11/29 マチネ＆ソワレ
三週間ぶりの日比谷。マチソワです。
マチネ。
まず入ったとたんに、あれ？なんか客層が…？
団体様がとても多い回でした。しかもどちらかというと、出演者のご両親〜祖父母クラスの年齢層…。e+の貸切日、私は普通にe+の案内で買ったのですが…何か狭い意味での貸切っぽい雰囲気が有るような無いような（笑）。
静かな場内でしたが、キャストは熱かった！
ともかく、三週間ぶり、こんなにそれぞれが、ロジャーに、ミミに、エンジェルに、コリンズに、モーリーンに、自分を引きつけまた引かれ合っているとは！どの歌も安心して聞くことができました。歌と台詞も、とてもクリアに耳に届きました。
もちろん、曲目によっては一人一人の声が聞こえないナンバーもありますが、それはまあしょうがない、そういうもんでしょう、ね。
以下、ネタバレ含みます。お気を付けください！
ソワレは、桐ちゃんの詳細レポが上がってますので、マチネ中心に記録しておきます。ところどころに比較をいれつつ、という感じで。
座席は、マチネが17列下手、ソワレが10列上手です。
Wキャストは、マチネが、Ryohei・Jennifer・ロウマ・英莉加、ソワレが、Ryohei・DEM・辛源・Mizrockでした。
一幕で、早くもあまりの進化ぶりにドキドキしてました。マークの声もすごく伸びやかで柔らかく、コリンズの歌声は相変わらず素敵！
それだけじゃなく、他のキャストもみんなすごく良いの！
DEMミミ、初日は切羽詰まってる感じがしたけれど、とても声も良く出て伸びやか！寧ろ余裕すら感じました。
Ryoheiロジャー。心の闇がよくわかったし、感情が高ぶると少々音が外れたりするけれど、それもロジャーっぽい！良かったですよ。特にラストの嗚咽と咆哮は鳥肌が立ちました。 ロウマと辛源くん、二人ともほーんと良いね！辛源くんも初日からはとんでもない進化を見せてくれてます！最初は開き気味だった膝も優雅に閉じられていたし、美しい高音はまったく危なげない。ラブラブの純愛カップルに見えますよ〜。すごく良かった！ロウマくんも相変わらずの積極さだし♪
で、Mizrock、パフォーマンスシーン！すごく吹っ切れてますね♪ 彼女の迫力に乾杯！むちゃくちゃ格好良くって可愛くって小悪魔的で。ほんと良かった。今日のパフォーマンスbyモーリーンはMizちゃんに軍配だったかな。しかしこのポストは毎回順位入れ替わりますよ（笑）。だって二人ともとっても良いんだものね〜。
☆☆マチネ☆☆
ミミとロジャーにボロボロ泣かされ、ロジャーに詰め寄られ追い詰められるマークに泣かされました。
一幕
- まず、最初の登場。首のマフラー？が真っ赤っかでビックリしました！初日二日目は、もっとくすんだ煉瓦色ぽかったと思ったけれど。あとベージュみたいな色の薄手のも巻いてたなあ。あれ二日目だったけか。
- 髪！なんかすっきりしたね！（笑）眉が軽く隠れるくらいの長さしかないものそれがいいよ〜〜。表情がよく見えるもの。チョキチョキ万歳！*1
- オープニング。すごく好きなんです。ロジャーとマーク、エネルギッシュなんだけれど、時折見せるマークの優しい、でもどこか冷静な声と態度が、これからの舞台の空気をさり気なく示唆してるようで。
- マークの最初のダンス。足の動きやら身体の回転やら、スピードなのかそれとも動作数なのか…何かが増えてませんか？！ それとも単に忘れてただけなのかな。あまりのキレの良さに、今更ながら驚いてしまったです。やっぱすげーんだダンス〜〜って（苦笑）。あたりまえなのに。よく知ってるのに。
- でもマーク、マチネではカメラの周りをクルクル回るとき、足滑らして手を突いちゃいましたね（苦笑）。気をつけて。もちろんソワレでは完璧だったですよ。同じ失敗二度繰り返さない、未來’s theory。
- コリンズ帰還！お土産投げるところ、マークからロジャーへの投擲、とても高い弓なりで笑っちゃった（笑）。バナナは無いのね。なんだ食べないのね。残念（笑）。
- コリンズの真似して踊るところ、コリンズ、右手を真っ直ぐ上方に伸ばし、そのまま細かく足をかくかくさせながらクルクル回転してました（笑）。マークそれを横目で見ながら可愛く振り写しです。
- ２階の柵から飛び降りるところ、マチネはとても慎重に飛んでたなあ。手すり飛び越して、手すりに手を置いたまま空中側から台の上に足を一旦かけて（こんなことができること自体が既に脅威ですが。だって片手だよ、片手にはカメラだよ！）。だので高度としては手すりの上からじゃなく台の上から飛んでました。って十分高いけど！
- あ、ソワレは普通に柵を跳び越えてそのまま着地してました。
