「その街のこども」行ってきました。

 今日は午後から大阪で仕事。有り難いことに、真っ当な時間に終了したのでそのままシネ・リーブル梅田まで行ってきました。映画館の下の広場では、ドイツクリスマスマーケットという催しで大賑わい。おかげで、ホットワインとソーセージで軽く腹ごしらえもできて、とても幸せな気分。クリスマスの飾り付けが何となくルミナリエを思い起こさせたりして、ああ良い初日だなあ、なんて思いながらエスカレーターで三階へ。

 買ってあった前売り券と引き替えてもらったら、初日から先着何名かに頂けるというエコバッグがまだありました。とても軽くて使いやすそう。有り難く使わせていただきます!
 パンフレットは800円でした。とても読み応えの有る内容で。始まる前に、ゆっちのおっちゃん役をされた白木利周さんのコメントを読んでいたら、うっかり涙が溢れてうろたえてしまったり(苦笑)。脚本の渡辺あやさんのコメントもとても印象的だったです。「ああもう、物語はすでにそこにあるのだな」ということばのもつ説得力と言ったら……。
 
 内容は、まだネタバレが有ってはいけないし、増加部分などは極力書かないでおきますが、とても静かながらも考え抜かれて、そして思いの籠もった増補でした。随所に、ハッとする映像がキラキラと入り込んできます。……ああ、勇治のこのことばが有ったからあそこで美夏がこう言ったんだ……。台詞のない所でも……です。ドキッとしながら胸を打つ、見慣れた夜空に数々の新しい星の数々がちりばめられているようでした。そして、音楽もよりはっきりとパーカッションやツインドラムの響きが聞こえてきます。
 本当に良かった……。心がシンとする思いです。改めて感謝。



 以下、とても感動したのでどうしても一言書いておきたいんだけれど、うんと離してさらに畳んでおきます。何が有ったかは詳しくは書きませんが、どこに有ったかを書かないといけなくなります。
 どうぞご注意ください!




 
 

 
 

 オープニングです。
 オープニングで、例の神大付属住吉小学校の、1ヶ月遅れの始業式の写真が出て来ます。ああ、この中に未來少年がいるんだな…と思った途端に涙が溢れました。あと、子供達の描いた絵……。中に一つ、気になるものがありました。それはもう一度行った時にちゃんと見なきゃ。
 それから、……ああでも、もうやめます(苦笑)。
 どうぞ皆さん、是非その目で見てきてください。