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 大好きなじゅんさんのブログがしばらくお休み、冬休み突入宣言がありました。3/25のことです。


 夏のチャンピオン祭、じゅんさんがとっても大事にしておられる劇団☆新感線総出演の舞台『犬顔家の一族の陰謀』!その開幕とともに「春」の始まりを迎えられるよう、いまはしっかり地下に潜って冬をすごすためのお休み。自分の上に雪を降らすためのお休み。


 寂しいけれど、それより感謝の気持ちが大きいです。
 じゅんさんの言葉の数々は、ホントにいつも胸を打って…。心のあちこちをゆさぶって、しょっちゅう気がついたら涙が出ていて…。
 心の底から伝わることば。はっとすることば。そうだった、と気づかされることば。時におかしく笑わせてくれることば。
 すごい人です。



 じゅんさんは、決して過去を悔やまない引きずらない、その潔さが読む者に、前だけに未来だけに向かう勇気を与えてくれます。引きずらないのは、過去を誰のせいにもしないからで、すべていまのじゅんさんが引き受けているから。だから、どうしたってじゅんさんには「今」しかない。でもその潔さ力強さは、ずっと変わらずそのように「今」を生きてきたに違いないじゅんさんの、「今まで」の生き様をひしひしと感じさせて、ずっしりと私の心に響くんです。時に痛く、時に嬉しく、時に力強く…。そして、「今から」も。


 そうですね、じゅんさん。天の季節は季節、変調だったり無慈悲だったり、空は私たちを翻弄しても、その下で生きる、地面を這って生きる私たちは、自分の意志を奮い立たせて春の前に過酷な冬を過ごさないと行けないんですね。理屈でも何でもないよ、そういうものなんやで。そう、じゅんさんが訴えかけてくれる気がする。あの目で、あの豪快な笑顔で、背中で。
 そして、ブログをお休みすることで、自らそれを実行してみせてくれるのが、じゅんさん。

 
 じゅんさんのブログは、コメント欄に時々ご自身が書き込みをしてくださいます。
 最後の25日の記事。コメント欄に記されたじゅんさんのことばを読んで、私はホントにもう視界が曇るというもんじゃない、ボロボロだったですよ…ほんとにひどいなじゅんさん(苦笑)。
 じゅんさんは、苦しみと闘っているある1人の人に語りかけてはるんやけど、その暖かくも毅然とした言葉は、その時の私の心の傷に、ひたひたひたと染みこみ、堰き止められていた涙をいっぱい流させてくれ、そして、暖かい春風のような言葉で、もう一度それを癒してくれました。

ーー例え這って生き恥晒して歯を食いしばってでも、一緒に生きて行きましょう


ーー喜ぶ人と共に喜び、泣く人と共に泣ける様な人間に、出来ればなりたいとだけ静かにいつも願っています。頑張って!!


 じゅんさんが口にすると「頑張って」という言葉すら暖かく胸に迫る。
 そうですね、じゅんさん、「人は泣きながらこの世に生まれてきた」*1んですよね。嬉しいならそのことを喜ぼう、泣けるならその時は泣こう。そうですよね。
 


 じゅんさん、本当に超多忙な中、半年もブログを続けてくださって有り難うございました。
 じゅんさんの春、が、舞台に来たとき、この3月25日の日付に続けて、土筆のような若葉のようなワサワサ風にそよぐ大きな幹のような、青空のような心溢れる言葉とともに、ブログを再開してくださいね。
 舞台と共に、それを楽しみに待っています。
 

 なにはともあれ、夏だけど春!のチャンピオン祭、むちゃくちゃ楽しみにしています。

 あ、その前に、31日の「感謝祭!」に出はるんやった。未來さんとお話ししてはるとことか、見られたらいいなあ(笑)。
 

*1:確かリア王でしたか。