ジョナサン・ラーソン トリビュート・コンサート@12/4

ダフネが泣いてた。ありがとうって言ってくれた。ウィルソンが何度もスキップしてジャンプして叫んでくれた。
感動。ただただ感動。

ありがとう。ダフネ。ありがとう。ウィルソン。
そして、ありがとう、ジョナサン・ラーソン。素直にその言葉が口をつきます。こんな出会いとキラキラの宝石のような時間をありがとう。

詳しくは帰宅後に。しばらくぼーっとします。……幸せです私。

 
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 帰ってきました。暖かい夜です。
 まだ何だかテンションがおかしいのですが、訳のわからないまま書いちゃいます!
 席は、17列センターブロック下手よりです。


やたら長いので畳みます!




☆☆
 さて、田村さんの登場。じぇんとリーな声ですごくかっこいい!ボタンを三つほど外した白のシャツがセクシーです。
 続いて、高良さんにバトンタッチ。かわいい声だな〜。声優さんみたいだな〜〜!!
 と思ってる内に、Elianaさんと桃花さんがスタンバイ!
 三人で歌う歌は、

  • (1) Valentine Day♪(以下まず書いちゃいます(苦笑)、曲目は正確にわかり次第訂正していきます)とーっても可愛いメロディーなんだけれど、内容はSMプレイ(笑)。おっかし〜〜!!これは全部日本語に翻訳した歌詞で!確かにそうじゃないと歌のおもしろさがわからないよね(笑)。

 続いてロウマくんの登場です!ロウマくん、眼鏡をかけて、すっごく格好いい!でもシャツのサイズ、特に胸回りが合ってませんよ〜パッツンパッツンです〜(笑)。出てきて、物静かに語り始めます。歌の説明。思いにふけって悩んで悩んで、立ち直れないくらい悩んでしまう、そんな夜の歌だそうです。誰もが思い当たる、そんな感情が歌われているって言ってました。で、その歌は、

  • (2)「液晶表示の呼び出し」ロウマ訳です。原題はおぼえられませんでした。なんだっけ。LCE Reading?? LCD Read Outでした!だめだ全然おぼえていない(苦笑)。きれいな曲でした。ロウマくん☆歌うまいな〜〜〜。思わずうっとり聞き惚れてしまったわ!あ、ロウマくんは英語で歌いました。ちょっと歌う前に英語だって言って照れてました(笑)。かわいい。


 続いて男性キャストがゾロゾロ出てきましたよ!えっとね、田村さん、安崎さん、Junearさん、リキトさん、戸室さん。ここまでは確かです!で、辛源くんいたかなあ。白川さんいたかしら、えっと米さんいたんだっけ…。あー、わかんなくなっちゃった(汗)。すみません〜〜。その歌は

  • (3) BOHO days♪ なんだかみんなでマイクの取り合いっこしてドンドン場所を交代して歌ってて、ぶつかったり避けたり、すんごくコミカルでおっかしいの! 客席みんなでタン タタ タン タタ タン タタ タン タタ♪って拍手するんです(笑)。時々まちがえたわ(笑)。でも、楽しかった〜!

 続いて、田村さんが、ジョナサンの多彩な作品のなかから、キャバレーソング!ということで、ジャジーな曲!えっと曲名全然おぼえてないんですが、

  • (4)Break out the voice だっけな?→BREAK OUT THE BOOZEでした。 Shihoさんと横田さんのFeied Prideで、とーってもかっこいいジャズナンバー!横田さんのギターがすごい。パーカッションから各種ストリングス、すべて弾きわけておられますよ!おまけに歌まで!!すっごい! トークも飄々としてステキな方でした!横田さん♪ 

 その後、高良さんの再登場。ジョナサンは、無くなるまでの20年間で、380曲(?)ほどの作品を作られたそうですね…。
ああ。なんて才能…。そして、ミュージカル作品ばかりではなく、子供向けの映像の曲ということで、映像付きの

  • (5) Down♪ うん。セサミストリートみみたいだった!いろんな「Down」が出てきて、ジョナサン自身も出演してます。きゃは!すごいノってる!!
  • (6) そのまま同じく子供向けの映像。Destination Sky♪ ジョナサンのお葬式で流された曲だったそうです…。そんなこと聞いちゃうと、もう涙が出て困ってしまう(泣)。だって、とっても澄んだ子供の声で、♪すぐもどるから♪またすぐ会えるよ♪ なんて歌ってるんですもの(涙)。

