『With』・『Style』2008-5

 これ、全部講談社なんだなあ。恐るべし☆出版社共催企画!必然的に、内容は『被取締役新入社員ハケグチくんの話を中心に進みます。両方、ハケグチくんが引き摺るコンプレックスの話。
 それにしても、この頃の未來さん、えらくスイッとしたキレイ系の佇まいですね〜。この間の『ViVi』もそうだったけど。ハケグチくんになりきっている状態からこちらに戻ってくる努力をする時に、彼の中で何かがリセットされるんだろうか。ほんっとに無駄のない*1すがすがしいモリヤマミライです。
 以下、それぞれ簡単に備忘メモ的に。

『With』p.166

 私、この写真好きです☆とっても。本人は「どんな顔で写ってるか心配」だったみたいだけど。まあ直前までハケグチくんモードだったらそうなるかな(笑)。でもとっても美人ですよ!すごく男前!! まっすぐで粉飾の一切ない面立ちで、髪型もいいなあ。自然な分け目に少し被さるように髪を流してるの?ナチュラルな雰囲気がとてもとてもステキ♪
 余計なことを考えられないくらいに自分に没頭する。それは何よりも大きな駆動力、ほんとに。直前の不安や自信が持てなかったことなんか、どっかに飛んでいっちゃうもんね。そして、没頭が一段落して覚醒した時にに、やっぱり不安もコンプレックスも抱えた自分に再度向き合ってることに気づくんだ(笑)。そういうのって消えて無くなるわけじゃないもんね、だからこそ「個性」なんだよね。同感だ。彼も、こんな没頭と覚醒を繰り返して邁進してるんだろかしら…。
 不安もコンプレックスもタップリ抱えながら、それを忘れて前に進むことができる、その経験値は大きい。それさえあれば、不安を抱えたままでもくじけないで歩き続けられる。
 だよね?

『Style』p.264〜265

 こちらは見開き2ページです。夕景色で撮影したせいかな。えらくくっきりした写真の仕上がり。右ページの横顔の見事なシルエットはいつもながら美しい!そういうと、意外と右からの横顔ショットって珍しいかもね。高く掲げた左手は虚空にさしのべられてるのかしら、というか、これ屋外?なんだかすごく不思議です。いつまでも眺めてしまいます(苦笑)。
 で、記事。最近「ずいぶん雰囲気が変わった」と言われる、そんな言葉から始まってます。硬質だった光が「少しずつやわらかくなっている」とも…。
 出会いによって変わること、そこで得るものに貪欲でいられること、そんな柔軟さを獲得したというのは、自分の「核」を信じているからこそ。自分の中の生の共鳴板に響く音を信じている、この人の強さはやっぱりこの「核」にぶれが無いことだなあ。だから外に目を向けて、外からの影響に飛び込んでいける。独り善がりの「核」にすがって閉じこもるんじゃ、その「核」は消費されるばかりで「自信」には育たないもんね。寧ろ自信喪失への道、まっしぐらだわ…。
 「焦って選ぶ必要はない」と言うことのできる彼は強いです。もちろん弱いのかも知れないけれど、あり方はしなやかで、骨はとても強い。共鳴板が響くのを待っていられる弾性がある。何よりその感度を信頼している。頼もしいや。

 そんな彼が演じるハケグチくん、いよいよ来週お目見えですね!
 

*1:もともと無駄はないけど(笑)