忍成修吾@うるるん

 は〜〜。放心状態です。久しぶりに泣かされました(涙)。ウルルン

 よくやった☆ブラボ〜〜!!これから忍成くんのこと、私も「シュシュ」((赤ちゃん@French。録画見返したら「坊や」でした(笑)。工場の人たちが皆、彼をそう呼んでた。))と呼ばせてもらいます。心からの愛を込めて☆いや、本気で惚れそうになりました、忍成くん、松沢…(涙)。

 勝手なイメージなんですけどね、忍成くんのあの綺麗な玻璃さながらの外見の中に、昔からちょっと薄幸というか…、心のどこかに不意に現れる「渡し」のない湖岸を抱えているような、そんな儚い印象を持ってました。不意に現れる湖岸、地図に記録されない、さまよえる湖ロプノールのような(しかし思いっ切り勝手なイメージだな…汗)。銀と格闘する中、そんな」彼のさまよえる湖は、いきなり姿を現してきました。
 悩みを人に相談できず、自分で悶々と考え込む…。スケッチブックにかじりついて、折れ曲がってしまう身体を必死に支えるように俯いていた、彼のその折れそうな細い姿を見ちゃうと、もうもう、心がぶんぶん揺さぶられました。
 「家族のつもりで相談すれば良いんだよ!」…優しく励ましてくれるエリックの言葉に、文字通り絶句する忍成くん…(泣)。涙を抑えきれず、何度も何度も胸を叩きながら深呼吸をして、心を落ち着かせる忍成くん…(涙)。戻ってきた彼は精一杯の笑顔…。でも、まだ本気では相談できない。少しはなせるようになった、でも、彼の心はまだ内に閉じたまま…。工場の、腕っ節の強い、「健全な精神は健全な肉体に宿る」タイプの職人さんがいるんだけど、彼が「繊細なんだな、俺には謎だ」と呟いたりするのが、すごく印象的…。
 でも、忍成くんは、本気です。流した涙の分以上に、前に進もうとする。ほんとに不器用、ほんとに繊細、そして、ほんとにとんでもなく誠実…。少しずつ、アイデアが浮かび、彼の方から具体的な相談をもちかけるようになる。彼が開き出す!!彼の心が開いていきます。彼のロプノールに、ひたひたと青い水が満ちていきます。
 その彼の不器用な、でも真正面から対象に向かい逃げない姿には、職人の方々も徐々に心動かされていくのがわかる。お母さんのように優しく見守ってくれる方も現れる。


 世話係のエリックさんって、本当に素晴らしい。なんて優しい心の方なんだろ!
 中高時代、家に帰らず友達の家を遊び歩いていた、といきなり言っちゃう忍成くんに戸惑って「す、すばらしい…」なんて失言する、そんな篤実な職人さん。その彼が、最後の別れの場面、ボロボロに泣いて、忍成くんを抱きしめるしかなくって…。もう私はここで、一緒に号泣です(涙涙)。

 
 最後に完成させた葉っぱのお香立て、骨太で素敵だった…。放送前に、銀と忍成くんを結びつけて勝手にイメージ通り☆なんて喜んでた、その予想のイメージはすっぱり覆されたけれど、ごつごつと不格好だけれど、強い意志の形をした、素敵なお香立てでした。
 ブラボー☆キレイでおっきなシュシュ、ブラボー!
 惚れちゃう。忍成くんって、こんな、魅力的な青年だったんだね…。