『Soup』2006-12、p.195-197


久しぶりの雑誌登場。ほんとに随分久しぶりの感じがする(笑)。


スタイリングはいつもの長友さんですが、ヘアメイクは、これは個人名なのかグループ名なのかな?判然としませんが、長友さんと同じオフィスの方ですね。
まだ日焼けの残る肌色に、髪は、いがぐりというより、ウニくらいのツンツン具合。ポンチョと称される襟付きの不思議な上っ張り(?)が、またまた華奢な印象、というか、年齢不詳、性別不詳な空気を醸し出してます。本来の色白肌なら、もっとその不思議具合が際立ったろうにな…(笑)。
この人の目、ほんとにスパッと切れ味鮮やかな形ですよね。曲線が、非常にシンプルな数式で定義できるような、澱みもなければ躊躇もない、覚悟の決まった一本ライン。美しいな。その曲線。


インタビューは、『役者魂!』に関することが前半にあって、徐々に、自分の今感じる最もセンシティブな部分に踏み込む、といった構成。
そっか、『役者魂!』はそういう風な見方があるのね。では、次回はその辺りにアンテナ張って見てみましょう。
東照宮」、うん、すっごくよくわかるよ(笑)。ああいう「和」の現れ方って、関西には絶対にないもん。なんか惹きつけられるんですよね。私も、最初に「東照宮」に行ったときには、目をパチクリさせてひたすらあの、どっちかというと「悪趣味」の領域に近い陽明門を呆然と見上げて、「なんじゃこりゃ〜!」(@まるちり)と心の中で叫んだ記憶がある(笑)*1
未來さんが、「ダリ展」見そこなって上野で「東照宮」に遭遇した☆っていうの、これはすごく象徴的な出来事だな、おもしろいなあ……。そして、無意識に彼がその邂逅をおもしろがってるとしたら、うーん、この森山未來という人の、「ナチュラル」(使ってみました)な感性って、いま凄〜く感度が良い状態にあるのかも!うん♪


余談。お母さんの、一番いい浴衣を着ちゃってる未來さんが見てみたいもんです(笑)。かわいらしいね♪

 

*1:東照宮って、伝統的かつ内在的なものが表に出た☆というよりも、鎖国鎖国といいつつ意外と国際的だった江戸時代に、日本的なるものが、外部との対比の中でその特徴を奇形的に突出させたって感じがする。それに加えて、家康顕彰という、「王朝」初期の政権にありがちの、とーってもわかりやすい権勢誇示が加わってるし。やっぱり独特だよなあ