『華麗なるミュージカル・ガイド』

 キネ旬ムックでもあるんですね。2100円!でも総130ページの堂々たるムック本です。読み応え有り。見所がちりばめられてて、読み通すのに時間がかかりそうです(笑)。

 仕事でバタバタ中なので、未來さん絡みのページのみ。
 これもほとんど備忘だな。

  1. p.15:「Actor's Interview」扉:鹿賀丈史山口祐一郎市村正親川平慈英井上芳雄中川晃教各氏にならんで、未來さんのお写真も。単独のインタビューページ(p.108〜109)と同じ出で立ちですが、右側からのショット。すっとシャープな中に、きかん気な少年のような瞳がこちらをキリッと見ていて、とーっても良い表情です。右側からのショット、いつも絶対ハズレがないと思うんだけどなあ(笑)。しかし、この分厚いムックの中で改めてみてみると、この数多あるミュージカル俳優さんの中から、たった7人が選ばれ特にインタビューを受けていること、その中に未來さんがしかと存在してること……、この扉ページの写真を見るだけで、しみじみと思い知ってしまったりします…。へー、森山未來ってやっぱりすごいんや〜〜、って、まあ有り体に言えばそんな感じですが(苦笑)。
  2. p.102:「ミュージカルシーンはやっぱり熱い!」。いきなりエドガー@檻の中が登場☆もー心臓に悪いな〜。でも、懐かしい…。エドガー、やっぱりすごく好き……。
  3. p.108-109:いよいよ未來さんのインタビュー! 15ページの写真だと、まだ襟足も短く、随分前の写真なのかなあ〜なんて思ってたんだけれど、こうしてみると、髪が長く見えるからとっても不思議! キレイなおでこと穏やかな表情…。でもなんか近づきすぎたって感じ、しません?(笑)なんかお顔のどこに焦点を当てればいいのか迷っちゃうような(苦笑)。いや、とってもいい写真ですけれどね!
  4. 記事は、ともかく最後の2行に同感!です。踊る彼を称して、「すっからかんになった森山に神が宿る瞬間を、ぜひ舞台で体験したい」(text by 笠松綾)。そうなんですよ。踊ってるとき、彼はまるで神が宿ったかのように、何かの化身のように、それでいて森山未來そのものの赤裸々さなんだよね…。記事全体は、とても理知的で論理だった構成。未來さんの発言も理路整然としていて、説得力がある。ライターさんの編集がもちろん入っているんでしょうけれど、特に『血の婚礼』の舞台での居方を語る箇所は、ああ、きっとそうだろうなあ…と、とても納得させられてしまいました。「婚礼」舞台直前のインタビューで、しばしば彼が口にしていた「咀嚼」という言葉を思い出したりも。うん、それがこんな風に実になって行くんだなあ…。眩しい♪

『キャバレー』はとっても期待されている舞台なんだね! わー、今年の秋は大変だ〜!