えっと…やられました

冷静を装い報告をしてきましたが、実はもう心穴だらけの私です。FILT・MORE・各種TV雑誌、それに極めつけはDVD:DANCE!DANCE!DANCE!による、一斉射撃です。ともかくそれは一気に襲ってきたので、叫び声しか上げられません。心落ち着かせてページを開こうとしても長時間直視できません。だって…、泣いたり、長い睫毛を伏せたり、辛そうに眉根を寄せたり、唇をうっすら開いたり、寝転がって花抱いたり、にっこり微笑んだり、目をぎゅってつぶってはにかんでたり…なんやらかやらしてるんですよ、もうやめて〜、です(涙)。その私の反応を見て、ニヤニヤ吹き出す友人2人。ほんと何の拷問かと思いました。思い出してもぜえぜえします。
ダンスDVDは、聞きしにまさる魅力満載でした。ダンスがあまりに素敵だったので、欲を言うと、ダンス全部見たかったって思いますが…。
振り子の重心が移動するようにギリギリのバランスで、緩やかに優雅に回転する未來さん*1、それを見守る佐竹先生の優しげな目とゆとりのある伸びやかな踊り、泣きそうです。激しい動きの中にぴたっぴたっと心臓の鼓動のようにシャープに動作が決まる未來さんと、未來さんの動きを見守りながら同じく激しく踊っておられる宇田先生の姿も感動です。ノースリーブの腕に綺麗な筋肉、ここまで見ると、もう未来さんだの何だのを越えてしまって、ひたすら見惚れるばかり…。
みなさん仰るとおり、最後の挨拶で感極まって声がうわずってしまうのを見るや、たった20歳の少年がこんないろんなものを背負いながらも責任を全うし、その中でなおも全員の気持ちを代弁しようと必死に心を集中させているかと思うと、もうズキズキふらふら半泣きになりました。すごすぎです、未來さん。
インタビューの表情も、普段見るのとはひと味もふた味も違います。厳しく自分を見ようとする目が美しいです。茫然と眺めながら、神様、どうか彼にもっともっと踊る時間を与えてあげて下さい、なんて手を合わせて祈る気分になりました。ほんと、もっと踊っているところ見たいなあ…むちゃくちゃ美しいんだもん…。
幕が開いた冒頭の舞台、未來さんの後ろを先生方が通っていくときの表情と潤むように輝く瞳には相当の深手を負いました…。特典の楽屋トークでも、先生方が「あの目はすごかった」「キスせんとあかんかと思た(笑)」など冗談っぽく口々に言っておられましたけれど、切なく人の心を誘うのに、強い意志をもつ目の光です。少年から青年の過渡に、人間(男女問わず)がほんの一時期露わにしてしまう、無防備で最高に美しい表情を、そのまま全身とあの瞳で表現しておられました。眩しすぎて見ていられません…。人間ってこんなに素晴らしいのね、なんて泣きたい気分になります。
その分、特典楽屋トークは、無邪気でかわいくってちっちゃくって色が白くて綺麗で、ほんっとニコニコです。裸足の長い指を弄んで、黒いタオルをマフラーみたいにして、先生になんかシールくっつけたり、あくびしたり、甘えん坊で幼い感じがモリモリ。関西のノリが嬉しいです。ケラケラ喜んでるのがかーわいくって…。
ぐだぐだ書いたけれど、ああもう、ともかくことばでは万に一つも表せてません。鬼気迫る繊細でダイナミックな表現力とこの茶目っ気が同居する森山未來という人物の存在に、ひたすらひたすら圧倒されちゃってます。もうぼろぼろです。ああもうなんとでも言ってくれ(涙)。

*1:確かに未来くんだのみーくんだの、もはや呼べません…