GOING KOBE 08

 こういうのって全然行ったことないままこの歳まできたもんだから、ほんとおっかなびっくり、いつでも逃げて帰る体制のまま、夙川大学側イベント広場?まるで大学の学園祭のような光景で、炎天下、お祭り気分が渦巻いてます。
 でもなんだかんだいいつつもルーシー屋台で、森山未來コラボTシャツを購入☆これが、中越地震の募金になるんですよね。よろしくお願いします、未來さん。
 そうそう、屋台には、かわいらしい未來さんの似顔絵が踊ってました♪優しい笑顔の、今日の寝癖付き?の垂れ目ぼうやです♪「あの もりやまみらいの」で終わってるポスター(笑)。妙に続きが気になるポスター♪
 あまりに暑いので、もう会場に入っちゃおう!とワールド記念ホールへ。アリーナのスタンディングは自信が無いもんだから2階のスタンドの、ステージがほどよく見える辺りに陣取りました。すぐに始まったフラワーカンパニー、すんごくよかった!どうやらそこそこのベテランバンド。ボーカルの人のパフォーマンスがとってもノリがよくてリズム感たっぷりで、何より声がよく聞こえた!さっすがー☆すげー☆なんて思いながら、刻一刻と近づく時を前に、妙に落ち着かなくなっていくってのもほんと妙な気分。なんかシートにじっと座ってられないのよね、居たたまれない?ちょっと言葉の意味違うけど(苦笑)。
 SCOOBIE DOっていうバンドも、トータス松本風のボーカルさんがおもしろくて、けっこう聞いちゃいました。うん、会場に入ってみたら、おもしろいね〜こういう空間。初めてだけれど、けっこう楽しいぞ〜。
 ふと気づいたら、未來さんたちのグループが上手脇でスタンバイしてる?というか、わあ、ダンスの振りの確認してる??!!と思ったとたんに、前方の人影で何も見えなくなりました。でも、最後に円陣〜出演者達と熱いハグ!かなりテンションを高めてる様子!わーもう次だよ……
 

 冒頭、始まったのは、組曲「震災を乗り越えて」。神戸大附属住吉小学校の4・5・6年生が詞を書き、それにメロディーをつけて先生方が組曲にまとめられたという、お正月の『プレミアム10』で未來さんが紹介してたあの作品の中の、多分別の一曲なんでしょうね。
 わあ、この曲の全体、どこかで聞いてみたいと思ってたんだ…ところどころに、ギターソロが混じります?誰だろーって思ってたら、え?!いきなり堀江さん@ルーシー店長じゃないの!びびびびっくり!店長の堀江さん、ギターできるんやあ。ちょちょっと走り気味ながらも、妙に落ち着いたステージ度胸で、再度びっくり!
 未來さんは、金、というより白に近い、虹の時のような髪色。グレーっぽいTシャツに白のパーカーを羽織ってます。
 と、続きを順に書こうと思ったんだけど、全然順序も何も覚えてない(苦笑)。今日はだめだわ。ということで、順不同の箇条書きで(苦笑)。