 そして、舞台上手のバルコニー上に、田村・高良両氏が姿を見せ、スペシャルなパートナーを紹介します!と。舞台上に姿を見せたのは、コリンズとロジャー…いや、米倉さんとKくんです!米倉さんは白っぽいハットをかぶり、Kくんは白のジャケットに白のインナー。とっても爽やか青年でしたよ。で、で、で! コリンズの、「今宵クリスマスイブのスポンサーは〜♪ エンジェル・ドゥモット・シュナルド!」で、登場です!エンジェルが!!わーーーー。

  • (7) Today4U♪♪………もう、すーんごいステキなの!キラキラなの!!!客席なんてもう立ち上がらんばかり!!わーーー!!!ともきゃーーー!!ともつかぬ歓声と拍手で、とんでもないテンション!で、スティック持ったエンジェルがね〜〜またステキなのですよ〜。ドラム缶も叩いてくれたし、一杯躍ってくれたし、何と言っても歌声がもうもうもう!!

 あ、エンジェルの、もといウィルソンの出で立ちは、白のシャツと黒のパンツ。とてもシンプルな出で立ちでした。ネクタイもなかった。後で出てきたときは、黒のステッチの入ったすんごいエレガントなジャケットを着ておられて、これがまた似合うっちゃあなかったのですが、Today4Uでは、そのジャケットは無しでしたよ。みんな目を奪われて彼のパフォーマンスを見てて、見てて、聞いてて、聞いてて…。米倉さん、うっかり聞き惚れてて、どこかで入り損ねてしまってはりました(笑) エンジェルがチラッとコリンズに心配そうな視線を投げかけたのもすてきだったけれど♪ 米さんちょっとどぎまぎしてはりました(笑)。いや、気持ちわかりますよ。みんな夢中で聞いちゃうよね。

 三人がお辞儀をし、エンジェルはコリンズの手を取り、コリンズを引っ張るように上手に掃けていきました〜。すてきだなあ〜〜うっとり……
 そしてそれに引き続いて、もちろん!舞台の上のドアがバーン!と開きます!!ミミ!

  • (8) Out Tonight♪ はー。すっごいパワフル!ダイナマイトです! ドレスは昨日は緑だったらしいけれど、今日は豹柄♪ タイトなラインのロングドレスです。でも階段の途中で二度ほどそのドレスの裾をまくり上げて美しいおみ足を出して高く上げてくださいましたわ!!客席ヒートアップです!ヒューヒュー声が飛んでます!! ミャウ☆ハッ!! の迫力と言ったら〜〜。男はみんな気絶ですね、あれは!かっこい〜。

 会場の異様なテンションを鎮めるように、田村・Jennifer・辛源が登場。Life Cafeのボトルケース?の椅子でトーク開始です。はー。なんかもうイッパイイッパイですよ〜〜(涙)。

 今日は、予め質問をお客さんに聞いておられたようです。私はぎりぎりに駆け込んだからわからなかったけれど、ロビーでやってたのかしら。

#1「ジョナサンの思い出は」
#2「東京の印象は?」
#3「初演時から今とで自分の思いに変化はあるか」。質問の趣旨がわかりにくかったのか、ダフネが、「今」というのは日本の今回の公演のことか?とか通訳さんに確認してました。辛源くんがそれを聞いて、自分の質問とも近いのでといって、「今回はかなり新しい演出を取り入れているけれどそれについてどう思うか」という質問を追加してフォローしてました。彼もクレバーな人ですね。
#4「ママとして、mimiのイメージはどんな風に自分の中で保っているか」(by Jennifer)
#5「ジョナサンが亡くなった次の日の公演初日は、どのようなものだったか」(by 田村)
 こんな内容でした。一つ一つの回答は後で追加で書いていきますが、私としては、ウィルソンが言った次の言葉がとても嬉しかったので、それだけ先に!!

「今回の日本版のステージはとてもすばらしかった。キャストは皆才能に溢れている。昨日、舞台を観たんだけれど、その時、ああトリビュートコンサート初日、これを見ないでやって本当によかった!と思ったよ。今日は、観てしまった後なのですごくプレッシャー。気合いを入れなきゃってね♪」

 はー。気合い入れなきゃ!って思ってもらえたんだ〜。よかった!!昨日、舞台を観てくださったのね。我らが下ネタ好きのマークもすてきだったでしょ?!うれしいなあ。良かったです…。


 どうやら、舞台袖ではスタッフの巻きが入ってたようですが、田村さんは堂々たるもの!すてきです!!

