『ルーキーズ』no2

 やっと見終わりました。2回目。
 いいドラマだね〜。泣かされたよ〜。
 若菜!覚悟決めたらさっさと体育の授業でジャージに着替えちゃう君☆それでこそ高校生だ。あとくされがない、もう迷わない!若菜につるんでた岡田・湯舟・桧山らも、なんかウキウキユニフォームに手を通しちゃって、ああいいなあ、こーこーせー♪ って涙目ウルウルで愛しい愛しい(涙)。

 今日は、平っち&今岡のシーンが少なくってちょっと寂しかったけれど、冒頭の、掛布の授業中、後ろのロッカーの上で棒みたいにまっすぐになって本気眠りしてる平っちには笑わせてもらいました。赤い靴下にやけに目がいくなあ、と思ってたら、そうかい、そうきたかい!ああ、アホすぎて泣けてくる(笑)。これから毎回君の靴下の色が気になっちゃうじゃないか、どうしてくれる〜(苦笑)。
 
 で、張本です。
 もうね、あの張本のね、「教師になりてぇんだ」をリピートです。いい表情するなああああああ。
 口元を照れくさそうほころばせ、一瞬目を泳がせて、その後きっと川藤を見つめて「教師になりてぇんだ」…目がキラリと、ほんっとにキラッと強く光るんだ。すげーいい顔でねえ…泣かされたよ〜〜。照れくさそうだった笑顔が誇らしい笑顔に一瞬でなるんだよ〜〜。
 その直前の「夢」という言葉を口にする時も、やっぱり照れくさそうに笑ってさ…。この張本が、やっぱり川藤が直球でぶつけてくる「夢」という言葉に反発し、抵抗し、スパナを振り回してたこと、その張本の中に「夢」が根を下ろしてることを印象づける、いいシーンだった。それを横で聞いてる安仁屋…。ちゃかしたように「ばーか!」と笑う姿が、張本と対照的で、それもよかったなあ。
 あ、その前の、ドスのきいた「お前、川藤の足引っ張ったら、マジ殺すぞ」もよかった。ドスききまくってたぞ。
 かつて自分が振り回してた、弱い自分がすがっていた凶器のスパナ。それををゆっくりカタリと置いて、おもむろに立ち上がって安仁屋の胸ぐらつかんでぶん殴るまでの、動きのスピードも良かったです、ぶん殴った後の立ち姿の冷めた感じも良かった。冷えた火がヒュンと燃えて、ひたっと消える、そんな張本の、ついこの間までの怖さを印象づけつつ、ただスパナを手にしなかった、その一点の変化が強調されてた…。うまいな〜〜って唸りましたよ。…ってもうさっきから私、「良かった」としか言ってないね、すみません(苦笑)。
 ともかく、カタルシスだった、いろいろもろもろ。もと不良の、熱さと冷えの両方をめまぐるしく行き来する危うい、でもひたむきでヒリヒリの「いま」を、ちゃんと見せてくれたと思う。原作知らないけれど、そういう張本が浮かび上がって、それは、ニコガク安仁屋&川藤の「いま」とキチンとした対比を示してた。
 いいシーンだったにゃー(涙)。

 安仁屋の迷いと不真面目さも良かったしなあ。せせら笑うように張本を挑発するくせに、張本から目を離さない姿、市原くん、ちゃーんと演じきってたよ(涙)。川藤が駆けつけた後の3人の対比は、その配置を見るだけでちょいと感無量…。
 
 あついよ、あつすぎるよ(感動)。 
 来週、なんだかまた大変なことになってくみたいだけれど、目が離せないです。やられました。