Fabrica(ファブリカ)[10.0.1] @赤坂RED/THEATRE

 まだ見てないんですけど…。
 実は先週の土曜日に、演モ(演劇モバイル)の、アントーニオ!こと富岡晃一郎さんコラム「演劇気になりずむ」に、なんとなんと、ヨロキカ(ヨーロッパ企画)の永野宗典さんが、どでかい写真入りで(笑)ご紹介されちゃいました、神様として!そうなんです。こんど、お二人は、本広監督の舞台初演出作品で共演されるんですよね〜。

 読んでると、もうね、無性にたまらなく、見たくなっちゃいました〜。はい、東京でしかやりません。でもさ、キャパ170人程度の小劇場でね…☆いいじゃんいいじゃん。ヨロキカを思い出させる規模だよ〜、小劇場大好きだよ〜!
 その永野さんも、舞台上での動き、何とも不思議に目を引く人です。派手な動きって訳じゃないんだけど*1、舞台でひとたび動くと、必ず彼の前後左右に、奥行きやら余地空間やら、観る人におや?と感じさせちゃう。仮に50センチしか実際には動いてなくても、目線や手指の先やら、足と首の位置関係やら、なんやらかやらで、空気の動きを感じさせる…、まるで、そのベクトルの先端に、永野さん、歩いていったの?なーんて気になっちゃうほど、空間力のある人…。えっと、ヨーロッパ企画のDVDで、劇団員の恥ずかしい過去☆みたいな映像を収録してるのがあってね(そんなの買っちゃってます:苦笑)、そこに、高校時代の永野さんが、舞台狭しと駆け回ってる衝撃映像が収録されてるんですが…。なんかちっちゃくって、学生服(夏服)来てて、わけわかんないんだけど、ともかく飛んでもない勢いで走り回ってて、目が釘付け!なんです、とりあえず(笑)。何してるのかもさっぱりわかんない、理由も目的も訳わかんない、歌唄ってんのかな〜くらい(笑)。すごく無秩序な動き♪ でも、ともかく見てる人間の脈動にグングン迫ってくる。おばかですごいんですよ。

 とにもかくにも、舞台の上で「動くこと」で目を惹く人が大好きなもんだから、永野さんもそれに違うことなく、とても好きな役者さん。その彼が、アントーニオと共演でしょ〜もう、見るしかない見るしかない観るしか…☆でさ、チケット3500円だよ(感涙)。なんて良心的、ありがたいなあ…!

 ということで、今週末土曜日、ちょうど昼間に出張があって、当初から前日に東京入りして『ロープ』観るべ☆ってことにしてたので、東京泊を一泊延長、『Fabrica[10.0.1]』(→http://fabrica.playxmovie.com/index2.html)観ることにしちゃいました(苦笑)。急な参戦決定なのに、CNで前方チケット買えちゃいました♪ってことで、いま私、久方ぶりに軽くテンション上がってます。
 やっぱり、観劇はいいな☆すごく元気がでてきたわん。

*1:それはヨーロッパ企画が創る舞台の特性なのかな?