『レプリークBis』vol.6 2007-1 【感想その1】
いやあ、見所満載です。1500円、高いけれど、これはお得ですね!
松たか子さん
今までのこの雑誌の表紙とは、一線を画すコンセプト*1。凛とした松さんお一人で、もう十分に目下の舞台世界を代表してくださってます。
いやあ、いい写真ですね。この写真、大好き!
大好きなので、もう一度はまぞうっちゃいましょ☆(笑)
きちんと揃えた指先の右手と左手の微かな重なり具合に、梨園のお姫様らしい奥ゆかしさと揺らがぬ意思が感じられ、フォーマルな黒のスカート、裾を扇形に広げておられるのも、歌舞伎の女形のお衣装の裾捌きを彷彿とさせます。爪を塗っておられないのもとてもこの雰囲気に合う。松さんも手が長いんですね〜。美しいなあ。
で、表紙を開いて、p.7ですよ!
表紙と同じ松さん、打って変わったこの格好良さといったら!!!スカート丈は思いの外短く、毅然と腕を組み、いや寧ろ「傲岸」と言ってもよい風情、踏ん張る足の開き具合、正面から見つめる目、いや、表紙と比べるとほんの少し上から見下ろすようにも感じられる目線!いいなあ。かっこいいな。ジャンヌダルクだもんなあ…。ああ、ホントに『ひばり』、行きたかったんだけれど2月は身動き取れず…。もう今や完売ですもんね*2。残念だな…。
市川染五郎×いのうえひでのり
松さんの兄上といのうえさんの対談。「いのうえ歌舞伎」の命名の由来や歴史、「新感染」のなれそめと第二章の位置づけなど、短いながら、さすが仕掛け人のお二人だけあって、読み応えありありです☆
えーっと、p.26〜27の写真、『最悪な人生のためのガイドブック』時代に、未來さんと慈英さんの雑誌対談に掲載された写真の背景と同じじゃない?まだこんな荒れ地なのかな〜。それとも東京ってこんな「空き地」はいっぱいあるのかしら。
「いのうえ歌舞伎」第1作「星の忍者」の舞台写真、まだ20歳そこそこの古田新太さんが、何気なく写っておられるのが嬉しい(笑)。いやいや、甘いルックスのハンサムボーイさんですね〜。斗真くんが劇団員から「古田さんの若い頃に似てる」と言われるってのも、うん、わからんでもないぞ♪(p.29)
ROCK☆OPERA TOMMY
大阪で見るのが楽しみです!アッキーの歌声はホントに奇跡的だもんな〜。『SHIROH』のDVDも、見る度に、彼が登場しての最初の歌声で、まず鳥肌が立ちます!この人のインタビューだけは、いつも少々もどかしい。もっと彼の歌声について聞きたいのに〜。そりゃ本人は自分の歌声を云々したりしないんだけど(苦笑)。
アッキー、今年の秋には蜷川作品に出られるんですね。でもストレートプレイですか。んーもったいない…、敢えて歌わせないってことなのか?蜷川さんらしいでしゅね(苦笑)。
TITANIC(p.34〜37)
わー、未來さんに花嫁取られちゃう岡田さんだ〜!いやあ、お若いですね〜さわやかですね〜(37)。右のページの岡さん、帽子がちょっと不思議(36)。
FOOL for LOVE(p.66〜68)
社長、足長いです。行定監督、顔小さいです。すんません、そんな感想で。
いや、対談も読みましたよ。不思議なテキストですね。なんというか、語りながら双方が何役も品を替えて担っているような、ある時はインタビュアーであり解説者であり当事者であり演出家であり…。特に、香川さんのしゃべり方が面白いぞ。
香川照之って人、やっぱ、ただものじゃない。
あ、行定監督の「僕自身にとって演劇は、俳優を観に行くもの」(p.68)ということば、まったく同感です(笑)。うれしいな!と勝手に喜ぶ私…。
北村有起哉さん(71)
「いろんな国を征服してみたい」ユッキーでした(笑)。コンテンポラリーダンスかあ。創作ダンスじゃなくって?(さむ!←MM副音声:汗)
森山未來さん(72-75)目次にも。
ちょっとこれ、後で書くことにします。いろいろ感想が渦巻いてて…。
最初に一言、長友さん、このスタイリング、ありですか〜??インナーのヒョウ柄はまあまあ、なんとかまあ、として…上着、これ、インナーと合ってるんですか? ファッションセンス皆無の私からしたら、謎でしかない出で立ちです(苦笑)。ワイルド&ノーブルがコンセプト?いや、まさかね…。
未來さんは、少し日焼けの残る、ツンツン頭もまだ生えそろわず、脱皮中のようなどことなくアンバランスな印象が強い写真群です*3。p.75の見返り写真。私、未來さんの右の目が好きなんで(笑)、左側から見る写真が多いように漠然とおもってた矢先、ちょっとうれしい。
記事本文については、また改めて。未來さんの言葉も白井さんの言葉も、おもしろすぎて興味深すぎて、感想まとめるのがおいつかない(苦笑)。時間切れだあ。 残りは明日以降に書ければ書きます。
ひえー。こんな見所の多い雑誌とは、思いもよらなかったぜ(苦笑)!