去年の記憶

 朝からやっていること。
 締め切りの迫っている仕事,長短20本の処理と,先週の会議結果の総括書類作成と,ほんっととんでもない予定外のことだっただけれど,身近に起こったちょっとした事件の報告書作成。
 一日中,パソコンの前から離れられない。


 去年,自分のしたい仕事優先で行こう!ってつくづく思ったのはどこのどなたさんでしたっけね?
 こちらの意思にお構いなしに流れ込む水って意外と甘いもんだから,流されるのは時に楽で,しかも仕事したみたいな錯覚を一瞬与えてくれるから…。
 その流れを止めよう!って思ったんだよね。そう。
 ちょうど1年くらい前の,まだ暑くて蒸し蒸ししていた9月のあの土地で。


 友人が速攻で送ってくれたArigatoのPVを眺めながら
 やっぱり近づく台風の気配を感じながら


 今もArigatoのPVを流すと,あの粘っこい空気やら何やら,時間が巻き戻るみたいに思い出しやす。
 そこに最近は,「名前のない馬」が重なるから,ややこしい(苦笑)。


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 そうそう,さっきちょっとおかしいことがありました。
 仕事の打ち合わせで、ある青年がOffice来訪。1981年生まれだそうです(笑)。いまのプロジェクトに入ってもらってそろそろ半年というところかな。
 前回の指示を確認して,「最近記憶があやふやであかんのよ」なんて言ったら,「何言ってるんですか。お若いのに」って真顔で返されました(笑)。
 「おっと。キミにそんなこと言われるとこたえるねえ」って笑ったら,その青年,はっとした顔で「すみません,変なこと言いました」と小さい声で言いながら,そっぽ向いて真っ赤になっちゃいました。

 何だか微笑ましくて,ちょちょっとからかいたくなったのですが,それじゃあどこぞのオヤジと同じだと思ったのでやめときました。いやあ,「お若い」なんて言われるようになっちゃあ,おしまいですね(苦笑)。


 さーてさてさて,またひと仕事すっか。