はみだし3日目…

 今日アマゾンから、追い討ちをかけるようにまたまた晴生が届きました(涙)。
 森山未來 in school daze [DVD]
 どうも私、2カ所で予約してたみたい(苦笑)。本当なら二つも要りませんというとこでしょうけど、これは、ね、二つ取っておきます。だって、エンドレスに再生してしまう。今見てるのは、いずれ劣化しそうな勢い(涙)。

晴生酔い

 出典は、芥川龍之介『上海游記』だと思った。
 1920年台、東洋の魔都と言われ、西洋の文明と前世紀から取り残された不自然な世紀末をあだ花のように展開する上海。そこを訪れた芥川が、土地の美や毒に翻弄されながら、一気に上海の虜になって行く過程が印象的に描かれ、その中で、自分の理解を超えるものの虜となった様を、「酔い」と形容した、そのことが思い浮かんだように思った。
 …いま、芥川の全集でその箇所を確認しようとしたのに出て来ない…。もしかすると、佐藤春夫?それとも中野重治?(苦笑)


 ま、いいや(いいのか)今度確認しよう…、ともかく、私も、理解を超えるものに混乱を極めています。「醒めること」を弱々しく期待して(いや、醒めたくない気持ちもある、泣)、これを、「晴生酔い」って呼んでおくことにします…。