BATBOY THE MUSICAL@シアターBRAVA!（大阪1/27ソワレ）
とうとう、来ました。大阪初日。今回、既に何度も見てるとはいえ、やはり身震いします。昼間からもうソワソワ落ち着かないったら（苦笑）。
速報に毛が生えた程度のレポですが、エドガーが元気だったかどうかハラハラしておられる方も多いかと思いますので、サクッとご報告、行ってみます！
依然、ネタバレ危険でお願いします！
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１幕目
- 席は、E列（５列目）右サイドでした。
- BRAVA!は、これまでのホールと比べると、ほんっとに小さい。手の届く範囲に全て有るような親密な空間です。やっぱり、BBはこれくらいのコンパクトなサイズ、大きな古時計の中みたいな空間がいい。うん、いいぞ…。
- 座席数も少ないです。で、特筆すべきは、２階席！この劇場の特徴ですが、完全に１階の中通路の真上まで二階が低く張り出してます。だから、２階の前列はとーっても見やすい。一方の１階ですが、はい、BRAVA!は何度も来たこと有るんだけど、今までわりと後ろの席が多かったんです。５列目なんて初めて。それでわかったのは、１階６列くらいまで、ほとんど座席の勾配がないんです。おまけに舞台が低く目線より下ので、私の位置からは、エドガーが寝転がったら完全に前の人波に埋もれちゃいました（涙）。
- 今回の、DANGER袋、ちょっとブカブカしてます。新調したのかな？東京公演くらいのキチキチがいいんだけどなあ（笑）。
- A HOME FOR YOU、ちゃんとエドガーのお顔が見えました。一生懸命ママを見つめるけなげな姿に涙。
- 今日の町長。「牛が100頭も無い！」「私、肉好きよ、私、食べちゃったのかしら、そんなはず無いわよね、そんな時は、回転、回転、回転、そしてポーズ…」。
- えいっ一気にお勉強シーンまで飛んじゃえ。
- 三角の角で、えずくエドガー。かわいいなあ。
- 鼻を鳴らし合う二人（笑）。ママの真似をするのが嬉しくってはしゃいでるエドガー、かわいいよ〜。
- 「こーん」で両手を右斜め上に掲げ、「ちわー」でその手を左斜め下に払い下ろしますよね（笑）。最初、その手真似だけして、褒めてもらいたそうにニコニコしてるの、かわい！
- で、今回、「こーん」と「ちわー」の間の「に」に、振りが付きました♪「に」でね、両手の人差し指で、ホッペタをプニ☆って押すんですっ！何なんそれ〜可愛すぎるやんか〜！杜さん、二、三回、エドガーにやらせてくださいました。小首をかしげて自分のホッペをプニって押すエドガー…。ううう（泣くしか無い）。
- ご当地ネタは、「おっちゃんこれなんぼ？」でした（爆笑）。「言えるでしょ！」って言われ、しばらくウゴウゴしてて、低い声で「おっちゃんこれなんぼ！」ってするりと言うエドガー（笑）。きゃー…。杜さん、「取りあえず、この二三日は役に立つわよ」ですって（笑）。ひゃー、かわいいなあ、杜さん！ 続いて、「これ、まけてえな」です（笑）。これも、しばらくウゴウゴした後、ニヒルに「これ、まけてえな」と言っちゃうエドガー。笑ってるよ〜、目がないよ〜（笑）。
- この、言い出すまでのウゴウゴとタメ、去年の「もうかりまっか」より、明らかにうまくなっておられますね〜。じらしつつも間を外さない、絶妙のタイミングで絶妙の言い回し☆。すごいすごい。
- さーて、じゃあ、ちゃんと座って言ってみよう！そうなんです、そうだったんです（笑）。いつものように、椅子にお靴ごと飛び乗っちゃったエドガーに、メレディスは、ダメ！毎日言ってるでしょ！ってお叱りのことば。ところが、今回その直後、ママはエドガーを見て、「でも、それもヤンキーみたいで可愛い☆」って言ってそのまま放置。だから、エドガーはあんよを椅子から下ろさぬまま（笑）♪
- 「こども」なんですけれど（笑）。ママは、「さっきのが言えたら、これはバカみたいに簡単よね。簡単に言えるわよね、いい？“こども”」案の定、エドガー、すんなり言っちゃいましたよ♪ ほんと、杜さんと未來くん、息、ぴったりですね！！
- 「しーん、こー、ふっくゎーつ、しうかい」、私の好きな、低音＆外国語風バージョンでした！うきゃ。
- おへそが有る〜（涙）。ここで、私の斜め後ろくらいの男性がくすりと笑っておられました。新宿でもその経験が有るの。男性がそこで小さく笑う…。私はひたすら感動する場面なんだけどな。この場面、男女で感じ方、違いますか？
