今日、「したいこと」予定
やっぱ、これがないと年は越せないでしょう。後先考えず、全速で走るおバカな高校生が愛しいです。
でも最近は、実力校だとプロフェッショナルな指導を受けて、ペース配分とか前半セーブだとか駆け引きだとか、いろいろ技を駆使してくるので、見ててじりじりします。何分以内にタスキを繋げばどうのこうの、とかさ。セーブするなよ、おい！って感じです（笑）。
それでも見続けるのは、やっぱそこは高校生、言われたとおりにできなかったり、夢中になったり、うっかり誰かがブレーキになってしまった優勝候補なんかで、次にタスキを受け取った子が、普段言いつけ守って堅実に走ってるはずなのに顔真っ赤にして、言われたペース無視して突然１０人抜き、なんてやっちゃって、もうフォームも何もあったもんじゃなく中継所になだれ込んだりするんだよね。計算通りにゃいかないんです。ほら、「さよなら、小津先生」の最終回、優勝に向けて省エネで計算尽くでやってきた朝倉学園（だっけ？）のキャプテンが、ずるはしたくない！って監督に訴えて、自分たちの判断で井本らと番外再試合しちゃいますよね。あんなこと思い出したりします。
やっぱ、大好き。
- 緯來日本台《在世界中心呼喊愛ー搶先看》夜9時
TBS『世界の中心で、愛をさけぶ』が１月３日から放映されるに先立っての、予告編（？）です。そういうと、映画は「世界的中心」だったけど、ドラマは「世界中心」なんだ。「的」が無い。それと「愛情」じゃなく「愛」です、いま気づいた。
すでに「緯來日本台」にはHPの骨組みもできていて、山田君とはるかちゃんがにっこり笑ったり泣いたりしてます。放送もまだされてないというのに、BBSは既にたいへんな書き込み、映画もドラマもいろんなルートで（ま、いろいろ有ります）視聴済みの人も多く、どっちがいい、なんて議論も盛んです。
HPは、http://japan.videoland.com.tw/channel/sekai_ai/
台湾の人はそもそもドラマ好きだし、傾向はもう見るまでも無いです。「泣けるかどうか」「家族愛」で見てますもんね〜（家族愛なんて、映画じゃ入れらんないじゃん）。ドラマ派どうも数では圧倒かな…。始まる前なのにさ（苦笑）。でも、映画公式BBSよりは（後半ちょっと感情的な書き込みが目立って変な感じだった）、相互に尊重し合う論調が多い気がします。いまんとこはね。
だいたい比べること自体、私はナンセンスだと思うんだけどなあ。映画とドラマじゃ、映像芸術としてジャンルが違うじゃん。制作の発想や構成、制限事項も視聴者設定も違うしなあ。同じ演目で、歌舞伎と文楽を比べてもナンセンスでしょう。京劇と講談（説唱など）はそのまま比較できないでしょう*1。でも、あんま、こっちじゃそれ通じないみたいです…。ちょっとはがゆいかも…（笑）。
でも、ともかく山田君の朔太郎、私はかなり楽しみです*2。未來君と山田君という、２人の全くタイプの違う素敵な若手俳優さんが、それぞれの全霊を傾けて演じてるんだもんね。どんな、違う世界が創り出されてるか、これいま見ておかないと、後世に悔いを残すよきっと（笑）。
さてさて、この「緯來日本台」への視聴者の期待には、字幕翻訳がかなりしっかりしてるという定評が背景にあります（版権争奪戦にここが勝ったときの反応に、それがよく現れてた）。確かに、『ウォーターボーイズ』の時も、うん、なかなかいいじゃん、なんて思いました。私、WBの中国語版VCDも持ってるんですが、これは日本のドラマ放送をそのまま録画して（野球中継延長のため…なんてスーパーまで入ってる：笑）、それに適当に字幕をつけた代物です。台本も無しでやってるから、聞いたまま。へんてこ爆笑字幕、てんこもりです。
例えば、
- 「三半規管」→「三本、三本」
（田中がバスで３冊の参考書を読む、ということになっちゃった）
- 「３段目！」→「澤田！」
（誰や、それ！）
字幕をつけた方は、「サ行」が苦手かも。
ストーリー展開はおおむね間違いないのですが、それでも因果関係が逆になってたり「うーー」ともどかしくなることも多々ありました。
【追加】そうそうもう一つ、のけぞったのがあった。
- 「唯野高校は、学園祭での男子シンクロ公演を敢行します！」→「唯野高校は、学園祭での男子シンクロ公演を《観光形式で》実施します！」
いや、だからそれやったらダメなんだって〜〜！！（爆）
「敢行」がわからなかったのね…。「カ行」も苦手？
「緯來日本台」の翻訳は、さすがにそれは無かった。「進藤ちゃん」→「小進進」、「立松」→「小憲憲」という名付けもキュートで良かったです。
訂正（12/28）：進藤ちゃんの名前は「小藤藤」でした。間違えた。
