『Invitation』2006-8

仕事でまたテンパリつつも、これを書くのは今しかない!今しかないんだ!!がおー…*1
…のじゅんさん、インタビュー記事☆☆でっす。

p.163「Stage 舞台人」*2


もうね、騙されたと思って立ち読みしてページ開いてください。白いポロシャツ、折り目も清々しい、むっちゃくちゃ爽やかなじゅんさんです。思わず、笑てしもたやないかい♪


ああ、でも私、やっぱりこの方、大好きです(照)。ほんっまに、かっこいいです。一言一言がとっても味が有る。じゅんさん、クレバーな方ですね…。すごいハイテンションで体当たりの芝居、その姿の向こうに、こんなに冷静で、静かに覚めた視線があるんだな。それをしみじみ感じさせる語り口です。

いろいろと思う事一杯で、もうもう、一つ一つに感想言って行きたいくらいだけれど、ここは我慢して一つだけ(笑)。

新感線は言うなれば、監督の指示通りに動いて得点を稼いで行く試合。(text by 岩城京子さん)

いやあ、ちょっと目から鱗の思いです。
これって、監督に全幅の信頼を寄せ、チームの中での自分の持ち場、試合展開に叶う自分の役割を見定め、そこで常に最上で最善のプレーをしていく、そして、最終的にチーム全体が勝利をおさめて行くってことよね…。
確かにそうかもしれない。「メタルマクベス」の舞台、観客の多くは一つ一つの演技に白熱し、声援を投げかけ一喜一憂する。そしてフィナーレでは、劇場全体がその勝利の歓声に酔いしれる。その高揚した感覚が、プロフェッショナルなアスリート達の最高のパフォーマンスの前に、熱狂し歓声を上げる感覚に近いものだったことに、今更ながら思い知らされました。ほんま、そうやわ…。


新感線の命がけの笑いだけではなく、外部公演の地図の無い自由さも楽しい、というじゅんさん。数多くの共演者が、彼の事を褒めちぎるという、じゅんさん。どうしようもない過酷なスケジュールで、一日睡眠40分で舞台に立っておられたことに触れ、それは本当はやっちゃいけないことなんでしょうけど、というじゅんさん。見る側の観客の満足を何より大事に考えてくれている、そのいつものじゅんさんの口ぶりが聞こえてきそうです。


演劇人生、21年目を迎えられるとか。

21年目にじゅんさんにやっと出会えて、ちょいと遅れを取ったけれど、迷いの無い境地に踏み込んだというその時期に間に合って、ほんまに幸せ。えっと、上條さんのお歳までだってまだ25年近くあるもんね(笑)。先は長いぜ。がおーー。
 

【付記】p.54には、『ブレイブ ストーリー』に関連して、松たか子さんと大泉洋さんとの対談もあります!
 

*1:大阪で、マーライオンの後に加わったじゅんさんの台詞、というか、台詞なのか?これ(笑)

*2:「ぶたいびと」と読むらしいです。なんぢゃそりゃ。