、ジュニア様「アレ？アレ？」って言ってます。かわいい（笑）。
- 「○○○○言うな〜、あほ〜！」と叫んで門内に飛び込みます。足がぴーんと伸びてはさみみたいになってる。「極度のストレスと遺伝的体質により」…でまたまたスポーンと飛び出して来て舞台上に横たわるジュニア様。おいたわしい、と言いながらも爆笑です、ウケてます（笑）。
- そこで抱き合うグレコとジュニア！もうふたりで、上から下から下から上から、体中をペッタンペッタンと指圧し合いっこです（笑）。
- グレコのジュニア様おつむへのキッス。今回リップノイズはいささか不発（笑）。でもその後立ち上がったジュニア様、「おさななじみなんだ」の前に、あれ？自分の鼻の穴に指を突っ込んで、何やらゴソゴソとしていましたか？じゅ、じゅにあ様…？（苦笑）そしてその手を、次にグレコのお鼻にスポッなのね（笑）。
- なんとっ！で倒れるジュニア。さ〜〜あ〜〜ぁ〜〜…上手に弾けとんで身体をねじってグレコを指差すジュニア。身体、とんでもないねじれ具合です。表現出来ません。足はバッテン、足の裏も明後日向いてます（笑）。
- 「居場所を密告するかもしれないのですよ（涙）」と言うグレコに駆け寄るジュニア様。ともかく舞台が横に広いので、かなりの走行距離です。途中でジュニア様、真ん中に立つパール王の方によろけて、パール王の足元に右手をついて走って行きました（笑）。それに大げさに驚いておどけた笑い顔を浮かべてみせるパール王が素敵です！チャンと受けてくれてありがと〜。
- リニューアル記念パーティー。ユウキは、「○○タマ動物公園」ではなく「京橋のグランシャトー」でした。「京橋はええとこだっせ」とCMソング付き。ただ、このCMは私の地元では流れてないような（笑）。皆さんに後で教えてもらったところ、きれいな方々が沢山いらっしゃる昔ながらのクラブとか？
- 亡霊バンクォー。腸で縄跳びしたあと、その腸を口に入れてました。入れます入れます、下から出てます（笑）。うまいね。ちゃんと口に入れてるみたいに見えました♪
- バンクォーの「一言」は、「劇場は女子トイレを増やせ〜！」でした（笑）。もちろん場内拍手喝采です！！そうそう、見事なお尻技も披露してくださいましたよ☆
- 妻子を惨殺されたグレコの慟哭…。の感情の震えが直に伝わります…。目を真っ赤に泣きはらし、声を振り絞り、唾を飛ばして叫ぶグレコ（泣）、その肩を掴んで「よく言った、それでこそ男だ」と低く呻くジュニアの声が震えています…。わ…、伝わってる…グレコの魂の震えがジュニアに乗り移ってる…。
- その後のSo long、ものすごいことになりました。ジュニアの目つきが違う、狼のようだった。「くらやみ〜」の所で、ジュニアの白い顔がビリビリビリビリと痙攣するかのように震え、噛み付かんばかりの怒り…。気迫の歌声に息が出来なかったです。
- ステージから直接通路に飛び下り、すごい速度で駆け抜けます。かなりの距離です。P列下手の出口まで一気！そこの手すりで立ち止まり（乗ルスペースはない）、またまた皆さんにアピールしつつ兵士達とハイタッチを交わし、ギャオ〜！と叫んで、消えました。ふ〜〜。もうこの辺りでは心臓の鼓動が大変なことに（苦笑）。
- でもその後は、トリトンカツラなのね。
- マーシャルとふたりで作戦語るジュニア。「ビシッと決めて来た訳ですよ」での足の開きが尋常じゃないです（笑）。だから東京ではペタンと開脚、床から直に生えちゃったのね。
- ブレーカー前のジュニア。台詞がハッキリ聞こえる。音響のせいかな。
- 轟音のラスト、ビンビンと骨に響きました。肋骨が痛かった、ヒビが入るかと思った（苦笑）。
- カテコに飛びます！じゅんさんにニッコリ照れくさそうに笑いかけるのがかわいい。じゅんさんは、小さくうなづくだけなんだけど、それを見て嬉しそうに下向いてるのがチビッコのようでホントにかわいい。ちゃんとキンパツがあるのがかわいい。ちょっとぺちゃんこなのもかわいい（笑）。はいもう好きなだけ言いますよ、かわいいんです！
- 松さんとのクロスヘドバン。ここでもやってくれてましたよ！
- 内野さんからかなり長い挨拶が有りました。大阪のお客さん最高です！みたいな言葉も。うん、確かに客席のノリはすごいと思ってしまいました。役者さんもノルだろうな。「LIVE!METAL MACBETH」チケット会場で販売中のアナウンスもありました。冠君がボードを持って登場です。もう買っちゃったしなあ、チケット…。
- 最後はスタオベです。知り合いが客席各所にたくさんいるのかな。劇団員の方々も北村さんも、客席のいろんなところに手を振って、すっごい楽しそう！
- 未來さん、客席に誰かを探している様子。キョトンとした、ほんっとに素の油断しまくりの、ぽかんとお口の開いた顔で、ぽけーっとしてます。いやあ、あんた幾つ？ってくらいの幼い無心な表情で、ごめん、目が釘付けでした（照）。横の北村さんが時々ちょっかいを出します。そうするとニッコニコの笑顔で応戦。そっか、この笑顔すらもONだったのね…って思うくらい…。
- 客席には、中川先生と沼野さんのお姿が有りました。お二人とも格好良かった美しかった。もしや、その方々を探してたのかしら？ジュニア様。
- 北村さんのちょっかいは、頭下げてる未來さんの頭を押さえつけて上げられなくするというシンプルなもの（笑）。未來さんも逆襲して、舞台上でふたりが最後まで頭下げ合ってるの（笑）。最後のカテコ時は、おやおやバンドさんにまで手を出して、３人が頭を抑え合って最後まで残っちゃってるし〜。北村さんもいちびりですね〜〜！！かわいらしいなあ。
ともかく、大迫力のうちに大阪の乱、始まりました。ステージは確実に進化してたし目を見張ることも沢山！この人達、やっぱりすごいわ〜。
残り少ないこの舞台、しっかりずっしり楽しませてもらいます。肋骨にヒビが行かないよう祈りつつ（苦笑）。
*1:というか、「おまえをつかまえて」までだからほぼ終わりまでって感じですね