- Tango – Maureen。上着、ちょっと右手がひっかかっちゃった。でも普通に脱いで別に支障なく。一幕でのズボン内股綻びの原因は、きっとここでの開脚でしょうね♪ ただ、噂に聞いてたジョアンヌの焦らし戦法は、マチネはそれ程顕著じゃなかったかな。ソワレの方がおかしかった♪お客さんにも受けてたし！
- サンタ・フェ。すごく楽しみだったナンバーの一つ。エンジェルとマークのハモりがとってもキレイなんだもん。 ほとんどロウマくんと肩を組んだまま、首をかくかく前後させて（ロウマくんも♪）スムーズに沈んで行ってました。くるくるは回らなかったな〜。でもソワレでは回ってた！ちなみにソワレのエンジェルは辛源くんで、ちとマークの自由行動時間が多かったかな。
- そうそう、サンタフェで、マークが横向きに倒れてロウマエンジェルがそれを支えるってシーンが有るけれど、ソワレの辛源エンジェルの時は、抱えるのはコリンズになってました。辛源くんだとち少々「か弱い」のかな（笑）。
- 見つめ合い顔を寄せ合うコリンズ＆エンジェル。向こう側から顔を割り込ませようとしてるマーク、全く見えませんよ〜（笑）。ソワレでは、ここで、コリンズエンジェルの顔と顔の隙間から手を割り込ませて二人をビックリさせてましたね！マークお茶目（笑）。
- La Vie Boheme。舞台中央少し下手よりのお客さんと乾杯をし、お隣の空席の椅子手すりに少しもたれかかり、そのまま上がっていきました。わりとおとなしめかな。紳士でしたよ！
- ソワレでは、最前列のお客さんの、茶色い色つき眼鏡？サングラス？を、マークかけちゃいましたよ〜！なんなんだその格好良さは！！こんな格好いいマークがどうしてモーリーンに振られるのよ〜。あ、♪彼女はレズビアン…♪ そうか、それしか理由考えられないわな！…と少々興奮しました（反省）。眼鏡を腰を屈めて投げ返したらいつものマークでした。ボヘミアンの見せた夢でした（笑）。いやいつものマークもとっても格好いいけど大好きだけど（笑）。エンジェルの贈り物ですね！〜なんてマジで思う私がちょっと気持ち悪いです（苦笑）。
- えっと、話題をマチネに戻します（汗）。冷静に。
- あーしかし、次はお腹見せなのです！だめだ。冷静になれない（苦笑）。いやあ、こんな盛大に見せてたとは？！きっと、シャツをズボンから引っ張り出すときにチラリと見える程度なのかと思ってたんですよ、ところがどっこい！いやいやどうして！ 完全にシャツを鎖骨辺りまで（言い過ぎです苦笑。でも手はその辺りまで上がってた）まくり上げてお腹全開、そのまましばらくお腹アピールで前進すらしてましたよ！なんなんだ〜このパッフォーマンスは！ いや白くすべすべで美しかったですよ。キレイな６パックでしたよ、ええ、そうですとも。パンツはゴムが白でした（笑）。
- Mucho masturbationでした。手などの動作も無しのおりこうさんバージョン。少し年齢高めの客層を考慮したのかしらね（苦笑）。でもソワレにはもう違ってましたよ、新バージョンお披露目！うーんとお下品な方向にバージョンアップでした（苦笑）。
- マチネ。みんなで後ろで大騒ぎしてるときに、マークがエリアンナちゃんのへそピアス触って何か言ってました（苦笑）。「あ、これが６代目？」*2とでも言ってたのかな？何気に無邪気なセクハラですよ（苦笑）…。
- そうだ一瞬ひやりとしたのは、椅子にポーンと腰を下ろしたときのこと、勢い余って椅子ごと後ろに滑ってしまい、背後の電飾にぶつかってちょいと電飾の位置がずれちゃってました。椅子に乗ってて良かった〜（苦笑）。
- Viva! La Vie Boheme! う〜熱いなあ！すてきだなあ！かっこよくって涙ですよ。そんで、暗転してすぐ大股で堂々と上手にはけていくマークのシルエットが、滅法かっこいいんですが。
２幕
続きです。
- SOLが聞ける。それだけでゾクゾクします。Junearさんの歌い方のアレンジが変わっててビックリ。すぐ手拍子に入ったので我に返ったけれど、ちょっと暫く動揺してしまった（苦笑）。あそこは普通の歌い方の方がいいな〜。
- Happy New Year。エンジェルのすごいコート！ロウマくんと辛源くんは同じだと思ってたけれど、色のトーンが少し違うんですね♪ ソワレの辛源くんのを見てやっと気づきました。しかし背が高い！！かっこいい！！でもエンジェルと並んであまり身長が変わらないベニー、美丈夫ですね♪
- オープン・セサミ！が大好きなのですが、これ、もっとみんなで声合わせていって欲しいな（笑）。だってパーティーと犯罪にぴったりなんだもの！
- それにしてもロジャーはほんとダメだなあ、なんて弱いんだ…。確かに、彼はいったんその場を離れないと勇気を持つことができなかったってわけね。自分の意思と心だけで、いきなり前向きにミミに向かい合えたらそりゃその方がおかしいんだけど…。それにしても…（苦笑）。
