プリマダム

 ピンチヒッターの金曜日(明後日か!)、ほぼ方向が定まってきたところ。それに気を許して、下のフロアで若い人たちとビールを一杯☆なんてことを挟みながら、仕事場に籠りっきりの一日。
 なんか、楽しいな。結構この仕事、おもしろいじゃん♪なんて調子良く思いつつ。


 さて、家に帰ってTVをつけたら、新ドラマやってました。NTV(こちらでは読売テレビ)の『プリマダム』。いきなり「白鳥の湖」が画面に映って、おおお!と釘付け。


 ストーリーはね…、なんか一話見ただけで先が全部わかっちゃうような感じもするのだが(苦笑)、黒木瞳の夫を演ずるのが古田新太さんだったり、バレエの特訓を母から受けるかわいい中学生が、修二の弟(@野ぶた)の中島裕翔くんだったり、バレエを熱愛するバーガーショップ店長が、アンフェアの監視官加藤雅也さんだったり、なかなかどうして、チャーミングなキャスティングです。


 しかしここは、そう、キャストと言えばなんといってもこの方を置いては語れますまい、バレエ教室主宰の土井匠を演じられる小林十市さん☆です。
 小林さんのバレエは、ペジャールの『くるみ割り人形』に出演されたのをDVDで見たことしか無かったのですが、いやあ、ドラマでは、惜しげも無く、むっちゃくちゃ美しいグランヒュッテを披露してくださいました。短い切り取られたショット内で、目視で数えられただけでも12、3回は回っておられたな、しかもまだ回転中で別カットにうつっちゃうもったいなさ(最後にまた戻りました)。それを呆然と見つめる加藤雅也の口から「36回…」なんて台詞がこぼれたような気もするけど…。
 いやあ、まったくもって微動だにせず、永久運動中の独楽のような美しさでした…。うっとり…。


 小林十市さんのダンスシーンが毎週あるのなら、はい、私、続けて見ますよん☆