  • 震災での打撃から神戸の復興、未来への希望という、恐らく組曲の流れに沿ったダンスの構成になってたんだろうな。それを、タップとヒップホップで構成していきます。冒頭に、いきなりターンをしてバタッと舞台上に倒れたのは、揺れる町と倒れる町、を表現してたのかしら…。総じて、普段と違うのは、音を立てて舞台上に倒れたり転がったりでんぐり返りしたり、そういうシーンが多かったかも。この振り付けは彼自身によるものなんだろうか。人の間隙を縫って、飛んだり回転したりしながらもずっと音が大きく響いてた、ような…
  • タップシューズに履き替えて、下手に作られたボードに乗ります。S.E.P.のSHUNさんが軽快で高速のタップを響かせる中、未來さんは上半身を大きく使って重いベース級のタップ音を響かせています。そうだ、その間というか、前半ずっと、ボイパのパーカッションが曲をリードしてました。この方もS.E.P.の人ですよね!
  • その後、ダンサーチームのメインはDELL THE FUNKYメインに移ったのかな。でも下手スクリーン前には、SHUNさんがずっと陣取ってタップを刻み、時に手拍子で客席を盛り上げてます。
  • 関係ないけど、私の後ろに座ってた人たちが、ずっとどれが森山未來か?を議論してた(笑)。誰かが「金髪の?」というのですが、一人断固として金髪じゃない!と言い張ってて、なんか振り向いて金髪が森山未來よ!と言いそうになりました。普通の人は、こんなに踊ってるのが森山未來とは、全く想像もつかなかいんだろうなあ…と思ったり。
  • どこらへんだったかな、真っ赤のライトに照らされて、槌音が響くようなBGMのなか、ぐーんと伸び上がってその後体を捻って90度でぴたりと止める(わかりにくー)のがかっこよかった!
  • ダンサーさんが横一列に並んで、せっせっせーのよいよいよい、みたいなのも。
  • これ、振り付けは林田先生なんだろうけど、全体の構成はきっと未來さんなんだろうな。シンプルなダンスというより、物語がある、とっても未来さんらしい構成。
  • ルーシー店長さんが、小学生の声をまねて?裏声で歌っているところにツカツカと歩み寄り、じっと見つめていきなりマイクを奪って、話し始めました!「もりやまみらいです…」
  • 震災から今に至る、自分のことと周りのことと出会いのことと…。とつとつとだけど、すごくはっきり気持ちを話してる、わわわ…。なんかたまらないよ…思わず隣の席のmさんの足をつかんでしまった、すみません(汗)。「出会い」があったから今がある、そんな想いを語ってた、ね…。うん、届いたよ、その言葉。
  • その後、舞台右奥に歩み寄って、いきなり着ていたTシャツも全部脱いで、大会の記念コラボTシャツに着替え始めました。スクリーンにそれが映ってるんだけど、えっと相変わらずきれいな背中で…。
  • Tシャツをアピールしてます。買ってください!と何度も叫んでます。うん、これがチャリティーになるんだもんね。買ったよ〜!と心の中でアピール。
  • 舞台上には大きな布?のパネルが運ばれてきて、いろんなペンキを投げつけてアートを作っていきます。未來さんも投げてます。またマイクを取りました。え、歌?幸せなら手をたたこう、足ならそう…。歌ってるよ!いや叫んでるって感じか。あ、ほんとに叫ぼう!って言ってたような…。ちゃんとアリーナが反応して叫んでるのがすごい!うれしいよ!みんな最高!! 未來さんも「ありがとー!!」って答えてますよ!!
  • わ、客席に飛び降りちゃった!!!わー、客席をつっきろうと…客席側の圧力に負け?(苦笑)すぐ戻っちゃいましたが。びっくりした〜〜。
  • その後も、ずっとマイクを握って歌ってて叫んでて、ああ、なんかいろいろ意識が飛んでるよ、わかんない、どうやって終わったんだっけ〜〜。気がついたら、彼らのステージは終わってて、山側ステージの ONE OK ROCKが始まってました。・・・あ!思い出した!舞台が暗転して、1995年時点での今日の舞台を作った人たち一人一人の写真がスクリーンに映し出されました。林田先生、若い! で、最後が未來さん。これがまあ、なんともかわいらしい少年で…。もっと長く見ていたかったなあ。すぐに消されてしまいましたよ(笑)。
  • ふー。頑張った。いろいろみんな頑張った!私も頑張った!! なんか放心状態で、いま私は何ができるだろう?って考えて、そうだ、とりあえずTシャツを着よう!と思って、すぐにトイレに行ってTシャツに着替えました。わけわかんない(苦笑)。でも、着たぞ!Tシャツ。釜ゆで上等!って気分です。変なヤツだな、私も(汗)。厚手のすごく着心地の良いTシャツです。
  • 175Rの途中まで聞いて、ほほー歌うめー!!なんて感心して、でもちょっと疲れてきたのと体温上昇で外に出ました。外の空気が涼しくって気持ちいい!!
  • だらだらと、暗くなるまでそこでしゃべったり伸びをしたり、いろいろ語り合ったりしてたら…。すごいことが始まっちゃいました(汗)。Tシャツの箱を抱えた金、いや銀の髪の緑ペンキがほっぺにべったりの売り子さんが仲間達とパレードして来て、Tシャツ売り始めちゃいました!ひゃー…… 遠巻きに見てたんだけど、すごい人だかりです。ともかく一生懸命売ってましたよ売り子さん。凄腕の売り子さん。
  • 写メの光が売り子さんの周りに明滅してた。でも、にこやかに一生懸命手売りでTシャツを売っていく、敏腕の売り子さん…。(苦笑)。
  • 彼の町、神戸なんだな。彼の仲間と、彼を支える仲間。大きなおおきな渦がしっかりあるのが見えた、そんな一日でした。ほんとに神戸を愛してるんだな、森山未來…。それがほんとによくわかった。すごいよ、君は。

 ダンスは、相変わらずステージ奥で踊るのが好きなんだねーという(苦笑)。アリーナからじゃよっぽど前じゃないと見られなかったんじゃないかしら。芸術面を考えて作られた舞台で(そう、ライブステージと言うより、やっぱり「舞台」だった)、スクリーンも、舞台美術、効果の一つとして使ってたので、ダンスシーンがそこに大写しになるわけでもなかったし…。いや、彼らしい(苦笑)。でも、もっとガンガン踊って、神戸でに育てられた踊るあなたをガツンと見せる、それでも同じようにメッセージは伝わったと思うけどね。あえてそうしない森山未來…そこが好きなんだけどじりじりたり(苦笑)、でもやっぱり好きなんだよねえ…。
 あー。濃い一日でした!
 みなさん、お疲れ様でした!!

 そして、これだけのイベントを立ち上げ推進し見事に達成されたスタッフの方々に、心からの敬意を!