『森ガールvalon』vol.1

森ガールvalon vol.1 (タツミムック)

 ひゃー! 
 創刊号を飾る第一回森ボーイです♪
 ベストステージもルクスタも、感想書けてないけれど、このインパクトがさめぬ内に、こっちから先に書いちゃおう♪
 さて。いやいやいや(笑)。
 意表をつく出で立ちですよ〜それに一瞬ビックリ仰天! そりゃ無理もないよ、びっくりするよ〜〜!!
 どっからどう見てもスナフキンだね〜〜。しかもレギンス履いてるし!
 
 でも、よくよく見るとですね、ツリーハウス内の帽子を取ってくつろいでる妖精写真なんかはすごく良いですよ。うん、好きだわ私(笑)。
 森スタイルは妙に似合ってるから笑っちゃう♪それがいっそ不可思議。
 だって、初っぱなの、太い幹に腰を下ろしてる写真、履いてるパンツはすごく本人好みっぽい感じだし、読書中は、いったいどこのお姫様?って感じの性別不詳っぷりなんだもの。サファイヤみたい♪ もしも髪が金ならば、下界に降りた白い人にも見えるかも…。
 
 記事に、「衣装に着替えるやいなや、木々を飛び越え、茂みの中を大股で分け入って進んでいく」*1って有りますが、その後ろ姿、写真にして欲しかったな〜〜見たかったな〜〜。本人も「こういう場所に来た時には、大胆に振る舞っている方が自分では安心できる」と語ってますもんね、余程周りを驚かせる躍動っぷりだったのでしょう!
 でも、考えてみると、この言葉ってかなり興味深いですね……。だって私たちって、普段の暮らしの中では、自分を取り巻く「場」と自己の振る舞い――もしくは自己の身体性かな?――なんてことは殆ど意識しないで過ごしてしまうものね。彼にとっては「場」にまず反応すべきものとして「自己の身体」が有るんだなあ、そしてそれを他者の目で客観視する視点もある……。それが「見られる程、自分が自分のものではなくなっていく感覚」にもリンクしていくんだろうね。見られるままの自分……いや逆か、いかに森山未來のままで「いられるか」「そこに立っていられるか」とこの人が常に言うのは、いかに森山未來のままで(そのままとして)「見られるか」ってことなのかもしれない。おもしろいです目が離せないです。モリヤマミライという森の住人。
 
 テキスト、女性ライターさんかと思いきや、男性でした。Takeshi Maedaさん。
 スタイリングは、『変身』パルコさんでのあれこれインタビューでおなじみの、シガアキオさんです。とすると、森ガール側のスタイリストさんじゃないってことなのかな?もしくは、森ガール以降のお付き合い??
 
 いやはや、じっと見てると、初っぱなで度肝を抜かれたとんがり帽も可愛らしく思えてくるから不思議(笑)。なんだかホントに森の住人に見えて来たわ。ツリーハウス、絶対住みたいって思ってそうだよね!

*1:引用は以下含めて共にP.42。たぶん。というのはこの雑誌、ページのノンブルが殆ど通ってない(笑)。