9月14日（金）大阪初日＠Zepp Namba
ヘドウィグ始まってます。あり得ないような、これまで見たくても見られなかった、いやここまできっとしてくれるに違いない、けどチャンスが無かった、いや何かわかりませんが、ともかく森山未來の可能値期待値、それらの極値と、それが既に極値では無く通過点に過ぎないことを伺わせて十分な、とてつもない『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』が始まってます。
東京O-EASTの伝説舞台にも頭と尻尾に参戦し、もうね、私は魂さんざん持ってかれていましたが、こちらには全然書く余裕がないままで……仕事で忙しい時期にバッチリ重なってしまったんですよね（涙）それでも行けただけ幸せですが…。
でも、昨日からいよいよ大阪公演、始まりました！！初日行ってきて、またまた確変してるヘドウィグ姐さんにもうボロボロです。
ツイッターで、さんざん書き散らした昨日のレポ、一応時系列順に並べてここに書いておきます。あくまで自分の備忘まで……。
しかし、ホントにあの人物は、どこまで駆け上るんでしょうか。
アンコールのマイウェイで、客席をするすると、まるで湖面を神が走りゆく…御神渡りのような有様を目の当たりにして、神々しさすら感じてしまいました。奇跡のような…、とんでもない人間を好きになってしまったものです。ああホントに。
では、以下、ネタバレ有りです。ご注意ください。
あれ、たたむのってどうやるんだったっけ？でも、これツイに垂れ流したものを、少しだけ整理して並べただけのものなんですよね〜何か久しぶりの更新がこんなんで照れくさいけど…すみません…（苦笑）。
開始前に、なんば一帯落雷で大停電という情報が流れてひやっとしましたが、開演までにはそれも復旧していたので、順調に開場が始まりました。ただ、機材チェックなどが長引いて、開演が約25分ほど押しましたが、もしかしたら直前の停電の影響なんかが有ったのかしら？ともかくそれも無事に切り抜けて、いよいよ開幕です。
客席は、ともかくO-EASTのことを思うと広い！！二階席もしっかり有って、ライブ会場というより、ホントに劇場のような広さでした。客席はフラット。M列までは段差無しで、M列前にちょっとした通路。その後Nから若干の段差が有りました。舞台も高い〜〜最前列なら首が痛くなるかと思ったけれど、開始と同時に全席スタンディングになったので、その心配も無かったです（笑）。
・歌詞カードが入ってる‼‼ でも、ティアミーダウンのトミーバージョンは無いなあ… この広さ、どんなテンションになるんだろ！最前はかなり首痛そう^^; 上手のおやつコーナー辺りに階段あり、でもすごく見上げる感じ。
・終わった〜〜！いきなり初っ端から全席スタンディング！そのまま最後まで突っぱしりました。ずっと立ちっぱで、バラードも聞くのはちょっと照れ臭かったけどそれもまた良し！です(^^) 。あ〜〜感激！
・オープニングのギターソロから、せいやさん！JUONさんとは全く違うビートです！かっこいい♪業師！ってかんじ。
・東京ではずっと指定席だったので、始めて相当近くで観ました（二列目）！バービー人形簪も確認。右うなじの赤毛はそっかバービーちゃんの髪だったのねー(^^)
・あと、しゅがだでぃのチュチュに謎の黒い服着たおじさんがぶら下がつてた。ー→後で、岡本太郎人形って教えてもらいました＾＾。次も一度しっかり確認しよう
・揃いも揃ってブスばっか！のあと、あ、でも別嬪さんもいるわね〜♪あ、別嬪さん、別嬪さん、一つはさんで別嬪さん、と、指差しながら楽しそうでした(^^)
・せいきまみれの箱はそのまま。ナンバ近辺の固有地名も色々。一つ一つは省略しますが、ラブホ街真ん前の某小学校とか、「国宝級の…」まあ昔から遊廓あったとこですが、などを持ち出して。
・徳永はちゃんとせいやさんやらはりました！澄んだ歌声で、そんなキラキラはいらないから、つか、ここ徳永そんなじゆうようじゃないから、と鉄板で(^^) 。ミラーボールも回ってて「ミラーボールも要らないから！」と姐さん（笑）。私は、その言葉を聞くまで頭上にミラーボールが回ってるの気づきませんでした。あれは、後ろの席からの方がよく分かっただろうな〜。
・ルーサー牧師のセイヤさんは、丹波哲郎でした (^^)どういうノリなの？と姐さん聞いて、「大霊界」と答えたセイヤさんに姐さんキョトン（笑）知らなかったらしい（笑）。え？と聞き直したあと、拾えなくてごめんなさいと言ってました(^^)
・カテコで出て来たセイヤさん、改めて「丹波哲郎です」と言ってました。「知らなかったんだよね」と姐さんに声かけ、姐さんというか未來さん、照れくさそうにハイと答えて小さくなってて可愛かった(^^) 。
・しゆがだでぃは、いきなり神の御子責めでした(^^)せいやさん、なかなかの腰使い（東京のJUON君では、私はチクビ責めのみ確認だったので）。
