FC会報 Vol.0 Spring 2006

10時半ごろ家に帰ったら、到着していました(ほっ)。
5時半くらいに、一度自宅に立ち寄った時はまだ来ていなくて、すごくやきもき、会合(といっても半分は飲み会)の間中、「きもそぞろ」でもやのかかった約4時間。


ああ、よかった。迷子にならずに来てくれて。



表紙の笑顔。邪気のかけらもないです。
見慣れたセーターにマフラーにニット帽。腰のウォレットチェーンも何やら懐かしいし、ほにょーんと立ってるのが、これまたとってもかわいらしい。
写真を眺めるだけで幸せになります。ああこんな青年が、ひたすら邁進し続けて来たんだなあって、感無量、いやほんま、勝手に親目線で面目ない(汗)。

これ、いつの頃の写真かしら。日本じゃないよね。ラスクリ撮影でニュージーランド行った時かな?何となく、会報NO.2表紙で、鴨の写真を撮ろうと水辺に四つん這いになってる、この人のいでたちに似ているようにも見えたり…。


でも、それはいつでもいいことだな。
この人の、「いつかの時間」にこぼれた、屈託の無い笑顔。それで十分ですね。
たぶん、まだ糸も糸屑程には絡まってなかった頃の笑顔。そして、ヘドバンしながら東京と大阪の間の時間を駆けているはずの「今」の彼は、糸屑や沼の中から、すでに大きな一歩を踏み出している。リアルタイムじゃないだけに、彼の言葉や、これまでやこれからや、そんなことの重さをつくづくと感じさせられます。


でも、こんなモリヤマミライで良ければなんて言わんといてね(笑)。
そんなモリヤマミライがいいんですよ。というか、どんなモリヤマミライであっても、あなたがモリヤマミライたらんとしてもがいている限り、その中から繰り出される表現を見逃すまいとして、舞台を作品を、夢中で見続けさせていただきます(笑)。ごめんねうっとうしくって。誰かのためじゃなく、私自身のためかもしれないと思う。
応援か…応援って何だろうな。これが応援と呼べるのなら、応援し続けることになるのかな。そんなことでも、応援されてるって彼は思うのかな。


でも、しょうがない。こうするより他に、私はやり方を知らない。


ぐぐ、なんか表紙一枚に暑苦しくいろいろ考えてしまったわ(汗)。中を開けたら、まだまだいっぱい写真があるというのに。
そっちに移ります(笑)。


えーと、たっぷり35枚、2004年7月から2006年3月までの、刻々と変わり続ける彼の表情がまぶしい。日付は時々あれ?なんてのが有ったりするけど(3段目の05年9月というのはもう少し前なんじゃない?笑)、でも、こんなあれやこれ屋を見ることができて、もう泣ける程嬉しい。

  1. 金井君が覗き込んでる熟睡中の最初の写真。帽子とペンダントがDANCE×3のインタビューを思い出させる。スクデイってそんなに前だったのね。不思議な感じ。
  2. ラストクリスマスの撮影写真って、全部目をつぶって、プールなのかお風呂なのかに腰を下ろしているのも寝ているみたいだし、よっぽどお疲れだったのかな…。あの頃、いつも目が二重でしたし。
  3. 初演エドガー…本当に幼い。左の髪が長く目にかぶさっているのが懐かしいなあ。この直後は髪が伸びるまでずっと短髪で、ぐっと大人っぽく男っぽく見えました(笑)。
  4. 都内のスタジオでベースを弾いてるのは、うーん、何なんだろう?楽譜見ながら弾いてるし…。サケロックの収録時ですか?それとも何かこんな音楽活動をしたのかしら??
  5. もこもこセーター。会報NO.4の背中の時。これは勇太郎君とは違いますよね(笑)。時期は同じなのに、そのすぐ右の研修医さんと本当に別人のようだ。
  6. そして、白い人…。ダンスをしている時のこの人の肘の動き、とても美しいです。光をすくおうとする、そのうつむいた表情の無垢なことといったら…。空から降りて来た天使そのもの…。胸がいっぱいになる。
  7. 大きな木もいなくなり、少女もいなくなり…。一人残った白い人の前に、こんなきれいな虹が降りていたのね…。気づかなかった。いつもあの動かない白い人に目が釘付けになってたから…。そうだったのね。ああ、もう一度、見たい…(涙)。
  8. 踊っている写真が「黄」のところのみというのは、それ以外の写真は、また別に公開してくださると思って良いのでしょうか?だって、専門のカメラマンさん(Teppei Kishida岸田哲平さん)がいっぱい写真を撮っておられましたよね。ね、きっとそうなるよね?(祈)


いっぱいの写真をどうもありがとうございます。
二年間、半年に一度のプレゼント、本当にありがとうございました。
いつもいつも、首を長くして待っていました。HGさんの暖かいコメントも、いつも楽しく読ませていただいてました。これが最後となるのは、本当に寂しくて寂しくて、それを思うと涙が出そうです。こんなに楽しみに会報を待っていること、もっとちゃんと伝えればよかったのかな…。すみませんでした。
何度でも言います。本当に、毎回毎回、とんでもなく楽しみにしていました。うまく言えません。ともかく、ありがとうございました。


Web中心となる今後も、どうぞよろしくお願いいたします。