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少し落ち着いてきたので、書き始めてみます。最後まで書けるかどうかわからないけれど。
9月14日(金)大阪初日@Zepp Namba
ヘドウィグ始まってます。あり得ないような、これまで見たくても見られなかった、いやここまできっとしてくれるに違いない、けどチャンスが無かった、いや何かわかりませんが、ともかく森山未來の可能値期待値、それらの極値と、それが既に極値では無く通過点に過ぎないことを伺わせて十分な、とてつもない『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』が始まってます。
東京O-EASTの伝説舞台にも頭と尻尾に参戦し、もうね、私は魂さんざん持ってかれていましたが、こちらには全然書く余裕がないままで……仕事で忙しい時期にバッチリ重なってしまったんですよね(涙)それでも行けただけ幸せですが…。
でも、昨日からいよいよ大阪公演、始まりました!!初日行ってきて、またまた確変してるヘドウィグ姐さんにもうボロボロです。
ツイッターで、さんざん書き散らした昨日のレポ、一応時系列順に並べてここに書いておきます。あくまで自分の備忘まで……。
しかし、ホントにあの人物は、どこまで駆け上るんでしょうか。
アンコールのマイウェイで、客席をするすると、まるで湖面を神が走りゆく…御神渡りのような有様を目の当たりにして、神々しさすら感じてしまいました。奇跡のような…、とんでもない人間を好きになってしまったものです。ああホントに。
では、以下、ネタバレ有りです。ご注意ください。
あれ、たたむのってどうやるんだったっけ?でも、これツイに垂れ流したものを、少しだけ整理して並べただけのものなんですよね〜何か久しぶりの更新がこんなんで照れくさいけど…すみません…(苦笑)。
『苦役列車』上海インタビュー記事
6月19日、上海の上映会に先立ってのインタビュー記事が、「搜狐」サイトにアップされました。
专访《苦役列车》森山未来:�潘勘涿窆�-搜狐娱乐
ざっと翻訳したものを下に記します。
最近のスラング「diaosi」やら若者用語やらが混じっているので、全体のトーンは私のお堅い翻訳よりももっと軽快で愛あるジョークに溢れていいます。翻訳では、そっちを重視するよりも、正確さを心がけましたので、当世風の軽快さは、読まれた方の脳内で変換してくださいませ。
では。長いです。
インタビュー『苦役列車』森山未來:「ろくでなし」が「人足」に
2004年『世界の中心で愛をさけぶ』で爆発的な人気を博して以降、「通行人」的風貌の森山未來は、納得できる映画作品に一貫して恵まれなかった。2011年9月23日、同名のテレビドラマから始まった『モテキ』が日本で公開され、興行収入こそスクリーン数に必ずしも比例的結果を出したわけではないが、作品中で「ろくでもない男(または「三無い男子」)の逆襲」を演じのけた森山は、無数のオタク男子の幻想心を鷲づかみにし、作品は、『キネマ旬報』の2011年度十大佳作に選出されるという破天荒の功績を樹立したのである。
6月19日、森山と山下監督は、最新作品『苦役列車』を引っさげ、上海国際映画祭にお目見えした。同日夜の観衆との会見において『モテキ』が再三引き合いに出されたのも、ひとえに森山が当作品中において長澤まさみをものにする…とりわけ彼女の胸をワシッとつかむシーンが、世の大多数の男子の嫉妬を買ったからにほかならない。しかもタイミングの良い(悪い)ことに、最近北京と上海で開催された日本映画週間の開幕上映作品『三丁目の夕陽64年』にも森山の姿が有って、なんと彼はそこでは、日本映画界を代表するもう一人の美女堀北真希と結婚するのである。そして、『苦役列車』で森山が恋心を抱く女性は、アイドルグループAKB48の卒業を発表したばかりの前田敦子、森山は今度は「あっちゃん」をものにするのかどうか…、これが世の男どもの本作品に対する最大の心配事となっていた。
『苦役列車』は、西村賢太の同名の芥川賞受賞小説を原作とし、十九歳の主人公北町貫多の、中学校を卒業後に日雇い労働を始めたものの生活は頽廃、仕事のないときには酒を飲むか風俗に通うか、唯一のまともな趣味は読書、という日々を描いている。貫多は、ともにアルバイトをする日下部と友情を結び、同時に古本屋の店員康子に密かな恋心を抱く。