 そして続いて、ダフネとウィルソンの歌♪ 
 

  • (9) ダフネは、ジョナサンも好きだったというクリスマスソング。エネルギッシュに舞台を右に左に時に客席に語りかけるようにアクティヴィティに動き回るダフネ。ホントに何というかしなやかな豹のようで、ああ、これは日本人には無いパワーとセクシーさだなあ、とつくづく思いました。だってもう、降参するっきゃない!なんだもの〜〜。
  • (10) ウィルソンのWhy@tick,tick・・・BOOM! これがねえ。もう何か私、心臓鷲づかみでした。泣けて困った(涙)。ウィルソンってとんでもない歌い手さんですね…。ちゃんと舞台風に歌ってくれて、歌詞は全部はわからなかったけれど、あの美しい歌声とともになんかブンブン振り回されてしまった…。もっともっともっと聞いていたかった〜〜。ほんとにステキだったんです。ウィルソンのアルバム。いま作ってるって言ってたけれど、買えないのかなあ(涙)ほんとに感動しました。

 そしてそのまま、ああああ!!!コリンズだ!!米倉さん登場で

  • (11) I'll Cover You! わー………。

 ・・・…
 ・・・…もう言葉がない。

 だって、イントロが始まったとたんに、ウィルソンがエンジェルになったんですよ! エンジェルそのものに!(涙)。もうねええ……ことばが無いです(涙)いま思い出しても涙がでる(泣)。二人見つめ合って、手を取り合って、顔を近づけて。直前のWhyと発声から何から何まで違うんだもの! 一気にエンジェルですよ〜〜 あー。なんてこと。二人しっかり抱き合って、小さく口づけして(号泣)。あああ、すてきすぎる……。米倉さんも最初は一緒に英語で歌ってたけれど、最後は「幾千ものキスで〜」ってやってましたけれど、それがまたピタリとエンジェルの歌声(もちろん英語)と重なるんです。エンジェルがリードして少女のようにかわいらしい米さんでした!ああ、もう一度聞きたいよ〜。

  • (12) 続いてはもちろん、Another Day♪Kくんがダフネと一緒に出てきます!

 Kくんって、すごく歌がうまいんだ!いやごめんなさい、当たり前なんだけれど、こんな風に歌うと、すごいですね。声量も感情も激しくて、もちろん立ち方などは控えめな東洋の紳士なんだけれど、だんだん追い詰めるようにミミに歌の礫をなげつける様が迫力を帯びてきましたよ〜。いやあ、聞かせます。すごいや。Kくんは日本語で、ダフネは英語で、それでもちゃんと成立してた!それがすごいや。RENTのすごさですね。ウィルソンがトークで言ってたけれど、英語でもスワヒリ語でもスペイン語でも何語であってもRENTの精神は伝えられる!って。その通りのシーンだった!

  • (13)出演者全員が出てきて、LOVE HEALS。二人づつペアで順番に前に出て歌っていきます。とてもステキな演出!K&ダフネ→Jennifer&ウィルソンからはじまって。
  • (14) その後そのままFinalB。でした。アンコールでSOL。その後も、2階ほどカテコがありましたよ。みんなステキだった。横一列に肩を組んだキャスト。ウィルソンが、僕たちはファミリーだ!って言ってた。ダフネはありがとう!って言いながら感極まって涙で言葉が詰まってた(泣)。それを観ながらまたまた涙……。


 で、これを観ながら、ああ、どうしてここにマークがいないのかな〜。 やっぱりちょっと寂しくなりましたよ未來さん(→)笑。「マーク、マーク、ぼくマーク!」って駆け下りて行ってくれれば良いのに〜〜なんて。でも予定は予定だよね、最初から名前は無かったし(苦笑)。でも考えてみると、今日はキャストみんながホントに輝いてた!!すばらしいカンパニーだってつくづく思ったもの〜〜。ウィットと才能とホスピタリティととびっきりの歌声と!すばらしいホストたちだった♪
 「才能溢れる若き日本のファミリー」(by Wilson)
 そうだね〜、こういうのも彼らしいのかな(笑)。きっと私たちと同じ思いで、誇らしい仲間にニコニコ黙ってスタオベ喝采を送ってるよね☆このいたずらぼうず!(笑) さー次の舞台、楽しみにしますよマーク☆我らがマーク!

 
 ああ、ほんとにステキだったです。この幸せに感謝。
 Thank you Jonathan Larson


 最後に映し出されたこの言葉に、心から感謝でした、ありがとう。

 客席には、財団法人エイズ予防財団の啓蒙冊子が置いてありました。
 帰りがけに、募金箱に気持ちと願いを込めてきました。

 
 そうそう、客席にコートを忘れてしまいました(苦笑)。天使に見とれて心臓ドキドキ手足バラバラ。
 取りに戻ったクリエの係員の方、とても親切でした。ありがとうございました。

 
 【補】トークのところ、今日中の追記は無理っぽいので、明日に…。トリビュートコンサートの時間捻出のため寝不足気味で、肌もボロボロです(苦笑)。おやすみなさーい。