「走れメロス」映文連アワード2010準グランプリ受賞!

 お!受賞おめでとうございます!
 カメレオンさんがひっそりと情報をアップしておられます!!
 こんなステキなニュースは、メルマガを活用してくれればいいのに(笑)。
 
 公益社団法人映像文化製作者連盟
 
 走れメロス、何度見てもほんとにステキな作品です。演出に漂う、少し醒めていながらも偽悪的な面倒くささ、それでもシャイな優しさ、そんな人間の息吹が、森山未來という身体性、もちろん田中泯さんの存在感と見事にかみ合って、とても見応えのある、何度見ても見飽きない作品になってます。
 太宰治における「走れメロス」の諧謔性って、そういうとどこかカフカの「変身」にも通じるような気が時にします。真逆なようでいて、作家の中での作品の位置というか……。作者は恐らくこれを笑いながら書いたに違いない、という辺りの諧謔性ってことなんですけれどね(苦笑)。
 
 そうそう、これ(↓)メロスの演出をされた渋江修平さんのサイトです。走れメロスの画像が見られます。切り取った絵もまた美しい!
 http://shibueshuhei.com/a_meros.html