19日午後に行ったインタビューにおいて、活発でよく動く森山は、自分が『苦役列車』で演じた配役と、『モテキ』での配役では大きな違いがあると強調した。現場での通訳では、中国語の「diaosi(ろくでなし)*1」という語の含義をうまく伝えられなかったので、森山は「ダメ男」という語で次のように表現した:この2作品で自分が演じたのは異なるタイプの「ダメ男」であるが、『苦役列車』の方がより努力して生きようとしている、と。「『苦役列車』は暗澹たる日々を基調とはするものの、貫多は一生懸命生きようとしている」。或る意味では応援歌のような映画でもあるのだ。
この新作の配役に自らを重ねるためにひたすらタバコを吸い酒を飲んだ森山未來は、映画のとある酔いの場で、高良健吾とその女友達と激しくやり合うシーンを、彼個人にとって特に印象に残る大好きなシーンだと紹介した。「僕はそこで長台詞を語ります。その台詞がとても好きなのです。日本人ならば、その時の貫多の心情を簡単に理解できるはずですが、上海のお客さんは文化の違いもあるので理解しにくいのではとちょっと心配です…」。貫多は、作品中では生粋の東京人、高良が演じる日下部は九州から上京した「田舎者」、この芝居で、酔っ払った貫多はたいそう激烈な言葉で、その日下部を嘲笑するのである。
映画を見終わって、筆者も確かにこのシーンが、森山の芝居の解釈によって見事なシーンとなっていることに気がついた。しかし、それ以上に驚くべきは、森山が、『モテキ』の「ろくでなし(diaosi)」から、完全に一人の「人足」に姿を変えていることであった。仕事は肉体労働、昼休みには大きな口で飯にがっつき、タバコを片時も離さず、仕事が終わればすぐに酒、給料が入って最初に行くのは風俗…。さらに、商店街では所構わず痰を吐き嘔吐し、家の中では大便やら何やかや、その俗悪さたるや全く驚くべきものなのだ。話を冒頭に戻そう。『苦役列車』は、恐らくは森山の『世界の中心で愛をさけぶ』以降の、最高の演技傑作となるはずである。この映画が正式に公開された暁には、森山の演技人生は最高峰の段階にまで押し上げられるに違いない。「人足」に姿を変えるのも十分価値のあることだ。
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放置しっぱなしです。書き方忘れてしまいそう。
手塚治虫オフィシャルサイトに!
前日のゲネ時インタビューの簡単な紹介が。
記事はまあ置いておいても、ここに「秋にシンガポール」参戦ってありますよ!すごいすごい。シンガポールにも踊りに行ってくれるんだね〜。うう。行きたい(苦笑)。
虫ん坊|手塚治虫 TEZUKA OSAMU OFFICIAL
↑の画像の、横一列にダンサーさんがそれぞれ踊ってるの、左から四番目が未來さんじゃなかろうかと思うんだけれど、どうでしょうね??
「Te Zuka」関連
感想が全然書けてません…。だめだなー。
オンタイムでちらっとつぶやいたことくらいしかここに転記することが無い…(苦笑)。いつまで続けられるんでしょうか…。
(2/25のつぶやき)
ギュロさんの不在を感じさせない舞台はさすが!Daniel Proiettoさん、すばらしい〜〜!人間昆虫記や、マサトとトモミのところとかは、女性に演じて欲しかったかな…と思わないでもないけど、でも作品となると、これはこれでおもしろい解釈ができますよね!敢えての男性起用…。
一緒に観た友人、ともかく各種ジェンダーにすごく鋭敏なアンテナの持ち主で、全編通じて大変おもしろがってくれました。その友人、一幕からダニエルさんに釘付けで、特に第2幕のMWに大感動してましたが、カンパニーに女性ダンサーがいるって知識もないままに「人間昆虫記」で女性を踊らせない理由をあれこれ考えてたらしい。敢えてのキャスティングなのかな?って…。
もと女性が踊ってたところ今日は怪我で欠演なんやで〜って話をしたら、ああーやっぱそうか!ってえらく納得してました。終わってから、ダニエルさんのサイン欲しいってうるさかったー(苦笑)
今まで各種みらい舞台(バットボーイ以降ミリィ各種公演も)に引っ張ってきた一番の親友なんだけど、これまで絶対みらいを誉めてくれなかったんだーあいつ。でも、今日初めて「すごいな」って誉めてくれた。あのカンパニーで、全く特別扱い無しの、いちダンサーとして踊りきってるって。
「やっと誉めてくれたな!」と言うと、しれっと「ずっと前から誉めてるやん」というあたりが やつらしいんですが(苦笑)。