「リミットー刑事の現場2」公式サイト「制作日記」

 土曜日の夜に,早くもアップされていた「制作日記」。最後に「個人的な」と断り書きをしたうえで,最終回の名場面を挙げておられる広報担当Nさん。
 あの,取調室に監禁されていた啓吾の,絶望の淵に墜ち,虚脱しきった表情で目を充血させて空を見つめる写真を掲げつつ,「どん底に墜ちた人間はこんな表情をするのかとショックを受けた」と記しておられるのですが,その後に次のような言葉が続きます。

  そんな表情をする啓吾が「幼い天使」に見えたのは私だけでしょうか・・・・・。

 
 同感ですよ。広報担当Nさん。
 まったく同感です。
 この姿は,よれよれになってぐっしょりぬれそぼって,この世という,煩悩の渦でできた世界に生まれ落ちてきてしまった,みどりご同然の汚れない天使そのものです。

 この人は,どろどろになってのたうち回りながら,真っ白の羽を背中に備え,飛べばいいのに飛ばず,そうかと思うと,想像もしない時に不意に飛びさるのです,誰よりも高く遠く。…あ,この人って(苦笑)。毎度,痛くてすみません。