・アングリーインチ、姐さんは舞台上を膝歩きして、ひえー！と思いましたよ、痛いよ〜、ストッキング破れちゃうよ〜。
・せいやさんの歌声が、まりこちゃんとピッタリでおお！って思いました(^^)
・日替わりは、シンプルに行く！と言いつつやっぱり結局ああなるのね（笑）。全然シンプルじゃない（笑）。「真っ直ぐ立ったまま暗闇に縛られてたら、近づいてくるのは、あれは、ざこば師匠！」。
・ここで、「四本の手足を縛られて」って言ってた（笑）。何か変だよね、両手両足って言いたかった？オリジンオブラブの影響かな？（笑）
・ざこば師匠を称して「すんごい人なつっこい笑顔！」と言ってたけれど、そっか〜、彼にはそういう印象なんだね（笑）。人なつっこいかなあ…*1。
・ざこば師匠、あんたたち知ってる？とバンドメンバーを牽制する姐さん。マコティがせいやさんに教えてもらってて、え？知らないの？！と俄然嬉しそうな姐さん(^^)客席からも「えー！」とブーイング(^^)「あなた客席敵に回したわよ！」と一層嬉しそうな姐さん。
・で、これでマコティから始めたら私相当のSよね！と喜ぶ姐さん、でも実際はベースのナオキさんから…ナオキさん、お題が出たときから腕組んで真剣そのものでした！
・で、出だしのベースは、暗闇に縛られる？というか打ち付けるような音。 「あ、真っ暗だわ。動けない！」と一人芝居を続ける姐さん。続いてバンマス太整さん、シュルシュルという不気味な音で、「あ、何かいる？近づいてくるわ」。次がセイヤさん「でもまだわからないわ、誰かしら目をこらすとそこには…！」で、はい☆まこってぃ(^^)…十分Ｓです。
・まこってぃお見事！！ちゃんちゃらちゃっちゃちゃんちゃんちゃん、みたいな（すみません音楽センス無くって）コミカルサウンド(^^)姐さん喜んで、いいわ！こうなったらいくしかないわ！とざこば師匠に身を委ねます。手は脂っこいそうです^^;
・ラストはドラムス！まるで出囃子のような乾いて明るい音！うん意外と悪くない関係(^^)
ぶーーんと飛びます。
・鉄琴がタンバリンになってた。
・姐さんの髪の中の羽が、渋谷より一杯有ったように思ったなあ。
・後のトミーの歌声、すごかったー。嗚咽が混じって振り絞るように震えながら歌ってた。
・トミーの時の後ろ姿、ヘドウィグの時と全然違うのねえ。ヘド姐さんの時は踊るからかむしろ筋肉の動きがすごくて、いったいどうなってるんだろ！って目が釘付け。でも、トミーでじっと後ろを振り返るときの背中には、大きな翼の痕跡をなだらかに示す肩胛骨が、とてもとても美しい…。本当に対比的で相補的で、全く異なるのに確かに表裏の関係にある、そんな神々しさがトミーの後ろ姿には有りました。
・そういうと、物販、帰り際では、何かが売り切れました！て言ってたような。Ｒちゃんの話ではタオル？かと。明日からはタオル組増えるかな！
・客席ダイブというか、座席歩行！座席御神渡り！みんなスタンディングなので、空いてる座面をするするガシガシ伝って、1回目は一階真ん中までみるみるうちに通って行って下手側通路を走って舞台復帰！マイウェイでは、何と一階の最後列までそのまま御神渡りして、二階まで上がって、二階席最前→後部を走り抜けて、また駆け戻って来ました！いやあ速すぎる！
・その間中、下手側スピーカーにぶら下がって、走る未來さんを指さしながら客席を煽るまりこちゃんも、かっこよかった〜！
・この客席御神渡り、いくらスタンディングで空いてる座面だとしても、人が一杯の中、あんなに高速でするする最後尾まで行っちゃうなんて有り得ない。私が普通に通路歩くのと変わらない感じだった。余程の背筋力がないと体勢維持できないよな〜
・セイヤさん、御神渡りで姐さん不在の間、最前のお客さんにマイク向けて、マイウェイ合唱を促してはりました^^
・最後もう一度アンコールに応えてメンバー全員登場。タオルを皆手にしてます。
・未來氏から、大阪から参加のセイヤさん紹介！その際に、「実は東京ではずっとギターは別のやつがやってて…」と言って、「あ、“やつ”て言いましたけど、まあ、これでそいつとどういう間柄かはわかってもらえると思いますが」と。はい、JUONくんと未來氏の友情はもうビシビシ感じてました！すてきだった！
・右手の肘との甲との間くらいのところに小さなできたての切り傷が有りまし た(>_<)どうかそれ位で収めてねー。せいやさんご挨拶で、怪我なく最後まで走ります！とおっしゃって、未來はんおかしそうに他人事のように笑ってたけど、それあなたのことですから！と思いましたよ。
・いやはやナンバ、大きな箱でどんななるかと思いましたが、いきなりテンションMAXで楽しかった〜！！とりあえず、センター上手側通路脇の階段前の方は、姐さんのマントバサー・なめなさいよ！客席渡りの起点等々、いろんな所で姐さんが降ってきますのでお覚悟の程！*2
大阪も、どんどん盛り上がってるみたい！ヘドウィグ・アンド・アングリーインチバンドの勢い、森山未來の凄まじいパフォーマンス、まだまだ唸りを上げて旋回していきそうです！