- ウサギの血の量、とんでもなかったです。あ"〜〜！！って後ろにのけぞってる時、頭から首筋から、蛇口から細く水が流れるように、途切れなく背後に滴り落ちてました。どんだけ浴びてんにゃな、ほんま…。
- 福井さん、今日はとんでもない凄みでした。半分壊れてて、危なくなってる男の、高く乾いた歌声、戦慄が走りました。すごい…。
- COMFORT AND JOY。ここで、未來さんの汗しぶきがすごかった。歌に入る直前。お腹を抱えて苦しみながら前傾、ギリギリ溜めて、その後勢いよく上体をのけぞらせる場面で、数十の白い真珠みたいな粒が、一斉に天に向かって飛び散りました。まじできれいで…どきどき。その後も、俯くたび、首を振るたび、真珠がまき散らされます。口を開けば、mistのつばき…。すごい迫力です、ほんま…。
２幕目
- LET ME AMONG YOU。とてもいいです。でも一つ気づいたこと（笑）。「やさしい声ききたくて」以降のキーが、少し高くなっちゃいました。彼、声が高い方がきれいですよね。とってもいい調子のキーの高さです。バンドさんが一瞬でそのキーに合わせて演奏を続けられたことに感動☆ さすがプロだな、当たり前か、でも、全員が瞬時に対応しておられました。うーん、とっても気持ちいい（ホクホク）。
- ぶんぶん洟をかむエドガーも、受けてましたよ〜。にこにこ。
- チルチル♪ 牧神の登場で爆笑☆です。おちゃめな牧神は、両手でピースマーク、それを左右に振り振りしながら登場されました。いくらラブ＆ピースだからって（笑）。いえいえとってもいいよ！かっこいい。それにしても健さん、声、すてきだなあ…（うっとり）。
- エドガーの側転、スピードが有ってかっこいい。白いお腹がぺろりと見えるのもかわいい（笑）。
- とっても楽しいよう☆ 未來さん、背中をピンと伸ばして顎を引くと、ほんっとに幼い子供みたいに見えますねえ。ライオンさんに月桂樹の冠かぶせてもらう姿勢がそれでさ、すごーく好きなの（笑）。
- でも、今日はスロープの上が何だか大混雑☆みんなをかき分けかき分け駆け登って行ったので、あの優雅な左手さばきはあまり発揮されず、ちょいと残念（笑）。
- APOLOGY TO A COW、日に日に日に日に凄みとぞっとする絶望の怖さが募って行きます…。
- やあ、父さん！から後の一連の、父から一瞬も目をそらさず言い募る絶望の暗さといったら…（涙）。
- そして、牛の頭を置いてスロープ下に跳ね飛んで行って泣きながら歌うエドガーの切ないこと…。その後スロープに戻って、「家族なんていないんだ…」の茫然とした独白風の響きも心に痛い…、で「幸せな日々など」からの怒りを振り絞るような叫び。もうもう、ものすごい、です…。
- それもそうなんですが、明らかに東京より悲しさと暗さが増してると思ったのは、パーカー夫妻の告白を聞いた後のエドガーです。ゆっくりと顔をメレディスに向けて、「ぼくに死んで欲しかったんだろ、そうだろ？いいんだっ」と言う、その、ことば…（泣）。
- 「魂？」わーん（泣）。
- パーカー先生の足元、寸分違わぬ位置にシュタッと着地する、そのジャンプの高さといったら…。なんという身体能力とバランスなんでしょう…。
- パーカー夫妻が倒れ伏すのを見届けるエドガー…。わ、わらってるよ、愛しそうに…（号泣）。
- そしてそしてそして…、最後の「ぼくは人なんかじゃない、けものなんだ…」を口にする時も、ああぁぁ、笑ってるよ、エドガー…（涙）。微笑んで安心したかのように…。わーーん（涙）…そうだったんだぁ、エドガーは最後の最後に、人間ではない獣なんだと、自分をそう感じて認めて、そしてそして、「人間世界」を後にするのにあんなに安堵した表情でいたんだ…。ああ、今年のエドガー…そうやったんやね。胸ぐらつかんで揺さぶられたみたいな、衝撃でした。
- エドガーがガバっと起き上がるのは（これは新宿で確認したことだけれど書いてなかったな）、「あの叫びが！」の「が！」です。それと同時に上体を起こす。美しい。
- もう、今日はそんなでへろへろでした。
ともかくBBカンパニーの迫力、とんでもなかったです。明日から参戦される方々、どうぞ心してお出かけください。すごいことになりそうですよ。福井さんのキレた歌声も、かなり危険度が高いです。
ああもう、BATBOY、大好き。
