そんなへとへとの毎日ですが,帰宅して質素な夕食の食卓を華やかに彩って,明日への活力を持ってきてくれるのは,やっぱり誰かさんの映像です♪
 最近は何となく,『Boys Time』が私の心を引きつけてやみません。
 ほんとに晴れやかな表情で、体中でリズムを取って夢中で演技しているたった15歳の未來君。ほんとに幸せなんだろうなあ。嬉しくってたまらないって顔してるよ(笑)。やんちゃ坊主が,走り出したら止まらない勢いで,手も足もぐいーん☆って大きくのばして…。誰よりも高くきれいに飛び上がっちゃうくせに,色白の女の子みたいに優しい顔して。
 その誇らしげな笑顔といったら…。見てると,じーーんってして,いつの間にか画面が曇ってしまいます(泣笑)。


 あの時以来、いや、そのずっと前から、この人は、大好きなことを,一生懸命,夢中でやってきてるだけなんだよね。楽しくってたまらないから,全身全霊で走っちゃうだけなんだよね。私たちと何も変わらない。真面目でやんちゃで元気いっぱいの、まっとうな普通の感性をもった、一人の尊厳ある人間なんだよね。
 たまたま、大好きなことをする「場」がエンターテインメントの世界というだけ。そして,これはもう選ばれた者だけのことなんだけど、本人自覚してないかもしれないけれど(笑)、舞台の神様に愛された者だけがもつ輝きがあなたの跡をキラキラと追いかけて,とんでもない光をまとってしまうという、そう、それすらも、それだけのことなんだよね。

 

 隠し撮りのような卑劣なことが大手を振ってまかり通る世界。自分が信じる道を突っ走ってきた先に待ち構えるのが、そんな理不尽な環境だなんて、なんて悔しいだろう。自分が大事にすることどもが、そんな無礼な連中に、いいように扱われるだけでも腹立たしいだろう。


 でも、そんな連中は語るに足らないかんね☆
 清流も濁流も、これからももしかしたら足元に押し寄せて来るかもしれないんだけれど、あなたが目指す世界は、そんな連中の想像もつかない、まだまだずっと先に遠くの高い高い彼方。あなたがどんなすごい速度で歩いて行くのかも知らない人たちが、いくら追いかけたって無駄なんだもん。どんどん蹴散らしちゃえ☆
 泥に囲まれてるようでいても、あなたは泥の中から湖面に顔を出す真っ白の蓮の花のように、すっくとまっすぐ立っていてくださいね。大きな花を咲かせてね。腐海のただ中で、風を操って空に通じた、ナウシカみたいに。