11/12ソワレ@青山劇場 

 My 2回目。
 記念すべき、2回目。
 何か、つかめた気がする(笑)。
 

 箇条書きはまだまだ無理なのと眠いのとで、簡単な感想だけ。
 たいしたこと書いてませんが、念のため畳みますね。







 クリフは、なんともたまらず愛しかったです。
 「ナイスな人」、終わるのが哀しい。もっともっともっと聞いていたい。あの、何もかも包み込んでしまうような、心のこもった優しく甘い歌声。何なんだろうなあ〜、他の人たちとちょっと違うんだよねえ。うまい人たち、他にもいっぱいいるのになあ…。欲目?欲目なのか?いや欲目だけでもないよね(苦笑)。

 彼が歌うと、ああ、ミュージカルを観てるんだ☆って納得する。舞台の色が変わっちゃうのよ。歌いながらの甘くて決め決めの彼の動きのせいかな。歌に乗る感情がきちんと台詞に連続してるせいかな…。おまけにあのあ甘い声でしょ。シュナイダーさんサリー☆が、ボンって背中を押して舞台前面に飛び出してきて、そこからカラクリ仕掛けのお人形みたいに歌い始めるクリフが、とーっても格好いいのですよ。永遠にシュナイダーさんサリー☆に彼の背中を押し続けていてほしいくらい。ずっとずっと聞いていたい…。


 ああ、でも、どうしてこの一曲だけなの??(涙)終わっちゃうんだ、このステキな時間はすぐに…(号泣)。

 
 ラスト。ヴィルコメン、ようこそ…って静かに歌い出すクリフ…。短いフレーズなんだけれど、直前に語り出したキットカットクラブの物語を読み上げる声と姿の哀しさに連続して、すべてが夢の後…という哀しさで、何だか涙が出そうになりました…。
 そしてそして、わわわ、こんな風に降りてくるのね(驚)??!!1回目、全然気づいてなかったよ〜(苦笑)。前回は、ともかくあまりに端っこ過ぎましたよ、舞台の全体全然見えてなかったんだなあ…。
 で、その降りてくるクリフが立ち止まるポイント、かなり近いところにいたのです、私。すぐ近くで、クリフが万感の思いを込めて舞台を、キットカットクラブを、ベルリンを、自分の見ていた夢を、振り返って見せる、その姿のほんのすぐ近くから、白い彼の姿を見上げてしまいましたが、ああ、ちょいと直視するのが勇気がいるくらいの美しさでしたよ…。ああもう、言っちゃいますよ、何とでもいえ、美しかったんですよ(開き直り)。
 ところが驚いたことに、その美しい人の真下に座っていた方々はサダヲさんファンの方々で、その美しいクリフをチラリとも観ないんですよ☆ずっと舞台上凝視!すごい愛だなあ(笑)。まあ、立場が逆転してたらこっちも同じかもしれないんだけれど…(苦笑)。

 
 跳び蹴り!改めて正面近くから見たんだけど、床に平行なんだもんなあ。それでもってすごい重量感。
 それでね、今日の私のゾクゾクポイントなのですがね…(苦笑)。そのちょっと前、どこだっけ、部屋を出て行く時だったっけな…。クリフが中折れ帽を頭に乗せ、それを目深にかぶり直す時に、その帽子のてっぺんからつばにかけて、の辺りを、すーっと指でなめるようになぞったのですよ!ああ、それが、ダンサー森山未來の指先でね〜!きれいでドラマチックで……それを見て、背中に軽く電気が走りましたよ、煙はでなかったけど。
 これなんだよなあ、この帽子をなでる指先で、優雅に踊る人を観たいんだよぉ…。またまた意識が外の世界に飛んじゃったじゃない…(泣)。


 わかった、松尾さん、あなたはクリフがステキに歌って踊っちゃうのが照れくさいのね、そこまで照れくさいか(苦笑)。まあ、だいたいどんなドラマでも「作家」設定っていうのは、脚本家が自己投影しがちなポストなんだとは思うんだけどね…ああわかった、もうどーにでもして(涙)。


 それはわかったけれど、せめてドイツ娘の時は、もっともっと踊ってもいいんじゃないでしょうか?チロリアンダンスとか!そんなのがあるのかどうか知らないけれど(苦笑)。


 鳴りやまない拍手に、カテコでは小松さんからお芝居のあらすじ説明(笑)。いえ、一幕が殆ど終わる!って時に入ってきた最前?最前から2列目?くらいのお客さんがいたんだけど、で、MCがそれをいじりまくってたってのが伏線にあって(笑)。
 カテコで整列したサダヲさん、「遅れてきてわかった?お芝居のストーリー。じゃ、シュルツさんからそれまでのお話の流れを説明します!」って言って、小松さんを残してみんな舞台のセットに腰掛けたり階段登ったり(笑)。
 未來さんは、階段中程に腰掛けて、ケラケラ楽しそうに笑っちゃってます。かわいいよ〜〜。
 で、小松さんは、クリフが、シュナイダーさんに部屋を借りた辺りまで説明(笑)、そこでサダヲさんから時間切れの合図!大笑いしながらクリフが掃けていきました。ああ、かわいいよ〜〜(しつこい)。


 サリーとの別れの場面やら何やら、もう語りたいポイント山のようなんだけれど、終わってからtomkoさんと餃子とビール&ワインでさんざん語ったけれど、まだまだ語り足りないんだけれど、もう寝なきゃ(苦笑)。