「その街のこども」劇場版2回目@京都シネマ

 大阪初日に梅田のシネリーブルで見て以来、ほぼ1ヶ月ぶりのこどもたちでした。
 大きな画面で、大きな音で、ツインドラムスや二人の息づかいや細かな表情の移ろい、そんなものを前にすると問答無用に胸がいっぱいになります。今回大きかったのは、ベランダで手を振るおっちゃん役白木さんの表情、目の動きがはっきりわかったこと。その優しげに二人のこどもを見守る穏やかに笑みを含んだ眼差しを見て、ぐっとこみ上げるものがありました。そんで、直後の「寒いんでもう中入ってください!」で堤防決壊です。
 客席は30〜50代?の男性が目立ちました。私の隣に座った男性は、公演でシャドウピッチング(なんて言うのかな?)する勇治の姿を見て、ぐぐっと息を呑み込んでおられました。あの場面も、少し場面が長くなってますね…。胸を打ちます。
 居酒屋で増えた二人の会話も、今回はちゃんと確認できました。なるほど……自然すぎて気づかなかったし、改めて見てみると、放送版も見事な繋がり具合だ……。
 見れば見るだけ発見のある映画です。あと何度か見に行けるかなあ。行けるとしたらどこだろう。DVDになると良いんだけどなあ。
 
 そうそう、放映が終わって劇場の外に出たら、ヨーロッパ企画本多力さんの姿を発見。エスカレーターで前後ろで乗っちゃいました(笑)。またカメラがないか構えちゃったよ(内輪ネタ 苦笑)。しかし良く遭遇するな〜ヨロキカの人達(笑)。