- マチネの、Jenniferの Without you にボロボロ泣かされました。Ryoheiロジャーのダメさが際立って、それを二人ともわかってて、求め合っているくせに、でも孤独を頭のどこかで諦めるような歌声で（涙）。
- それを、階段の上で、彼らと地平を異にして、カメラを抱きしめたまま聞いているマークの存在がだんだん大きくなっていく。彼が扉を開けて姿を消し、そして下りてくる。再び姿を現したマークは既に上着を脱いで、手にはカメラは無く、解いたマフラーを手にぶら下げている。なんだかその姿にゾクッとしました。その時点で、現し身のマークではなくなっているのがわかって…。
- コンタクト。言葉で形容するのは不可能です…。群衆の中で攪拌されるように身体をうねらせるマークの後ろ姿が目に焼き付いています。そして…エンジェルの歌が始まるまでの短い時間、この短い時間のダンスにまず、やられました。初日二日目に見たときには、もっと動きが大きかったような気がしたけれど、繊細でシンボリックな動きが増えてたような……、記憶にほとんど残ってないので勘違いかもしれないけど。でもなんだか印象が随分違ってぎくっとしました。で、闇を切り裂くように始まるエンジェルの歌。
- 感じた？ 感じなかった。あなたもでしょ。終わった。終わった。セックスを思わせる言葉の応酬のなか、エンジェルが消えていく。どうしてなんだろう。成立しなかった性行為。その終わりとエンジェルがどうしてここでリンクするんだろう。マークが床の上で葛藤しているのは、いったい何と？性と？生と？それとも、そのどれに対しても傍観者の自分と…？
- アレクシーに電話するマーク。現実に戻る。エンジェルを失った皆が諍いを始め、それをなだめようとあっちへこっちへ走るマーク。当事者でないことが際立ちます。そしてその後、「会議」…。これ悲しい（涙）。
- Haloween。マークの声がとてもよく聞こえました。嘲笑的な口ぶりがどんどん自分への棘となっていくのが、ずんずん伝わってくる。いたいよ…（涙）。
- いたさにキリキリしながら、ああ、これが聞きたかったんだ、と思いました。いつもの心を言葉に載せて歌うモリヤマミライだ。彼の歌を聴いてると、そこで語られたことばの記憶が、歌だったのか台詞だったのかわからなくなることがあります。伝えようとした心だけが残る、というか…。いや単に私の記憶力が悲しい有様なだけだと思うけれど。
- Goodbye Love。ミミが出て来るまでのロジャーの烈しさに涙がでました。マークがかわいそうで（苦笑）。ほんととってもかわいそうなんだもん、マーク。そりゃしょうがないのよ、「僕は一人生き残る、いつまでも」*3なんて言うんだもの…。でも、自分に絶望するかのように背を向けた時にミミが現れて、もう一度、マークが二人を振り返る…。ここで救われたような気がするんです、マーク！（涙）。
- What you own。ロジャー側の照明が青くなっててビックリしました。これ、前からそうだっけ？
- Ryoheiロジャー、ミュージシャンの彼なのか芝居する彼なのか、混然状態だった。すごかった。昂揚すると音程が外れることがあるけど、この人の烈しさ、ちょっと癖になるかも…。すごい。
- 二人が再開し、またクリスマスイブがやってくる。こりんずが今度お金をもってくる。去年のエンジェルと同じね。やっぱり嬉しそうにそれを目の前にかざすマークが晴れやかな顔をしててホッとします。嬉しくなる。あー。マーク、喜んでる！
- ミミの臨終に、ソワレでは、両手を握ってそれで顔を覆って泣いてるマークが、可愛そうなんだけれど小っちゃい子みたいで滅法かわいらしかったです
- マチネで驚いたのは、カーテンコールの後です（苦笑）。いや、キャストの問題じゃなく。貸切風の団体さんが多かったとは最初に書いたのですが、みなさん、バンドさんたちのインストが始まると、バラバラと集団で立ち上がって出て行ってしまうのですよ〜〜。「おいおい、ちょっとちょっと」って制止したくなってしまった。だって、拍手送りたいじゃない！ちゃんとお辞儀もしてくれるんだよ！！ でも一旦始まった流れは止めようもなく（汗）。もちろん多くの人は残ってるんですが、それにしても尋常な数じゃなかった。ソワレもそりゃ出て行く人はおられましたよ。夜だし早く出ないといけない人もそれはいると思う。でもマチネ、まだ四時前ですよ〜〜。まあ、そういう日もあるってことですかね（苦笑）。
- あ、そうそう、カテコで未來さんはいつもバンドさん達とハイタッチしてはけていきますが、安崎さんが二回とも後に続いて同じようにハイタッチしてはけていかれました！
なんだかメタメタですね〜（苦笑）。次の舞台はまたまた約３週間後です。次もまたビックリするんだろうなあ。あー。東京にいるならエンジェル並ぶのになあ（涙）。
