3/12

 終わりました…。
 それにしても、白い人って何なんだろう…。


【追記】ちょいと加筆あり(3/13朝)。


 ソワレ、最後の最後に、未來さんが挨拶してくれました。そして客席も、初めてのスタンディングオベーションでした。
 みなさん、ほんとにお疲れさまでした☆☆ さらにブラッシュアップした虹を、東京で大きく架けてください!


 では、以下ヨロヨロと行ってみます。


 
☆★☆【ネタバレ危険】☆★☆
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 あまり頭が回らないので、マチソワごちゃまぜ、思いつくまま、順不同で…。

  • ソワレでのオープニング、Blue Skyでビョーン!と舞い降りる白い人、飛び降りた拍子に、白い尾ひれが頭にすっぽり被さってしまいました☆なんか、もうそのまま白く丸まっちゃえば!という勢いのオトボケ妖精くんでした。かわゆらしい(笑)。
  • その尾ひれの長さ、今日は少し短くなってましたね。でも、マチネだったかソワレだったか忘れたけれど、「木」の代わりに踊るダンスの最中、ベンチの手すりに引っ掛けちゃって、それを手で取り除くという場面が…。でも、その手が優雅でね、ちょっと笑っちゃいました(笑)。ダンス真っ最中だもんね、指先がダンスの指先でした。
  • 雑踏のシーン。白い人は、光を集めながら踊って行きます。光を胸に投げ入れる仕草がとても美しく不思議な世界。その白い人、安川先生と中山陽子さんとの間の隙間を、二人を照らす光を両方捕まえようとするかのように、腕を胸に抱え込みながら飛び越えます。その時、それまで目を合わせていなかった安川先生と中山さん、お二人がパタリと目を合わされます。そして二人微笑んで…。とても印象的なシーンです…。
  • 今まで書いてなかったのですが、WLの双子の喜始さんが、スクリーンの中で、少女の欲望を踊っておられます。このダンス、影だけなのでどなたかわからず、でも、踊りのキレも表情も素晴らしくて、一体全体、あの中の人は誰なんだろう……、最後の最後に、カーテンコールでやっと登場された姿を見て、「あ!喜始さんだ!」。初日、それがわかった時の驚き☆。そりゃあダンスが素敵なのは当たり前だなあ。でも、あの豊かな表情が影だけで見られないなんて、なんてもったいない…(苦笑)。でも、目が引きつけられるダンスです。
  • 今日、このスクリーン中のダンスを見ていてハッとしたのですが、「赤」かなあ「緑」かなあ、少女の欲望に影が差し始めた頃、踊っておられる喜始さんの表情が、「見え」たんです…!! 見えるはずのない影だけのダンスなのに、シルエットだけの横顔が、はっきりと、ぷっくりとムクれている。不満ではち切れそうになっている…。形のない欲望の蠢きが、はっきり影だけのダンスで表現されてました…。すごい…。
  • このスクリーンの少女、ラストではいつも、未來さんがリフティングして肩に座らせます。なかなか見応え有りますよ。時々ふらつくけれど(笑)、それもまたご愛嬌。
  • 赤のダンス、欲望を剥き出しに、象徴としての口紅を奪い合う人。欲望に応える形で集団に色をつけ、その露骨な争いを生むことになる「木」。このとき、「木」は笑っていません。それまでは、どんな欲望にも、静かに微笑んだり楽しく笑ったりしながら色を施していた「木」。ここでの厳しい表情は、影の導入にもなってるのでしょうか。
  • 黄の人。ホントにおかしい!星野さんの笑顔がこぼれるだけで、場内大爆笑なのは何故?(笑)。宇田先生の髪留めと上衣インのパジャマもたまらないし。今日は、足の鋲を白い人にねじ込む、その場所が変わってました。昨日までは、中川@黄色い人は、白い人の足の甲にネジネジってしてたんですけれど、今日のマチネは、膝頭にネジネジ。ソワレでは、足をおもむろに持ち上げて、その足裏にネジネジ☆足を戻して、その足の甲をご丁寧にしっかりベンチに押さえつけてました。ひどーー(笑)♪
  • まだありますよ!このシーンの最後近く、黄色三人組が手に手を取ってくるくる回る場面です。マチネでは、中川さんが、軽くポンと「白い人」の肩を輪の中に押し込み、しゃがみ込んだ白い人の周りを三人がカゴメカゴメ状態でした(笑)。ここ、ソワレはまた変化しててね、昼と同じように、輪の中に入ろうと腰を屈めた未來さんの肩を、中川さんがボンと突き放し、仲間に入れず、輪の外で白い人は苦笑状態でカゴメカゴメを眺めてます。もう、両方とってもおかしい(笑)。中川さんおかしい!
  • エンディング間近で、下手に歩み出た白い人が、耳に手を当て暫く何かを聞いた後、手のひらに乗せた、なんだろな、魔法の粉かなにかかな、それをフッと吹き飛ばす場面があります。この場面、初日は何かのはずみで、未來さん、「ポッ」って言ってはりました(笑)。それがまたかわいらしかったんだけれどね。その後はずっと普通に「ふっ」でした。

 この後、冒頭にも書いた、カーテンコールでのご挨拶が有りました。
 一回目、いつも通り未來さんがぺこりとお辞儀、皆さんを左右から呼び寄せて、あの可愛らしい少女が佐竹先生と走り出して来て、ほらとってもピカピカのご挨拶です☆ 一旦皆さんはけて行って、カーテンも閉まり客電が付き……でも今回は、拍手がなかなか鳴り止みません。再度、カーテンが上がります。まん中には白い人。じっと拍手が静まるのを待ってます。あら、ご挨拶かな?(笑)

 なかなか鳴り止まない拍手をニコニコ見ている、さっきまで白い人だった、ほんとに白い人です。とうとうしびれを切らしたのか、口に拡声器みたいに手を当てて大きな声で「ありがとうございます!」一気に、拍手は止みました(笑)。


 「神戸でダンスライブを開けたことが本当にうれしいです。今日、無事に神戸での公演を終えることはできましたけれど、まだこの後東京公演があるので、この後も気持ちを引き締めてやっていきたいと思います。けれども、こんなにたくさんのお客さんに入っていただき、本当に嬉しく思います。どうも、ありがとうございました!」


 こんな内容だったかな。なんだか聞いててとっても頼もしい気持ちになりました♪
 発展のまっただ中、進化のベクトル斜め上方がっちり堅持のこの舞台、どこまで空の虹に近づくのでしょうか。もしかすると、どこまで近づいても満足しないのかもしれないですね。この、まっ白な、とびっきりの舞台に住むスピリットは。




 まだまだ書きたい細かな点いろいろ有るのですが、そろそろ日常にもどらないとだめみたい…(笑)。
 明日以降、また折りを見て、書き足して行くということにします…。


 神戸で大きくかかった虹、東京では、きっと違う色彩でもっとピカピカの虹がかかるはず!楽しみだ☆